人事担当者の感じる社内でのSDGsへの課題、「リテラシーに不安がある」が45.9%、「取り組みを具体的に感じられない」が45.0%
〜約8割が「社員がSDGsを考えるきっかけとして、エコバッグを利用したい」と回答〜
サスティナビリティを軸に大手アパレル企業や一般社団法人などへのブランディングおよびマーケティングのコンサルティングやソリューション・デザイン提供を行う、株式会社MILKBOTTLE SHAKERS (本社:大阪府箕面市、代表取締役:喜多泰之、以下 MILKBOTTLE SHAKERS) は、25〜40歳の企業人事109名に対し、「人事活動とSDGs」に関する調査を実施しましたので、お知らせいたします。
- 調査概要
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年6月29日〜同年7月1日
有効回答:25〜40歳の企業人事109名
- 社員のSDGs理解度はやや低めである結果に
・1:3.6%
・2:8.3%
・3:16.5%
・4:12.8%
・5:8.3%
・6:8.3%
・7:10.1%
・8:8.3%
・9:11.9%
・10:10.1%
・わからない:1.8%
- 具体的なSDGs活動としては「女性の登用」「環境配慮型商品」など
・女性の積極的な登用:54.7%
・環境に配慮した商品・サービスの提供:50.9%
・福利厚生の充実:45.3%
・グリーンエネルギーの活用:43.4%
・ICT技術によるデジタル化:37.7%
・省エネルギー:35.8%
・ワークライフバランスの重視:26.4%
・海外支援:18.9%
・SNSやメディアでの広報活動:17.0%
・教育・啓蒙活動:17.0%
・その他:3.8%
・わからない/答えたくない:0.0%
- その他のSDGs推進活動は「障害者採用」「省エネ」など
<自由回答・一部抜粋>
・39歳:省エネやリサイクル活動
・30歳:障害者採用
・30歳:啓発活動
- SDGs推進に難航している理由は「関心のなさ」「考え方の古さ」など
<自由回答・一部抜粋>
・25歳:メディアであまり話されない
・35歳:わかりやすさ
・36歳:年配社員の考え方の古さ
・29歳:システマチックにできない
・35歳:障害者への配慮
・38歳:そもそも関心がない職員が多い
- 8割超の人事が「人事面でSDGsアクションは重要」と回答
・非常に思う:34.0%
・少し思う:46.8%
・あまり思わない:16.5%
・全く思わない:1.8%
・わからない/答えられない:0.9%
- 重要であると感じる理由「働き方改革の現状を示す」「企業のビジョンを具現化して示す」など
・働き方改革の現状を示したい:54.5%
・企業のビジョンを具現化したモノとして示したい:53.4%
・環境意識が高い企業であることを示したい:37.5%
・女性の活躍できる企業であることを示したい:28.4%
・同業他社との差別化ができる:27.3%
・その他:3.4%
・わからない/答えられない:1.1%
- SDGsアクションへの課題「リテラシーへの不安」「取り組みが具体的に感じられない」など
・リテラシーに不安がある:45.9%
・取り組みを具体的に感じられない:45.0%
・社員レベルまで意識が浸透しているか不安:25.7%
・どういうアクションをすれば良いかわからない:19.3%
・発信のしかたがわからない:19.3%
・形だけの発信になってしまっている:19.3%
・社内にSDGsに明るい人がいない:13.8%
・求める人材がSDGsをどれくらい意識しているかわからない:10.1%
・その他:4.6%
・特にない:1.8%
・わからない/答えたくない:1.8%
- 約8割が「社員がSDGsを考えるきっかけとして、エコバッグを利用したい」と回答
・とても利用したい:34.9%
・利用したい:44.0%
・あまり利用したくない:16.5%
・全く利用したくない:3.7%
・わからない/答えられない:0.9%
- 利用したい理由「SDGsに関心や知識を持った人材を集めるきっかけ」「形のある活動をしたい」など
・SDGsに関心や知識を持った人材を集めるきっかけになる:62.8%
・SDGsをビジョンに掲げている企業として、形のある活動をしたい:41.9%
・社員がSDGsをわかりやすく実感できる体験企画だから:32.6%
・テレワーク下でも会社としてSDGsのアクションができる:31.4%
・SDGsアクションをしている企業としてブランディングしたい:22.1%
・その他:2.3%
・わからない/答えられない:1.2%
- まとめ
まず、現在の従業員のSDGsに対する理解度を1(最も低い)〜10(最も高い)の10段階で聞いたところ、「3」「4」が主になりました。一方で、20%以上を獲得している段階は存在しておらず、企業によってまちまちであることが見て取れます。
また、8割超の人事が「人事面でSDGsアクションは重要」と回答しています。その理由を聞いたところ、「働き方改革の現状を示したい」「企業のビジョンを具現化して示したい」など、実際に具体的な行動としてSDGsを示したい、という理由が多く回答されていました。しかし、先ほどの従業員の理解度データを鑑みると、まだ社内全体で動けている企業はあまり多くはないようです。その課題としては、「リテラシーに不安がある」「取り組みを具体的に感じられない」といったことが多く挙げられていました。企業活動の中で社会課題を自分ごとにできる人材の存在や、企業として行った施策がわかりやすくSDGsに結びついているかという点が重視されていることがわかりました。
その傾向は、約8割が「社員1人1人がSDGsについて深く考えるきっかけになる、オフィスビルでの買い物や、テレワーク時の買い物に気軽に活用できるエコバッグを利用したい」と回答していることからも感じることができます。エコバッグという身近なものからSDGsや環境問題を実際の行動に合わせて意識してもらうことが求められているようです。また、この取り組みを通じて、SDGsの取り組みをしている企業としてのアピールにもなると考えられます。エコバッグを利用したい理由としては、「SDGsに関心や知識を持った人材を集めるきっかけになる」が62.8%、「SDGsをビジョンに掲げている企業として、形のある活動をしたい」が41.9%と、企業としての取り組みを内部だけでなく、外部に向けても発信していきたいという意識が感じられるものでもありました。SDGsを実感するためには、まず1人1人が意識的に行動をすることが大事になっています。その第一歩として、エコバッグは気軽に取り入れられるSDGs施策として有効かもしれません。
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「EGO BAG」にならないような「ECO BAG」。人にも環境にも優しく、売る人と買う人で共創する、持ち歩くことで、世界が変わる。それは単なるエコ素材の採用という物理的次元だけではなく、 社会全体でポジティブなアクションとカルチャーをつくり、本当の「エコ」バッグを目指します。Loopach®︎はエコバッグに代わる、新たなパッキングプラットフォームです。
サービスURL:https://loopach.com/
- 会社概要
会社名 :株式会社MILKBOTTLE SHAKERS
所在地 :〒562-0014 大阪府箕面市萱野1-8-20設立 :2019年6月12日
代表者 :代表取締役 喜多泰之
URL :https://milkbottle-shakers.com
事業内容:
Division1
・企業のブランディングおよびマーケティングに関する企画、調査及びコンサルティング業務
・マーケティングに関連するデザインの企画並びに制作、制作物の販売 (ロゴデザイン、Webサイト など)
・各種イベント、展示会、キャンペーン等販売促進に関する行事の企画立案
・衣料用繊維製品、羽毛紳士服、婦人服、子供服、肌着、身の回り品の輸出入並びに販売
・インテリア用品雑貨、家具、繊維製品、衣料品の企画・デザイン、製造並びに販売及びコンサルティング
ABS (Applied Business Shakers)
・Division 1 / Division 2 領域を掛け合わせた自社ベンチャー事業開発
Division 2
・社会福祉事業に関する企画、調査、運営、受託、並びに経営コンサルティング
・SDGsに関連するコンサルティングやアドバイザリー
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