ドキドキに合わせて光るイヤリングデバイスを開発する株式会社e-lamp.がシードラウンドでANRIより3,000万円調達
生体情報を活用したコミュニケーションを提案する企業へ成長を目指す
■e-lamp.について
開発中のイヤリング型脈拍フィードバックデバイスe-lamp.は、代表である山本が慶應義塾大学環境情報学部での心理学・感性工学研究を起点として2020年に着想した製品です。
e-lamp.は、自分の心をより共有できるようなコミュニケーションを実現するために、 感情と関連性の高い「生体情報」を可視化し共有する体験を提案しています。
■e-lamp. ONEについて
e-lamp.は、グッドデザイン・ニューホープ賞受賞などを経て、今年4月に初めての製品としてe-lamp.ONEを発売しました。
e-lamp. ONEでは、耳たぶの血管の拡大・収縮を感知するセンサーで脈の動きを推測し、血液量の増減に合わせてLEDの色が変化し、点滅します。これにより着用者の脈拍によるドキドキを可視化し、共有することができます。
e-lamp.ONEは¥24,900(税込)で、こちらの公式販売サイトより購入可能です。(https://elamp.base.shop/ )
■e-lamp.のこれからについて
現在は脈動にとどまらない様々な生体情報を可視化する方法を研究しており、次世代機の開発にも取り組んでいます。
今回調達した資金の使途について、代表の山本は「量産に向けた開発・企業とのPoCのために資金を使いたいと思っています。実証パートナーを検討くださる商業施設・自治体・企業を募集しています。」とコメントしています。
また、「今後は、開発・社内研究・事業推進体制を強化します。脈拍情報を可視化するイヤリングデバイスを起点に、生体情報を活用したコミュニケーションを社会に提案する一企業として成長していければと思います。」と述べています。
■株主コメント
ANRI Senior Associate 丸山太郎氏
同じことに何年も情熱を注ぎ続けられる人間はスタートアップの世界でも実はそんなに多く存在しません。しかしごく稀に、誰に何を言われようがどんな困難に直面しようが、決して挑戦を止めない起業家に出会えることがあります。山本さんはこの「本物の熱意」の塊のような存在です。e-lamp.は感情の可視化という新しいコンセプトに挑戦している会社ですが、新しい市場を創り上げるのはいつでも山本さんのような強烈な想いを持った人だと思っています。そんな起業家がリードするe-lamp.の挑戦を、ANRIも全力で応援・支援していきます。
■代表プロフィール
株式会社e-lamp. 代表取締役 山本愛優美
2001年生まれ。高校2年次に開業。
エンターテイメント/教育領域で複数の事業プロデュースを行う。
慶應義塾大学環境情報学部卒業(在学中の2020年にe-lamp.着想)、
2023年春より同大学院メディアデザイン研究科進学。
大学院ではHCI領域のSocial Biofeedback研究に従事。
2022年度未踏アドバンスト採択。STEAM人材として多数メディア出演。
■株式会社e-lamp.について
本リリースに関するお問い合わせ先: https://e-lamp-official.studio.site/contact/jp
Twitter: https://twitter.com/e_lamp_official
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