AIを活用した自治体電話対応の状況分析を開始
沖縄県竹富町役場にて、行政サービスのDXとBPRに向けた基礎データ収集へ
ITコンサルティングを手がける株式会社ブルー・オーシャン沖縄(本社:沖縄県那覇市、代表取締役:岩見 学)と、音声・電話に関連したAIシステム開発事業を展開する株式会社アセンド(本社:東京都新宿区、代表取締役:佐藤 博)は、この度、沖縄県竹富町役場において、AIによる通話内容分析のためのデータ収集を共同で開始します。
1.実施の目的と背景
竹富町役場DX課では、行政サービスの質的向上(DX)を目指し、業務プロセスの抜本的な再定義(BPR)を検討する中、客観的な「エビデンス」に基づいた基礎データを収集することが急務となっていました。
職員の電話対応が多いほど、コア業務(中核となる業務)の生産性が下がると認識されています。本事業では、この電話対応業務から職員を高付加価値業務へシフトさせ、住民サービスの向上に貢献するための客観的なデータを得ることを目的とし、役場にかかってくる外線通話の全ての内容をAIによりデータ化・分類・分析します。
2.収集データの主な活用用途
収集・分析された会話データは、以下の3つの用途で活用され、業務効率化と住民サービスの質の向上に貢献します。
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最適なITツールの要件定義:
「1対1の通話コミュニケーション」に代わる、効率的かつ効果的な情報伝達を可能とするITツール導入のための詳細な要件を定義します。 -
組織編成の最適化に向けたエビデンス:
電話に付帯する業務量を定量的に測定し、組織編成のあり方や人員配置の最適化に向けた客観的根拠とします。 -
デジタルデバイド層への啓発プラン策定:
LINEやチャットツールなどのデジタルツールを日常的に利用しない層(デジタルデバイド層)の問い合わせ傾向を詳細に分析し、この層に対する最適な情報提供やデジタル啓発活動のプランを策定します。
3.事業実施期間
本事業の実施期間は、令和8年3月下旬までを予定しています。
4.事業主体 会社概要
会社名 株式会社ブルー・オーシャン沖縄
所在地 沖縄県那覇市
代表者 代表取締役 岩見 学
事業内容 ITコンサルティングサービス
会社名 株式会社アセンド
所在地 東京都新宿区
代表者 代表取締役 佐藤 博
事業内容 音声・電話に関連したAIシステム開発事業
5.本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社ブルー・オーシャン沖縄
担当 崎山 喜一郎
電話 098-917-4849
E-mail info@boo-oki.com
以上
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