シンフォニード社、15周年を期に2024年10月、東京本社をトレードピアお台場へと移転。人材業界の動向を振り返り、今後の展望を発表いたします。
株式会社シンフォニード(本社:東京都港区、代表取締役社長:松田智久、以下シンフォニード)は、今期15周年を迎えました。この節目に、シンフォニードでは、東京本社を東京都千代田区から港区台場にあるトレードピアお台場へと移しました。
【トレードピアお台場へと東京本社を移した背景】
当社が新たに本社を置いたトレードピアお台場は、多様な特徴を有する港区の臨海副都心エリアに位置しています。港区は、森記念財団 都市戦略研究所の「東京23区都市ブランドイメージ調査」において、一貫して高い評価を得ており、特に「経済・ビジネス」「研究・開発」の分野でトップにランクインしています。
出典:森記念財団 都市戦略研究所「東京23区都市ブランドイメージ調査」(日本の都市特性評価(Japan Power Cities /JPC)2024 概要版)。JPCは、国内の136都市と東京23区を対象としており、東京23区については東京23区の中で偏差値を算出している。
https://mori-m-foundation.or.jp/ius/jpc/
臨海副都心は台場地区、青海地区、有明南地区、有明北地区の4つのエリアで構成されており、近年は、大企業の本社屋兼物流拠点が構えられるなど、街としての発展も進んでいます。その中でも、トレードピアお台場には、IT系のグローバル企業や東証一部上場企業が多数入居しており、当社はそういった大手企業とも肩を並べて、切磋琢磨すべく、15周年を機に、拠点移転に踏み切りました。
【15年の歩みと人材業界の動向を振り返り、展望を語る】
3万⼈超の転職支援実績を誇るシンフォニード社は、これまでAI等の技術の進化やリモートワークの普及といった社会変化に伴い、SES事業やRPO(採用代行)サービス等、事業の幅を広げながら、企業の人材確保を支援する総合的なソリューションを提供してきました。
15周年の節目として、シンフォニード社の代表取締役会長 兼 CEO 松田智久が、これまでの歩みと人材業界の動向を踏まえた上で、今後の展望を語りました。
<人材業界の15年間の動向を振り返って>
「会社と共に成長してくれる人材を採用したい」という企業側のニーズは、時代が変われど一貫しているように思います。反面、求職者サイドを見ると、叶えたい環境や条件は多様化し、さらにコロナ禍を経て、働き方も大きく変わってきました。
また2023年の「正社員の平均初年度年収推移レポート」「正社員求人件数・応募数推移レポート」によると、2023年の正社員の平均初年度年収は456.66万円とコロナ影響前の2019年平均からは19.0万円増を示しており、多くの業種で賃金の上昇が報告されています。特にIT関連分野では人材への需要が増し、平均初年度年収が518.4万円(前年差+4.6万円/全業種1位)と、高スキルの経験者を求めて、高い年収を提示していることが伺えます。
出典:マイナビ転職「正社員の平均初年度年収推移レポート」と「正社員求人件数・応募数推移レポート」の2023年総評。総合転職情報サイト『マイナビ転職』に掲載開始された求人情報、応募数から「雇用形態が正社員以外」の場合は除外し集計している。
https://jinjibu.jp/news/detl/23369/
コロナ禍で急速に普及したテレワークについても、コロナ収束後も求職者のニーズが継続して高く、「働き方」に対する考えが大きく変わってきていると感じます。
「令和5年度テレワーク人口実態調査」を見ても、コロナ禍後、多少の揺り戻しはあったものの、首都圏ではテレワーカーが38.1%と高水準を推移。全国平均を見ても、約25%がテレワークを継続していることが分かります。
また同調査によると、継続意向のある雇用型テレワーカーの実施希望頻度は週5日が最も多く、半数以上が週3日以上を希望していることが伺えます。また、7割以上は週1以上の出社と組み合わせたハイブリットワークを希望しています。
同調査では、テレワークをするようになってから、約4割の人が生活全体への満足度が上がったと回答している反面、「運動不足になる・外出が減る」(53.6%)「コミュニケーションがとりづらく、業務効率が低下する」(49.3%)「オン・オフの切り替えが難しくなる」(43.0%)と多くの人が悪影響も感じていることも伺えます。
出典元:国土交通省「令和5年度テレワーク人口実態調査-調査結果(概要)-」。就業者を対象に、有効サンプル数40,000人にWEB アンケート調査を実施。
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001733057.pdf
<シンフォニードのこれまでと今後の展望>
少子高齢化によって労働者人口が減少し、求職者が求める働き方が大きく変わっている中で、採用の方向性に苦慮する企業が増えています。採用の難易度が上がっている中で、自社で活躍してくれる人材をどのように採用していくべきか。
こういったお客様の「人」の課題と当社は15年間向き合いながら、顧客のニーズに合わせて、採用戦略から戦術まで一貫したサポートを行える体制を整えてまいりました。
インターネットの普及により、求職者は就職・転職先候補の情報を無数に入手できるようになりました。しかしながら、残念ながら、入職後のミスマッチは減っていないように見受けられます。
求職者の希望と100%合う会社を見つけることは、極めて困難です。だからこそ、求職者の方々にとってどんな価値観や想いが譲れないのかをまず見極めたうえで、企業側のニーズにも併せて条件をすり合わせていくマッチングの重要性が高まっています。
適切なマッチングをより多く実現できれば、社会で活躍できる人材の可能性を更に発掘でき、クライアント様の企業成長はもちろんのこと、日本経済の活性化に貢献できると信じて、当社は、従来の人材紹介業に加え、2024年にはSES事業やRPOサービスを新たに展開して参りました。
時代が変われど、お客様が叶えたいこと、企業が叶えたいこと、更には、当社の社員が叶えたいこと、これら全ての「叶えたい」を「いつか」から「今」へ変えていきたいという当社の理念には何ら変わりはありません。
事業を通じて、一人ひとりの仕事を含めた生活全般を豊かにするための提案をすることを使命として、今後も100年企業を目指して、事業を拡大してまいります。
【シンフォニード株式会社とは】
【会社概要】
社名:株式会社シンフォニード
本社所在地:東京都港区台場2丁目3−1 トレードピアお台場 7F
代表取締役:松田智久
事業内容: システムエンジニアリング事業・中途採用支援事業・新卒採用支援事業
設立: 2009年11月
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