〔受賞作品の展示〕国内最大の革製品コンテスト「ジャパンレザーアワード2023」~b8ta 阪急うめだ本店8階にて1月4日まで開催~
衆望を担う受賞者を輩出する革製品デザインの祭典「ジャパンレザーアワード」。活躍中のデザイナーらで構成する審査員の審査と協議により決定。今年もっとも意欲的な作品、その全ての受賞作品を一般公開します。
2023年8月21日(月)に本エントリーを締め切り、214点の作品が寄せられました。長濱 雅彦(東京藝術大学美術学部教授)審査員長をはじめ、ファッション、デザインの分野にて第一線で活躍中の審査員が厳正な審査を行い、各賞、グランプリを決定いたしました。
レザージャケットが初のグランプリに! 石橋善彦氏「パンチングレザー 刺し子ライダース」
11月03日(いいレザーの日)に今年度のグランプリ作品を公式ウェブサイトで発表しました。今年度は、静岡県出身の石橋善彦氏(株式会社オベリスク 東京都/作品名《パンチングレザー 刺し子ライダース》/ウェア&グッズ部門 ベストプロダクト賞)が受賞。レザーウェアとしては2009年以来14年ぶり、レザージャケットとしては本アワードで初となる快挙です。
受賞作品・展示作品
(文頭は作品名、カッコ内は所属名、受賞者は敬称略)
・《擬態》西野 裕二(西野靴店)広島県広島市
フットウェア部門 ベストプロダクト賞
無骨なソールと独自染色のアッパー
樹木に”擬態”する、唯一無二の一足
・《トートバッグ》平田 史明(&6)千葉県大網白里市
バッグ部門 ベストプロダクト賞
革の特性を生かすことで生まれた
曲線美と機能美を両立するバッグ
・《ジビエ鹿革半纏 (見立文覚宗三郎滝行図)》北崎 厚志(chelsea leather art work)広島県広島市
ウェア&グッズ部門 ベストプロダクト賞
純国産、ジビエ鹿革で仕立てる革半纏
技巧と発想で伝えるニッポンの粋
・《cocoon》青木 健治(Takivi Leathers)静岡県田方郡函南町
フットウェア部門 フューチャーデザイン賞
プリミティブに還ることで
革靴としての新しい価値観を生み出す
・《REshuse16[1998&2004 LEATHER x KNIT UPPER x vibram LB078 Canter ]》紀井 長 埼玉県
フットウェア部門 フューチャーデザイン賞
持続可能素材としての革の魅力を再発見
自宅のストックから生まれた再生スニーカー
・《have roots》多田 智美(OFFcoast)岡山県倉敷市
バッグ部門 フューチャーデザイン賞
自分のルーツを探る旅から発想
人生のアップダウンを表現した意欲作
・《Memory of PAM》野沢 浩道 栃木県さくら市
フリー部門 フューチャーデザイン賞
重ねて削るという発想
既存概念を覆す革へのアプローチ
・《CORE》宮代 結菜(上田安子服飾専門学校)大阪府
学生部門 最優秀賞
異素材の組み合わせで表現したかったのは
人間の内側にある本質
・《ミライツクルクツ》工藤 サトミ(ramkere)東京都台東区
アーティスティックデザイン賞
中学生の描いたデザインをもとに制作
子どもたちの自己肯定感を高める靴づくりとは
「ジャパンレザーアワード」とは
国産のなめし革などを使用した作品を対象とする国内最大の革製品コンテストで、フットウェア、バッグ、衣料・服飾雑貨などの革を用いた製品の、新たな可能性を見出すことのできる人材の発掘と育成を目指しています。
【受賞者インタビュー】
https://award.jlia.or.jp/interview/
受賞作品の展示 開催概要
期 間 2023年12月1日(金)から2024年1月4日(木)まで
10:00~20:00
※営業時間/定休日:阪急うめだ本店に準拠
場 所 b8ta Osaka ‒ Hankyu Umeda 阪急うめだ本店 8階
阪急「大阪梅田」駅から徒歩約3分
JR「大阪」駅から徒歩約4分
【受賞者紹介小冊子】
https://prtimes.jp/a/?f=d85660-5-302efa82f0348820f9d1fedaedbf1513.pdf
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