多様な人と交わり、支え、共に暮らしを問いかけあう場づくりを。地域と共創するコミュニティ・パーク「coconova」沖縄県名護市にオープン
株式会社Social Designは、2022年1月、沖縄県最北の都市である名護市に「coconova」をオープンしました。誰かの「やってみたい」を起点に、住む人自身の思いによる「まちづくり」のきっかけとなる場づくりを目指します。
- coconovaとは
【Social Design公式ウェブサイト】
https://social-design.town/
その実現に向けた場のひとつとして、「地域共創型のコミュニティ・パーク」coconovaをオープンしました。
もとは地域の診療所であった建物をリノベーションしました。
地域に開かれた「公園」として、地域に住む人が主体となって運営や企画に関わり、
・カルチャースクールやマーケット、図書館といった公共的サービスの提供
・コミュニティウォールやイベント等を通じた、多様な人が垣根なく交流できる場づくり
を行っています。
運営者と訪問者の垣根を越えて、来た人の「やってみたい」を企画として実現したり、coconovaの運営自体に携わったりしてもらうことで小さなアクションを生み出し、それらを繋げることで、住む人自身の思いからはじまる「まちづくり」を実現していきます。
【公式ウェブサイト】
https://tough-activity-b53.notion.site/coconova-1800b4efbf064f379dac146759e42300
【instagram】
https://www.instagram.com/coconova_nago/?hl=ja
- coconovaの施設について
①コミュニティ広場(仮称)
大きく開けた空間に、可動できるさまざまな家具・設備を点在して配置。
coconovaから始まった様々なコンテンツに触れ、オープンに関わることができます。
【畳モジュール】
ベンチのほか、複数のモジュールを組み合わせて小上がりのスペースを作ることもできます。
【可動棚】
高さとデザインが異なる7つの可動棚。地域から寄付された本を置いた図書館としたり、ハンドメイド製品や古着などの棚貸しショップ等として活用されています。
【コミュニティウォール(設置中)】
住民のこまりごとを集めて解決するなど、地域とのつながりを促す掲示板です。
これらの点在する家具・設備のほとんどは可動式のため、
一部の空間をイベントスペースとして貸し出すなど、様々な用途の空間としてデザインすることができます。
【イベント例1:フリーマーケット】
【イベント例2:音楽イベント】
【イベント例3:映画イベント】
②コワーキングスペース「coxa(コウサ)」
4つのテーブルと16脚の椅子、カウンターのスタンディング席を10席配置。
Wi-Fiや電源、プリンタなども用意し、コワーキングスペースとしてご利用いただけます。
研修やワークショップの会場としても使用可能です。
③コーヒーとお惣菜「sōen」
地産素材を使用したメニューも含め、各種お惣菜とコーヒーを提供。
昼はカフェ、夜はスタンドバー、そして一日を通して惣菜の量り売りと、
地域のライフスタイルに寄り添うお店を目指します。
ウェブサイト
https://www.instagram.com/soen_nago/
【カフェラテ(Sサイズ500円)】
【各種お惣菜】
④パークスペース
駐車場として20台が駐車可能。
また、DIYで作った遊具を配置したキッズスペースも常設しています。
屋外イベントの会場としても利用することができます。
- coconovaのこれから
coconovaは2021年1月に着工して以降、工事と並行してさまざまな企画を実験的に行いつつ、そのフィードバックを施設自体の設計・コンセプトに反映させる、オープンプロセス型の場所づくりを行ってきました。
【解体で出た廃材を使ったDIY】
【フリマ出展者と協力し、フクギ染めによるオーナメントを制作】
coconovaに来た人から生まれた「やってみたい」を後押しし、それを見た人が、新たに「やってみたい」を見つける。その連鎖を通じて、自分たちの「まち」に足元から関わるきっかけを生んでいく――
私たちは地域に根差す公園として、これからも人とまちとのつながりを育てていきます。
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