Universal Bakes（東京・世田谷）によるプラントベースのパンやペストリーが、ドバイで製造・販売スタート

2024年7月22日より「ミシュランガイド・ドバイ2024」セレクションレストランTeibleと提携し、UAE内の3店で提供開始

株式会社さいころ食堂

2024年7月29日 10時00分

「さまざまな文化や環境で育った世界中の人々と、こころの垣根なくコミュニケーションできる食卓をつくること」を目指すUniversal Bakes（株式会社さいころ食堂・東京都世田谷区 / 代表取締役：大皿彩子）と、UAE・ドバイでサスティナビリティやローカリティ、シーズナリティに挑戦するレストラン Teible（Teible Restaurant L.L.C.・ Jameel Arts Center, Ground Floor Jaddaf Waterfont, Dubai U.A.E / The founder：Peter Ahn）はパートナーシップを結び、2024年7月22日より、UAEで初めて、日本発の100％プラントベースベーカリー（卵や乳製品などの動物性素材を使わず植物性素材のみを使用）Universal Bakes によるパンやペストリーの製造と販売をスタートしました。

同時に、TeibleがUAE内で運営する２店のカフェ「Frame Cafe D3」、「Frame Cafe HOW(House of Wisdom)」でもスペシャリティコーヒーとともに、ドーナツやシナモンロール、三角のクロワッサンにネギ味噌やゆずクリームなどのフィリングをつめたオニワッサンなど100%プラントベースでつくるUniversal Bakesのアイテムを提供しています。

日本の生産者から直接ドバイへ輸出した高品質の小麦や米粉と、Teibleが大切にしているUAEの生産者との素材のマリアージュから生まれる他にはないパンやペストリー。それらを通じて、様々なバックグラウンドを持つ世界中の人々が集まるドバイの地で皆が集い、豊かな時間を共有できるサスティナブルな食空間を提案していきます。どうぞご期待ください。

＜Universal Bakes とは＞

2020年5月、東京・世田谷代田に100%プラントベースでパンやペストリーをつくるベーカリーUniversal Bakes and Cafeをスタート。翌2021年12月には隣駅の下北沢に２店目となるUniversal Bakes Nicomeをオープン。開店よりたくさんのお客様のご愛顧をいただき、現在は海外からも大変多くのお客様にご来店いただいています。

わたしたちの目的は「さまざまな文化や環境で育った世界中の人々と、こころの垣根なくコミュニケーションできる食卓をつくること」です。店主、ディレクター、シェフベイカーをはじめほとんどのメンバーが肉や魚を含むすべての素晴らしい食材を愛しているチームでつくる100%プラントベースのパンやペストリーは、こだわりを感じていただける豊かな味わいです。

世田谷代田の本店は、お食事もできるベーカリーカフェ、下北沢のNicomeは、ドーナツや焼き菓子などのスイーツを豊富に揃えています。卵や牛乳、バターなどの乳製品を使わずにつくるパンやペストリーは、小麦、果物、野菜、豆やナッツなど素材の本来の美味しさを繊細に表現できることもわたしたちの楽しみです。

Universal Bakes HP

＜Teible とは＞

Teibleは、ドバイのジャメル・アーツ・センター内にある、UAE内の農家を支援し、地元の食材を積極的に使い、余すことなく料理にするなど環境に配慮したサスティナブルな運営に挑戦するレストラン。すべての料理にはしっかりとしたストーリーがあり、サービススタッフが伝えてくれるその背景や意味を知ることでより豊かな食体験をすることができます。

ミシュランガイド・ドバイ2022、2023、2024において「ビブグルマン」を、ミシュランガイド・ドバイ2023、2024では持続可能性に特に優れたレストランに贈られる「ミシュラン・グリーン・スター」を受賞しています。

Teible HP

＜背景＞

Universal Bakes とTeibleはパートナーとして、共により良い未来を目指していきます。この取り組みのポイントは下記の３点です。

１．価値観の共有

Universal BakesとTeibleの両店はいずれも、持続可能な社会を目指し、その実践に取り組んでいます。私たちがコラボレーションすることで、お互いのノウハウを共有し、より深く、料理やパンを通じて、環境への責任を追求することができるようになります。

２．サスティナビリティの追求

Universal Bakesはできる限り縁のある生産者の素材を使い、100年後・200年後の未来でも作り続けられるベーカリーの運営を目指しています。同じように、Teibleは地元の農業を支援しサスティナブルな食文化の形成を目指しています。これから共に、地球規模でのサスティナビリティを目指して、二酸化炭素排出量やフードロスの少ない食体験を提供していきます。

３．ローカル素材の価値発信

Teibleで製造・提供するUniversal Bakesによるパンやペストリーには、北海道・前田農産の小麦や、福岡・兵四郎ファームの米粉など、日本の生産者から直接輸出した高品質の素材を使用します。生産者の手で大切につくられた素材は、安全でとても品質の良いものです。しかし、日本国内でもこれらのローカル素材の価値はまだ十分に知られていない現実があります。ドバイへの輸出は、短期的に見れば輸出によるフードマイレージはかかりますが、世界の中で日本の素材の価値が上がることは、長期的な支援において重要なことであると考えています。