ソニーとTHUによるグローバルチャレンジ「Sony Talent League by THU」本年度のファイナリスト3組を発表!
グローバルクリエイティブコミュニティ「Trojan Horse was a Unicorn」(通称THU)は、ソニーグループ株式会社(以下、ソニー)と手を組み、デジタルエンタテインメント業界における垣根を越えた“次世代の才能”を全世界規模で発掘するため2020年より「Sony Talent League(ソニータレントリーグ) by THU」を開催しています。若い世代のクリエイターたちが不安に打ち勝ち、クリエイティビティの可能性を十分に発揮することを後押しする本施策は今年第2回目を迎え、この度ファイナリスト3組が決定しました。
・Elizabeth Dix & Gracie Dix(米国)
作品:『Knowhere, U.S.A』
6~11歳の児童を対象にした教育系アニメ&ゲーム。
11歳のパキスタン系黒人ニューヨーカー モシ・モーガンが、母親のホームタウン「ノウウェア」に引っ越すまでを描く。秘密の街「ノウウェア」の住人は誰もがある分野の専門家。モシは普通の子供の自分が、どうすれば特別な市民の中に溶け込むことができるのか考えなければならない…。「これからの教育はテクノロジーと切り離すことができません」。Dix姉妹は、物語性のある楽しいゲームコンテンツを提供することで、世界の新しい波をリードする存在を目指す。
・Paula Bonaval(スペイン)
作品:『Carmela, A Life of Freedom』
VFXと科学と社会活動を融合させたドキュメンタリー映画。
PCAと呼ばれる珍しいアルツハイマー病の変種と診断された主人公カメラの物語をVFXアーティストの娘が描く。PCAは視空間の制限により、顔を認識したり、基本的な作業ができなくなる病気だ。PCAを発症した人はどのように世界を見ているのか…。さまざまなVFXを用いて特定の症状を表現する。
家族や医療従事者が彼らを理解する上で、また、同じような境遇の人々が社会の理解を得る貴重な機会となることを目指す。
・Jide Johnson(イギリス)
作品:『Family Britannia』
2D、3D、アンリアル・エンジン、音楽制作、ナレーションを組み合わせた、Z世代の感性あふれる大人向けのユーモアたっぷりのアニメーション。
『Family Britannia』は、イギリス生まれでナイジェリアの血を引く天才暗号解読者エドワード・ジョンソン(18歳)の物語。ブロックチェーンや暗号資産の海原を航海しながら、新しい家族のカタチやスタートアップを探求する。
STLのメンターシップを受けながら、テレビ放送に向けた3分のパイロット版の制作に挑戦する。
本年度もアメリカ、日本、ウガンダ、中国、ポルトガル、コスタリカ、レバノン、韓国、ドイツなど、多くの国から寄せられたアイデアを、デジタルエンタテインメント業界のトップランナーと有名クリエイターによる審査員兼メンター陣が厳選に審査。ノミネートされたトップ10の中から一般投票を経て、ポルトガル時間の2022年1月7日、ついにファイナリスト3組が発表されました。
今年度の応募作には、さまざまな分野がクロスオーバーする興味深いアイデアが多く集まりました。クリエイターが直面するメンタルヘルスに着想を得たゲームや、VFXと社会活動を融合したドキュメンタリー映画など、現代社会を反映した画期的なアイデアが集まりました。また、惜しくもファイナリストとはならなかったものの、日本からはYusuke Takahashi氏の『behind』がノミネートされています。
「Sony Talent League by THU」TOP10(Yusuke Takahashi)※映像は英語です。
デジタルエンタテインメントの次の時代を担う存在となりうる3組のクリエイティブの過程を、公式サイトでレポート予定。ぜひ「Sony Talent League by THU」の公式サイト(https://www.trojan-unicorn.com/ja/challenges/sony-talent-league-edition-ii)で、次世代クリエイター誕生の瞬間をご覧ください。
審査員兼メンター:
福原志保(アーティスト、研究者)
吉田修平(ソニー・インタラクティブエンタテインメント インディーズ イニシアチブ 代表)
塩田周三(株式会社ポリゴン・ピクチュアズ代表取締役)
デビッド・プレスコット(SVP クリエイティブ制作)
カラ・オロパロ(アニメーション制作マネージャー, コンサルタントおよびトレーナー)
ケビン・ヤング(The Mills ロンドンスタジオ クリエイティブ・テクノロジー・ヘッド)
クリス・パーン(監督)
サリー・スレード(Magnopus 社/リード・エンジニア、AR・VRディベロッパー)
サラスワティ・バルガム(Dancing Atoms Films/作家、映画監督、クリエイティブプロデューサー)
スコット・スタフォード(Pollen Music Group / 作曲家、サウンドスーパバイザー)
タイリー・ディリヘイ(ソニー・ピクチャーズ アニメーション/監督)
※「Sony Talent League by THU」の詳細については下記をご覧ください。
■第二回「Sony Talent League by THU」
【応募期間】2021年10月8日(金)~2021年11月28日(日)(ポルトガル時間) <募集は終了しました>
【人数】個人でもグループでも応募可能(チームメンバーは最大4名まで )
【参加資格】 分野を問わずデジタルエンタテインメント業界で活躍する18歳から35歳までのクリエイター ※プロ、アマチュア問わず
【賞品】 ファイナリスト:10週間のメンターシップと最大10.000€(約130万円)の制作支援金
グランプリ:ファイナリストの賞品に加え次回のTHUイベントへの参加権(チケット、旅費、宿泊費、食費)
【「Sony Talent League by THU」について】
「Sony Talent League by THU」は、アニメやゲームまた映像やVRなどデジタルエンタテインメントのジャンルや手法の垣根を超え未来を見据えた新たな才能の発掘とニューノーマルな価値の創造を目指したプログラムです。これからの時代に新たな価値観をもたらすクリエイティブアイデアを全世界から広く募集し、選考を経てファイナリスト3チームを選出。ファイナリストたちには、THUコミュニティを支える著名クリエイター陣から10週間にわたりメンターシッププログラムと共に、制作支援金が提供されます。さらにグランプリのチームには、プライズが授与されます。
・公式サイト:https://www.trojan-unicorn.com/ja/challenges/sony-talent-league-edition-ii
・ティザービデオ: https://bit.ly/sony-talent-league-video
・公式インスタグラム:https://www.instagram.com/thu_japan/?hl=ja
・第1回「Sony Talent League by THU」グランプリプロジェクト:
https://www.trojan-unicorn.com/ja/challenges/sony-talent-league/finalists/102-togather
【Trojan Horse Was a Unicornについて】
2013年設立の「Trojan Horse Was a Unicorn(トロイの木馬はユニコーンだった)」(通称THU)は、クリエイターに”インスピレーション”と”前進する力”を与え、クリエイターがクリエイティブな世界の扉を開くことをミッションとしています。 THUは、テクノロジー、アート、クリエイティビティに焦点を当てたグローバルイベントにとどまらず、デジタルエンタテインメントとインタラクティブ業界の垣根を越えてつながり合うネットワークエコシステムです。年に一度、世界中のクリエイターが“体験”を求めて集まるイベントを開催しており、期間中は昼夜を通して著名なアーティストによる講演やディスカッションが行われます。それは、様々なジャンルのクリエイティブに関わる人々が出会い、アイデアを交換し、酒を酌み交わして親交を深める、まさに「クリエイティブ・スピリッツを体験する」イベント。コロナ禍で延期となっているTHU Japanについては、2022年の石川県・加賀市での開催に向けて検討中です。
・THU 公式サイト:https://www.trojan-unicorn.com
・クリエイター時代の到来!全世界のクリエイターが安心して過ごせる”THU”コミュニティとは?
https://prtimes.jp/story/detail/qb65VOtMVRr
【ソニーグループ株式会社について】
ソニーグループ株式会社は、テクノロジーに裏打ちされたクリエイティブエンタテインメントカンパニーです。ゲーム&ネットワークサービス、音楽、映画、エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション、イメージング&センシング・ソリューション、金融などの事業を展開し、「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」ことをPurpose(存在意義)としています。
http://www.sony.com/ja
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