環境への配慮から生まれた紙ベースの真鍮転写箔「BLOCKING FOIL(ブロッキングホイル)」をテスト販売
京都で72年の歴史を誇る顔料箔メーカーKANMAKIの新しい挑戦
関西巻取箔工業株式会社(本社:京都市左京区、代表取締役 久保武久、以下KANMAKI)は、脱炭素社会の実現に向けて貢献するため、一般的にPETなどのプラスチックフィルムをベースとして生産される転写箔の基材を紙に置き換えた転写箔「BLOCKING FOIL(ブロッキングホイル)」を開発しました。
今年2月『デザインのひきだし 51(グラフィック社発行)』の表紙に採用され、問い合わせが増加していることから、テスト販売することとなりました。
かつて「泥箔」と呼ばれた製造技法をベースに、当時の真鍮粉の配合などをし、現在主流となっているプラスチックフィルムベースではなく、紙ベースを採用することで、箔押し転写後のプラスチックごみの発生をなくし、紙表面のテクスチャーと真鍮粉の粒感を掛け合わせた独特の輝きを表現しました。また、この技法により、マットで高級感のあるメタリック表現も可能となりました。今後、装丁やパッケージなどへの環境に配慮した意匠表現として、提案してまいります。
参考:グラフィック社プレスリリース 『デザインのひきだし51』2月発売!
特集は“作品”としての印刷を極める。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000329.000084584.html
【製品概要】
紙用真鍮転写箔「BLOCKING FOIL(ブロッキングホイル」シリーズ
製品名:「BF GOLD #7」
サイズ: 640mm×60m巻
価 格: 1本¥15,000(税抜・送料別)
【箔に関する問い合わせフォーム】
https://forms.gle/AcQBY11HZbjHUGye7
※「BF GOLD #7」だけでなく、「デザインのひきだし51」の表紙に採用された「LIT WHITE PEARL」などもこちらからサンプルのご要望を承っております。
【関西巻取箔工業株式会社(KANMKI Co., Ltd.)について】
1952年創業。西陣織の金糸材料をルーツに、真鍮粉を使用した日本初の転写箔「ブロッキングホイル」を開発。独特のコーティング技術を活かし、自動車部品をはじめあらゆる工業製品の加飾材料として製品を展開。
2022年には“ボールペンで描ける箔”「煌葉-kiraha-」を発売し、数少ない箔製造メーカーの発信者として、アーティストやデザイナー、ステーショナリーブランドとのコラボやワークショップ等を実施している。
【問い合わせ】
関西巻取箔工業株式会社 京都府京都市左京区大原戸寺町368
Tel: 075-744-2326 Mail: cs@kanmaki-foil.com
【公式SNS】
Instagram kanmaki.kyoto
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