Synflux株式会社が、MTG Ventures、GOLDWIN PLAY EARTH FUND、mint、ココナラスキルパートナーズ及びgiftee鈴木達哉氏から資金調達を実施

累計調達総額は2.1億円に。取締役CTOに岡本空己、執行役員COOに藤嶋陽子が参画し、経営・開発体制を強化

Synflux株式会社(シンフラックス 、以下Synflux|東京都中央区|代表:川崎和也)は、MTG Ventures(愛知県名古屋市|代表:藤田豪)、GOLDWIN PLAY EARTH FUND(東京都渋谷区)、mint(東京都渋谷区|ジェネラル・パートナー:白川智樹及び木暮圭佑)、ココナラスキルパートナーズ(東京都渋谷区|代表:南章行)より、2022年12月16日付けで2度目の資金調達を実施しました。既存株主の株式会社ギフティ・鈴木達哉氏個人の追加投資を加え、当社の累計調達総額は2.1億円となります。同時に、Synfluxの取締役CTOに岡本空己、執行役員COOに藤嶋陽子が着任いたします。

 
  • Synfluxの事業内容

「FASHION FOR THE PLANET/惑星のためのファッション」をミッションに掲げるSynfluxは、2019年3月の創業以来、自社サービスのR&D、アパレル・ファッション企業との新商品開発、大学や研究機関との共同研究などの事業を展開してきました。

近年、ファッション産業が抱える自然環境の持続可能性の問題に注目が集まり、生産や流通における環境負荷を低減するための新しいテクノロジーやソリューションが求められています。

このような市場環境の中、Synfluxは「デジタルテクノロジーによって創造的循環社会を実現する」というビジョンのもと、機械学習や3Dシミュレーション、アルゴリズミックデザインを活用し、衣服生産時に必然的に排出される素材の廃棄を極小化するためのデザインシステム「Algorithmic Couture(アルゴリズミック・クチュール)」の開発・事業化を行なっています。

2022年11月4日(金)には、Synfluxと株式会社ゴールドウインは、極小化された資源量で衣服の製造を可能とし、ファッションの新たな生産システムを探究するプロジェクト「SYN-GRID(シン・グリッド)」をスタートしました。THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)とNEUTRALWORKS.(ニュートラルワークス)から新製品が販売中。SYN-GRIDのローンチを契機として、両社のサステナビリティに対するビジョンを提示するイベントも11月13日(日)に渋谷パルコにて開催いたしました。

 

  • 資金調達の目的と今後の目標
今回の資金調達は今後、ファッション・アパレル企業との関係性をさらに密にし、Synfluxのテクノロジーの応用や協業を更に加速させることを目的としています。
さらに、Algorithmic Coutureを自社コア技術と位置付けた上で、製品の機能性拡張やメタバース応用などを含めた、ファッション・アパレルの包括的なデジタル化を促進するための新規技術開発や事業創出を達成していきます。
 
  • 新経営陣の選任理由
アルゴリズミック・デザインや3Dモデリング、3Dシミュレーション、クリエイティヴコーディングの専門性を持つ岡本空己がCTOに就任することで、Synfluxのさらなる開発体制の強化と技術力向上を目指します。また、執行役員COOに着任する藤嶋陽子とは、専門であるファッション研究に根ざしたビジネス開発やコミュニティ実践、組織設計などを推進し、経営体制の確立を推進します。
 
  • 投資家からのメッセージ

株式会社MTG Ventures 代表取締役 藤田豪氏/代表パートナー 伊藤仁成氏

VITAL LIFEを世界中の人々に。この度、アパレル・ファッション業界にて、デジタルテクノロジーでものづくりの持続性とデザイン性の両立を目指すSynfluxの思想に共感し、川崎氏率いる同社に投資をさせていただきました。当社と共に素材の廃棄を極小化するデザインシステムの普及に向けて、MTGグループは全力で支援して参ります。環境負荷を最大限考慮した当社の手法は、今後、海を越えてグローバルに広がっていくことでしょう。未来に残せる地球のために一緒に取り組んで参ります。

GOLDWIN PLAY EARTH FUND ゴールドウインベンチャーパートナーズ 金田武朗氏

Synflux社が開発するAlgorithmic Coutureは、自然環境に大きなインパクトを与えてしまうファッション産業の中で、テクノロジーの活用によって悪影響の低減を目指す、新たな提案を与えてくれます。Synflux社のサステナビリティに対する姿勢、考え方は、PLAY EARTH FUNDが想像するビジョンを共有できるものであると感じており、この先パートナーシップをより一層強化し、新しいファッションデザインのあり方を共創していけることを楽しみにしております。

GOLDWIN PLAY EARTH FUND イグニション・ポイントベンチャーパートナーズ 竹岡紫陽氏

ファッションデザインの歴史は、人間の創造性の営みの歴史でした。そして、描画やグラフィックの技術を活用し、発展させてきた技術的な営みの歴史であったとも言えます。Synfluxが提案するのは、これまで行われてきた営みに、計算機科学や機械学習、数学的な要素を与え、サステナビリティという大きな課題に挑戦する思想です。我々は、かつて女性解放や自由という大きなテーマに、強い影響を与えた偉大なファッションデザイナーがいたことを知っています。同じように、遠くない未来に、Synfluxと、Synfluxが提案する思想がファッションデザインとアパレル産業に大きな意味を持つ事を期待しています。

mint ジェネラル・パートナー 木暮圭佑氏

ただ意識だけ高く、クダを巻いていた大学一年、19のときから約干支一周。気がついたらデジタルファッション業界で新進気鋭の研究者になっていた川崎さんの会社とご一緒させていただく事になりました。昔の僕らを知っている某学生団体の人達からすると「大丈夫!?」となる組み合わせですが、事業は非常に面白く、社会に必要とされるサービスであり、またグローバルも狙え、いちファッション好きとしてもテンションの上がる事業でした。学生時代の意識の高さを維持したまま、しっかり足元固めて一緒に頑張りたいと思います。

mint インベストメント・マネージャー 田島ひかる氏

ファッションを本気で研究し、熱を注いできた川崎さんのエネルギーと経営チームの技術力は、今後のファッション産業になくてはならない存在になると信じてご出資させて頂きました。また、とある日にGPの木暮が社内で話題にあげた服がありました。数日後、たまたま川崎さんをご紹介いただき、その服がSynfluxの技術で作られていると判明して衝撃を受けました!貴重な出会いからご一緒できることに大変感謝しております。

ココナラスキルパートナーズ 代表取締役 南章行氏

アパレル業界は世界でもCO2排出量が多い業界のひとつとされていますが、Synfluxはアパレルの生産過程における端材の廃棄を減らすことで循環型社会に貢献するという、非常に社会性のあるビジネスです。一方で、アパレルメーカーには原価の削減という実利をしっかりと提供するものであり、ビジネスとしても非常に魅力的。これを実現する優秀なチームが率いる、とても将来性のあるスタートアップです。ココナラスキルパートナーズとしても、彼らの成長を支援させていただく機会を頂きとても楽しみです。

 

株式会社ギフティ 代表取締役 鈴木達哉氏

この度Synflux社へ追加出資をさせていただきました。「サステナブルでデジタルな次世代のファッションを作り出す」というビジョンのもと、これまでにないデザインやテクノロジーを活かしたサービスは必ずファッション産業の明るい未来を支えていくものと思います。つい先日発表された「SYN-GRID」の製品も実際に手に取らせていただき、その可能性にますます胸が高鳴りました。今後も同社の皆さまに伴走し、微力ながらも支援することが出来ればと考えております。
 

  • 新取締役からのコメント
Synflux株式会社 新取締役CTO 岡本空己からのコメント

新取締役CTOに選任して頂きましたこと、大変光栄に思うと共に身が引き締まる思いでいます。テクノロジーにより事業へのインパクトを最大化するのはもちろんのこと、テクノロジーとデザインを結びつけたより多様な視点によるソリューションの提供が重要だと考えています。テクノロジー、デザイン両方面に精通してきた経験を活かし、新しい社会価値の実装に貢献していきたいと思います。

プロフィール:
1987年生まれ。アルゴリズミック・アーキテクト。東京理科大学大学院工学研究科建築学専攻および情報科学芸術大学院大学(IAMAS)メディア表現研究科メディア表現専攻修士課程修了。設計事務所である株式会社ノイズ勤務を経て建築、写真、グラフィック等様々なバックグラウンドを持つメンバーから成るコレクティブv0id(ヴォイド)として活動。映像制作、インスタレーション展示、インテリアデザイン、ファッションデザイン等領域を横断する活動を行っている。主な受賞に、MADD. Award 2019 優秀賞、ADAA(Asia Digital Art Award) 2019入賞、International Talent Support: ITS 2020 Finalistなど。2021年よりSynfluxに参画。


Synflux株式会社 新執行役員COO 藤嶋陽子からのコメント

ファッションとは自分自身を表現し、自らの心地よさを探究するものでもあれば、他者とのコミュニケーションの一端を担うものでもあり、社会的な課題や価値観への対峙でもあります。ひとりひとりのユーザーに届ける商品やサービスを通じ、持続可能性や消費の未来の行方を問いかけるSynfluxの活動に強く共感し、参画を決意しました。この強大な問題にも真摯に向き合い、多角的な視点からの研究開発を推進すると同時に、多様な人々と共に考え、対話する土壌を醸成していくことに尽力して参ります。

プロフィール:
1988年生まれ。ファッション研究者。東京大学大学院学際情報学府博士課程満期退学。University of the Arts London(Central Saint Martins)にてファッションデザインを学んだ後、ファッションとメディア、日本のファッション産業史を専門に研究。 2019年に株式会社ZOZOテクノロジーズ入社。ZOZO研究所リサーチサイエンティストを経て、「Fashion Tech News」編集長に就任。経済産業省「これからのファッションを考える研究会 ファッション未来研究会」委員。2022年よりSynfluxに参画、明治大学商学部特任講師、理化学研究所革新知能統合研究センター客員研究員を兼務。編著に『クリティカル・ワード ファッションスタディーズ』(フィルムアート社、2022)、共著に『ソーシャルメディア・スタディーズ』(北樹出版、2021)、共訳に『ファッションと哲学』(フィルムアート、2018)など。


Synflux株式会社 創業者/代表取締役CEO 川崎和也からのコメント

激動の時代において、ビジョンを共にする同志を得るほど嬉しいことはありません。Synfluxはこれまで「惑星のためのファッション」というミッションを掲げ、より良い未来を実現するべく、様々な提案を世界に投げかけてきました。そうした世界観に共鳴し、持続可能なファッションを実装するという巨大な問題への探求を一緒に歩もうと、出資の決断をいただいた投資者と、新たに参画する経営陣の皆様に感謝いたします。ファッションは個々人それぞれに関係することでありながら、これからは自然環境や惑星が抱える環境問題と直結する倫理的な領域へと変容していくことは間違いありません。そのような深刻な切迫感を保ちつつ、私たちは同じ課題意識を共有する活動のネットワーク───惑星規模のアライアンスを事業を介して構築することを目指しています。Synfluxは活き活きとした創造的循環社会へトランジションするためのアクションをパートナーの皆様と確実に実行して参ります。

プロフィール:
1991年生まれ。スペキュラティヴ・ファッションデザイナー。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科エクスデザインプログラム修士課程修了。専門は、デザインリサーチとファッションデザインの実践的研究。 主な受賞に、H&M財団グローバルチェンジアワード特別賞、文化庁メディア芸術祭アート部門審査委員会推薦作品選出、Wired Creative Hack Awardなど。Forbes Japan 30 under 30 2019、WWD JAPAN NEXT LEADERS 2020選出。経済産業省「これからのファッションを考える研究会 ファッション未来研究会」委員。監修・編著書に『SPECULATIONS』(ビー・エヌ・エヌ、 2019)、共著に『クリティカル・ワード ファッションスタディーズ』(フィルムアート社、 2022)、共編著に『サステナブル・ファッション』(学芸出版社、 2022)がある。


Synflux株式会社 共同創業者/代表取締役CDO 佐野虎太郎からのコメント

Synfluxのデザインチームを統括してきた立場として、新経営陣との協業を楽しみにしています。岡本氏とは2018年大学在学中から研究活動を共にしてきました。情報と衣服を接続しようと試みる数少ない実践者が、こうして数年にわたる協働を経てSynfluxの経営を担う一員に加わってくれたことに、とても心強さを感じます。藤嶋氏とは創業初期から、ファッション研究に関するトピックを中心にアドバイスをいただいたり、議論を重ねてきました。これからは、ファッションの未来に関する批評的な議論と実践を架橋する仲間として共に活動していきます。Synfluxは、先端のテクノロジーをファッション産業に実装すること/ありうべき未来を思索することの両輪を回し続ける会社として、多様な人材と一緒に創造的な活動を継続して参ります。

プロフィール:
1998年生まれ。スペキュラティヴ・ファッションデザイナー。慶應義塾大学環境情報学部卒。コンピュテーショナルデザイン、バイオデザインを応用した新しい衣服の設計手法を思索する研究開発を行う。近年はアルゴリズミックデザインの専門家らと協働し、微分幾何学や進化的アルゴリズムの考え方を応用して身体や環境に最適化する衣服の設計手法の開発に注力している。主な受賞に、H&M財団グローバルチェンジアワード特別賞、Wired Creative Hack Awardなど。共編著に『サステナブル・ファッション』(学芸出版社、 2022)がある。

 

  • Synfluxについて

会社名:Synflux株式会社
所在地:東京都中央区東日本橋2-26-8
代表者:川崎和也/代表取締役CEO
設立日:2019年3月27日
事業内容:ファッションデザインのためのソフトウェア開発
循環型衣服設計・製造支援、バーチャルファッションのプラットフォーム事業
URL:https://www.synflux.io/

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