除雪機、半数以上が死亡事故
~使う際に気を付けるポイント~
冬になると、除雪機による死亡事故が発生します。
今年の降雪量は、日本海側を中心に「平均並みか多い」と予想されており、除雪機の使用機会は増加することが見込まれます。
独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE(ナイト))は、除雪機による事故を防ぐために、注意喚起を行います。
今年の降雪量は、日本海側を中心に「平均並みか多い」と予想されており、除雪機の使用機会は増加することが見込まれます。
独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE(ナイト))は、除雪機による事故を防ぐために、注意喚起を行います。
2020年度は、直近10年で最多
2011 年度から2020 年度※1 の10 年間にNITE(ナイト)に通知された製品事故情報※2 では、除雪機によりけがを負った事故は40 件あり、そのうち25件は死亡事故でした。
特に2020 年度は、直近の10 年間で最も多くの事故が通知され、死亡事故も近年では最多の7 件でした。
除雪機で気を付けたい「4つのポイント」
○走行する際には、転倒したり、挟まれたりしないよう、周囲の状況に十分注意する。
(特に後方へ移動する際は、障害物がないかどうか確認してください)
○周囲に人がいない状況で作業する。
(特に子どもを近づけないよう、気をつけてください)
○デッドマンクラッチ機構などの安全機能※3を正しく使用する。
(安全機能を無効化した状態での使用は、絶対にしないでください)
○雪詰まりを取り除く際は、エンジン及び回転部の停止を確認し、雪かき棒を使用する。
(エンジンをかけたまま雪を取り除く作業を行うと、手を負傷するおそれがあります)
関連動画
【nite-ps】除雪機「6.誤使用によりオーガに巻き込まれる事故」
その他の関連動画はNITEのYouTubeチャンネルからご覧いただけます。
(※1)2011年4月1日~2021年3月31日の事故を対象とします。
(※2)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集された非重大製品事故やヒヤリハット情報(被害なし)を含みます。
(※3)除雪機安全協議会では、2004 年4 月から協議会加盟メーカーの除雪機(歩行型)において安全機能の義務化をしています。
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