AIによるがんリスク算出検査＝OneKENSAの効果と重要性。20/20 GeneSystems Japan 株式会社ががん罹患前にリスクを知ることの重要性を健康経営に取り組む企業に提案。

企業にとって社員のがん対策は重要な経営戦略です。人材を守ることは経営の質を高めるための大きな施策のひとつです。

今日、企業にとって社員へのがん対策は重要な経営戦略のひとつとして多くの企業が取り組み始めています。
20/20 GeneSystems Japan株式会社の提供するOneKENSA(がんリスク算出検査)はアメリカで開発された１年以内にがんが発症するリスクを算出する検査です。
アメリカでは26年連続してがん死亡率が低下しており、がん対策の先進国として成果を出しています。その取り組みの中で開発された検査です。
企業の大事な人材を守ることは、重要な経営戦略です。健康を維持し続けるというプロアクティブ思考でがんに罹患する前にリスクを知り、対策を打つきっかけを作る検査です。
現在このOneKENSAを人材の健康管理のために導入する企業が少しずつ増えてきております。
がんになる原因の解明や予防方法が進歩してきている中、この検査はより力を発揮することができるようになると見込まれております。
さらに新型コロナウイルスによるがん検診の減少により、これからのがん罹患者数の増加が予想されています。この課題の対策としてがん罹患者数を減らすことの一助となる有効な検査だと考えております。

●がんが増え続けている国、日本

日本のがん罹患者数、死亡者数は先進国の中で唯一増え続けています。2021年がん罹患者数は100万人を超える見込みです。(公益財団法人　がん研究振興財団「がん統計21」)

さらに日本国民の死亡原因の第一位は1981年より現在に至るまでがんです。死亡者の3人に1人はがんが原因でなくなっています。

がんは早期発見ができたときには助かる確率が大幅に高まります。治療技術の発展は素晴らしいものですが、がん治療の効果を高めるためには早期発見が最重要事項なのです。
 

 

がんは早期に発見されれば、治療効果が高まることを期待できます。胃・大腸・子宮頸部・乳房のがんの5年相対生存率は、95％を超えています。(がん対策推進企業アクションより)

この事実を日本国民にしっかりと浸透させなくてはなりません。

 

●がん対策は重要な経営戦略

働く人のがん患者数は36万5千人です。(厚生労働省・国民生活基礎調査 2016年)さらにはがん罹患者数の3分の1は働く人です。罹患数は増加傾向です。

その中でも女性のがん罹患者数は30代∼50代前半の間は男性よりも多く、1975年と比較して2倍以上増えている年齢層もあります。女性が働くことにより増加したことは明確な事実です。(がん対策推進企業アクションより)

上記のことも含め、女性の社会進出や定年延長などにより、がん罹患率の高い世代の社員が在籍していることは周知の事実です。社内でのキーパーソンががんに罹患するケースも多く、リスク対策として企業ががん対策を積極的に行う意義は大きいです。

このような事実はすでに分かっていることです。それらを基に従業員の健康を考えることは最重要事項のひとつとなっており、がん対策に早くから着手することの優位性と重要性が見えてきています。

様々な見方はできますが、働く人が増えたことにより、がん罹患者数が増えている可能性も否めません。

大手企業を始め従業員の健康について対策を準備する企業は増えております。ただ、中小企業でのがん検診率は増加傾向と言え、46％と半数を下回っています。

経営者ががんへの理解度が高いと、その会社のがん検診への取り組みや健康管理を経営戦略とする傾向が高くなっていることがわかっています。

 

 

●働き盛りの女性に増えているがん

上記にも記しましたが、現役世代の女性のがん患者数は男性を大きく上回ります。働き盛りの女性のがんの罹患率は20代では男性の約1.6倍、30代では男性の約3倍に増えています。

これも企業に勤める女性はもちろん、企業にとっても残念な事実です。

 

 

●健康経営優良法人

経済産業省が認定事業を行う、社員の健康に配慮した「健康経営優良法人」の取り組みがあります。

認定を受けるための活動に取り組むプロセスでは社員が実際の取り組みを考案したり、話し合いの場を持つことで理解が深まったり、さらには働く環境が守られることを実感することにより社員のエンゲージメントが高まり、さらには自発的に健康管理に取り組むきっかけとなっているケースもあります。さらには、従業員と家族の心身の健康と、豊かで幸せな生活を支援し、やりがいのある職場と自己成長の場を協創ができるなどの声が聴かれています。(経済産業省　健康優良法人　取り組み事例集より)

「健康経営優良法人」認定の要件の中には、病気の治療と就労の両立とあります。働きやすいホワイト企業の条件には、社員の健康を考えることは必須項目となっております。

現在がんに罹患した人たちの34％が、その後会社を何らかの理由で退社していることがわかっています。(がん対策推進企業アクションより)

 

 

 

●がん罹患者を減らすために

OneKENSA(がんリスク算出検査)は米国メリーランドで20/20 GeneSystems,Inc.と台湾のChang Gung Memorial Hospitalを始めその大学の教授たちとの協働で開発されました。がんで苦しむ人を減らすためにこの検査を普及させる活動を行っております。日本法人の20/20 GeneSystems Japan 株式会社はこのOneKENSAを日本で普及させるために本格的な活動を始めております。

早期発見の重要さはすでに分かっていることです。さらには毎年一回の定期的にがん検診を受けることが効果的だということもわかっております。このOneKENSAは一年以内にがんに罹患するリスクを算出し、がんに罹患することを防ぐ対策を取るきっかけをつくります。結果的には早期発見につながり、がん治療の効果も高めます。ビッグデータに基づいているので、今まで早期発見が非常に難しい膵臓がんをはじめ、肝臓がんやその他全23種類のがんリスクを早期発見より前に算出することができます。

OneKENSAを健康管理のひとつとし、毎年受けることで従業員のがんの予防に取り組む企業も少しずつ増えてきております。

企業の社員を守ることは大事な人材を守ることであり、経営戦略ともいわれております。そのような中で、健康を維持し続けるというプロアクティブな思考でがんに罹患する前にリスクを知るという先回りができ、対策を打つことを始めるきっかけを作る検査です。

がん医学の進歩によりがん予防及び治療方法が進歩する中、より力を発揮することができるようになると見込まれております。

リスクの判定によりがん罹患前に対策を打つことで、コストも節減することができると見込まれます。苦しい思いをすることも減らすことができるなど、様々な要因でメリットをもたらす検査です。

 

 

●新型コロナウイルスの蔓延により、がん検診の減少

新型コロナウイルス蔓延により医療機関への出向く回数が減り、がん検診の減少という事態を招きました。元々日本はがん検診の受診率は世界の中でも低く、先進国の中でもがんが増え続けている唯一の国と言われております。そこに追い打ちをかけるように、がん検診の受診が減ったここ2年間の代償は想像するだけで恐ろしいことです。

2022年がん罹患者数の増加が予想されている中のひとつの対策として、OneKENSAを受けることにより先回りをしてがん対策を打つことにより、がん罹患者数を減らすことの一助となる検査として提案しております。

がんになる原因や進行するメカニズムは医療の進歩により解明されてきております。標準治療の発展に伴い、国の認める先進治療など様々な治療技術によって、今まで助からなかった病も治すことができてきております。

しかし、がんという病に関しては増加の一途を辿っているのです。

このOneKENSAで1年以内にがんになるリスクを知ることは、対策を打つきっかけを作ります。結果として早期発見にもつながれば、治療の効果も高めることができます。

 

●がん治療において早期発見の重要性

常々言われていることですが、がんは早期発見が重要で治療の効果を左右します。早期発見できたときとできなかったときの生存率は、5倍以上変わってくるものもあります。

日本のがん検診の受診率が低いことは、がん罹患者数が増え続ける要因のひとつともいわれております。

どのタイミングでがんを見つけるかが非常に重要な事項となります。

 

 

 

●OneKENSAを導入に踏み切る企業が増加中

このOneKENSAを受けたきっかけで、今までに何人もの人たちがそのがんに罹患する確率に気づき、時には早期発見につながりました。そして、がんにならずに済み、またがんを治癒させることができている事例もあります。アメリカではがん発症率の高い職業と言われている消防士が、この検査を受け始めています。いわゆる先回りの対策です。

この気づくことにより対策を打つことができることと、結果として極早期の発見へとつながることにより、治療の効果が高く見込めます。

その事実にから、プロアクティブに事を進めることの優位性と重要性を知っている人たちならば、AIという統計学での分析結果により、意思決定を下すプロセスは事業の中で行っていることであります。人の体と事業というと全く相いれないものですが、統計学的な考え方により対策を打つことは先回りということであり、この先の世界では当たり前になってくることであると考えております。

 

 

●OneKENSAはがん発症前にリスクを算出し、結果的に早期発見にもつながる検査

OneKENSAはがん発症する前に、一年以内にがんになるリスクを算出し、９グループの臓器から、部位を確率の高い上位より３つ選定します。

リスクが高い場合は、選定された部位の対処が必要となります。発症前にリスクを算出することは、早期発見よりも早い段階で対処することができます。それにより、がんに罹患することなく、または発症を遅らせることができます。

 

OneKENSAの結果に対する実用的な推奨事項

①     算出されたリスクが低く、すべての腫瘍マーカーが正常値範囲内であった場合は1年後にOenKENSAを受けることを推奨します。この場合は毎年受けることによりリスク算出の効果が高まります。

②     腫瘍マーカーが正常値範囲を超えているものが一つ以上あり、低リスクグループの場合、がん以外の要因により腫瘍マーカーが高まっている可能性があり、その他の要因を除外するために1か月後に再検査が推奨されます。

③     リスクスコアが高い場合や再検査で繰り返し腫瘍マーカーが上昇し続けた場合、アルゴリズムにより選定された臓器グループの専門分野の医療機関に6ヵ月以内に受診することを推奨します。

④     高リスクグループの場合、アルゴリズムにより選定された臓器グループの専門分野の医療機関に2か月以内に受診することを推奨します。

 

このようにリスクや腫瘍マーカーの検査結果によって、フォローアップをすることにより結果的に早期発見となる場合もあります。

①     のように毎年OenKENSAを受けることにより効果が高くなります。企業の健康診断や人間ドックなど定期的に決められたサイクルで受け続ける環境をもつことをご提案しております。

 

私たちの体は約37兆個の細胞でできており、細胞は絶えず分裂することによって新しく生まれ変わっています。細胞分裂は、細胞の設計図である遺伝子をもとにコピーされることで起こりますが、発がん物質などの影響で遺伝子が突然変異し、コピーミスが起こることがあります。このコピーミスががんのはじまりです。
ただし、コピーミスが起きてもすぐにがんになるわけではありません。健康な人でも1日約5,000個のコピーミスが起こっているといわれています。通常コピーミスで生まれた異常な細胞は、体内の免疫細胞の標的となり、攻撃されて死滅します。
ところが、免疫細胞の攻撃を逃れて生き残った細胞ががん細胞となります。それらが異常な分裂・増殖をくり返し、5～20年かけてがんの発症となるのです。

OneKENSAはこのがんが発症するタイミングを探します。

 

 

 

 

●目標

人間の死亡率は100％です。ただ、どのように人生を終えるかを考えることは大切なことです。
日本では3人に1人が、がんが原因で亡くなっています。この状況はあまり理想的には思えません。高齢となればがんに罹患するリスクも自ずと高まります。しかし、この状況は医療の様々な技術やマインドの発展により改善されていくと思います。

予防医学は大きく分けて、1次予防、２次予防、３次予防の3つに分類されます。1次予防は病気にならないことを、2次予防では病気の早期発見、早期治療、3次予防は病気の再発防止やリハビリテーションに分類されます。

OneKENSAは算出されたリスクにより、がんにならないような行動を促します。例えばがんのリスクを上げるというエビデンスがある食材の摂取量を減らしたり、国立研究開発法人　国立がん研究センターの掲げる「5つの健康習慣によるがんリスクチェック」や「がんを防ぐための新12か条」にある生活習慣の改善や感染症に対する検査や細菌やウィルスに対する処置をするなどです。
OneKENSAによってリスクを知ることにより、自分と向き合い病気にならない行動習慣を身に着けることは、1次予防としてとても大切なことです。
OneKENSAでは結果的に早期発見につながることがあります。これが2次予防にあたります。がんの早期発見は、がん治療の効果を高めるための最重要項目と言われています。そこで適切な医療を受けることで治癒を目指します。その後の3次予防では、治療過程において保健指導やリハビリテーションを行うことにより社会復帰を促したり、行動習慣を改善することで再発防止に取り組みます。

私たちはOneKENSAを普及させることにより、この検査を受けた方が自分の人生や生活を見直すきっかけとし、医療機関との関わり方も明確となり、良きアドバイスを得ることができると考えております。

企業や組織で働く人の健康管理を戦略的に実践することは、働く人の活力向上や生産性の向上などの組織の活性化をもたらします。その実践ツールとして、OneKENSAを企業や組織に提案する普及活動を進めてまいります。

公益財団法人　がん研究振興財団「がん統計予測」によると、2021年のがん罹患予測は約100万人もいます。
医療業界と予防医療の発展と協働により、大幅にがん罹患者を減少させることを目指して活動をしてまいります。

このようにデジタル技術によるプロアクティブな思考は、社会発展の実現を加速させる力があり、今までの限界を超えるために当たり前の技術として社会に溶け込んできます。
そして、がんは治すことができる病であり、さらにはこのようなデジタル技術により、がんを未然に防ぐことができる世界の実現に向けて進んでまいります。

 参考論文

Improving Multi-Tumor Biomarker Health Check-Up Tests with Machine Learning Algorithms

https://www.mdpi.com/2072-6694/12/6/1442

 

日本ではOneKENSA、世界ではOneTESTとして展開しています。

 

 

お問い合わせ先

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Email｜[e-mail]

担当｜喜多 克彦

20/20 GeneSystems Japan 株式会社

愛知県名古屋市北区平安1-7-23 GVビル５F

URL日本｜https://onekensa.com/

URL米国｜https://2020gene.com/