3Dデジタルコンテンツ制作のbestat株式会社、シードラウンドでの資金調達を完了
AIを活用し3Dデジタルコンテンツを制作するサービスを提供するbestat株式会社(本社:東京都文京区、CEO:松田 尚子、以下「bestat」)は、この度シードラウンドにて千葉道場ファンド、ココナラスキルパートナーズ、Open Network Lab・ESG1号投資事業有限責任組合(通称:Earthshotファンド)を引受先とする総額8,000万円の資金調達(累計調達額1.1億円)を実施したことをお知らせいたします。
■3Dデジタルコンテンツについて
3Dデジタルコンテンツ市場は、バーチャルリアリティ(VR)や拡張現実(AR)などの新しいテクノロジーの台頭やコンテンツ制作のコスト削減などにより、近年急速に成長しており、Grand View Research社の調べでは、世界で毎年142%成長しています。
Grand View Research社の調べ:https://www.grandviewresearch.com/press-release/global-metaverse-market
3Dデジタルコンテンツは広告、マーケティング、研修、製品設計、建築など様々な分野で使用されています。使用シーンの1つであるEコマースにおいては動画や写真に比べ、商品を直感的に細部まで、短時間で能動的に見られるというメリットがあります。一方で、写真や動画に比べクオリティの高い3Dデジタルコンテンツを制作するには、多大なコストと時間が必要なため社会実装がなされてないという課題が存在します。
このような課題を解決することを目指し、bestatの技術力をいち早く社会実装すべく事業を加速させるため、この度資金調達を実施することといたしました。今回の調達資金を活用し、採用やマーケティング・広報の強化を実施する予定です。
■bestatの3Dデジタルコンテンツ制作サービスについて
3Dデジタルコンテンツの利用は、動画や写真に比べ、商品を直感的に、細部まで短時間で、能動的に見られるというメリットがあります。一方で、写真や動画に比べ、クオリティの高い3Dデジタルコンテンツを制作するには、多大なコストと時間が必要でした。
3D画像処理をコアテクノロジーとするbestatは、昨今世界的に大きな技術進展が見られたこの分野で、独自のライブラリをクラウド化する高い技術力を有し、3Dデジタルコンテンツを社内で一気通貫して制作できるシステムを保有しています。誰もが、ストレス無く、簡単に、大量に、高品質の3Dデジタルコンテンツを活用できる社会をいち早く実現してまいります。
■千葉道場ファンド 千葉功太郎代表からのコメント
最初にリアルでお会いし、実際に3Dのデータモデリングを見たときにその「精度」に感動しました。コンピューターサイエンスの力で「世界の感動の絶対数を増やす」を掲げる真っすぐな想いの松田さんに期待し、今回千葉道場ファンドより出資させて頂きました。松田さん自身の持ち前の諦めない心と、bestat社皆さんのデータサイエンスに対する深い知見で、3Dデジタルコンテンツの感動を世界中に広げてくれると信じています。千葉道場ファンドとしてもbestat社の挑戦を力強く応援していきたいと思います。
■ココナラスキルパートナーズ 南章行代表からのコメント
3Dコンテンツはこれまで制作コストが高い一方で品質は現実世界と程遠く、例えば写真から3Dモデルを作る技術にしても光沢感のある素材は生成が困難である等、課題が多くありました。bestat社は、近年の学術的ジャンプをプロダクトに実装している最先端の技術者集団で、3Dモデルを圧倒的に早く、高品質、大量に生産できる世界を作ります。いよいよコストやクオリティの面で、ECや広告などの実用世界からアニメIPといった分野まで3Dモデルが普及フェーズに到達します。ココナラスキルパートナーズとしても、そんな技術が世の中に広がっていくサポートをできるのがとても楽しみです。
■Earthshotファンド運営者 DGインキュベーション 取締役CIO松田 信之からのコメント
bestatは、3Dモデル制作のコストを大幅に削減し、企業の3Dモデルの活用の可能性を大きく広げることを実現します。こうした流れは、企業のプロモーションの幅を広げることにつながり、グローバルにも展開が可能だと考えており、大いに期待しています。今回、DGインキュベーションとして出資させていただき、この大きな変革にご一緒できることを光栄に思っています。
■bestat株式会社 代表取締役 松田尚子コメント
私たちのシードラウンド調達が完了し、累計調達額が1.1億円となりました。株式会社コロプラの創業メンバーである千葉功太郎代表と、株式会社ココナラの創業者である南章行代表、株式会社DGインキュベーションの松田CIOから深い信頼と支援を頂けることを心から感謝しています。
今回の調達により、より高品質で大量の3Dデジタルコンテンツ制作を実現する生成系AIを含む技術開発と、3D広告、3DNFT、メタバースといったデジタルコンテンツ領域との連携のための営業と広報・マーケティング強化を進めます。
■bestat株式会社 概要
コストとリソースが大量に必要な3Dデジタルコンテンツですが、我々は従来と比べて圧倒的な質と量を提供するテクノロジーの開発に成功しました。このテクノロジーで、簡単に手間なく3Dデジタルコンテンツを制作・管理・活用することができ、デジタルコンテンツを、今よりもっと消費者が身近に楽しむことができる世界が実現します。
bestatは、3D画像処理をコアテクノロジーとする、東大発のスタートアップです。
私たちは、この技術で、世界の感動の絶対数を増やして参ります。
代表の松田は、経済産業省でイノベーション政策を担当した後、東京大学 松尾豊研究室で工学系博士号を取得したことをきっかけに、コンピューターサイエンスによる社会貢献を目指し2018年に立ち上げました。千葉道場ファンド、Deepcore、ココナラスキルパートナーズ、DGインキュベーションより投資を受けております。
3Dデジタルコンテンツサンプル=>>>
本社所在地:東京都文京区本郷6-25-14
主要業務:3D画像処理
3Dデジタルコンテンツ制作
3Dデジタルコンテンツ制作/管理/活用クラウドサービス提供
代表者:代表取締役社長 松田尚子
コーポレートサイト:https://www.bestat-data.com
■お問い合わせ先
bestat株式会社 info@bestat-data.com
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像