【進路指導の実態調査】データ活用済みは8割超も「質」には課題感。現在の体制で不足している要素1位は「生徒と向き合う時間」

求められるのは「一元管理」と「比較分析」、教員の約8割がシステムによる業務負担軽減に期待

システックITソリューション株式会社

システックITソリューション株式会社(所在地:岡山県津山市、代表取締役:市 克吉)は、中学校・高等学校で進路指導を担当している教員を対象に、「教員が感じる進路指導の課題とデジタル活用の可能性」に関する調査を行いました。

進路選択の多様化が進む中、生徒一人ひとりに寄り添った進路指導の重要性が高まっています。

その一方で、教員には「進路に関する情報を整理する時間が足りない」「生徒のデータが分散している」「収集した情報を分析に活かしきれていない」といった課題が山積しています。

生徒の進路希望や適性をより的確に把握し、適切な支援につなげていくには、校務支援システムなどのデジタルツールの活用が欠かせない時代になりつつあります。

では、実際に進路指導において教員はどの程度、生徒データを活用できているのでしょうか。

また、現場の教員は進路指導のデジタル活用について、どのような課題や可能性を感じているのでしょうか。

そこで今回、システックITソリューション株式会社https://www.systech-its.co.jp/)は、中学校・高等学校で進路指導を担当している教員を対象に、「教員が感じる進路指導の課題とデジタル活用の可能性」に関する調査を行いました。

調査概要:「教員が感じる進路指導の課題とデジタル活用の可能性」に関する調査

【調査期間】2026年2月4日(水)~2026年2月6日(金)

【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査

【調査人数】1,005人

【調査対象】調査回答時に中学校・高等学校で進路指導を担当している教員と回答したモニター

【調査元】システックITソリューション株式会社(https://www.systech-its.co.jp

【モニター提供元】PRIZMAリサーチ

約8割が、校務支援システムを活用した進路指導を行う体制が整っていると回答!

はじめに、「現在の進路指導において、生徒の学習データや行動データをどの程度活用できているか」について尋ねたところ、約8割が『非常に活用できている(26.4%)』『ある程度活用できている(56.5%)』と回答しました。

多くの方が何らかの形で生徒のデータを活用できていると回答しており、教育現場におけるデータの浸透度は高い水準にあるといえます。

しかし、『非常に活用できている』という回答は約3割にとどまっており、多くの方が「活用はしているものの、十分とはいい切れない」という感覚を持っている様子がうかがえます。

では、進路指導においてどのようなデータを活用しているのでしょうか。

前の質問で『非常に活用できている』『ある程度活用できている』と回答した方に、「進路指導で活用しているデータ」について尋ねたところ、『生徒の進路希望(62.9%)』と回答した方が最も多く、『学習成績(定期試験・校内模試)(58.1%)』『出席状況や生活記録(52.2%)』となりました。

上位を占めたのは、進路希望や成績、出欠といった「基礎的な定量データ」でした。

現場における有効なデータ活用とは、高度な分析を駆使することよりも、まずは生徒の現状を示す客観的な数値を、面談や指導の際に漏れなく正確に把握することにあると考えられます。

活用しているデータは明らかになりましたが、それらのデータを進路指導にスムーズに活用するための環境は整っているのでしょうか。

「校務支援システムを活用し、生徒の学習データや行動データに基づいた進路指導を行う体制が整っているか」と尋ねたところ、約8割が『非常に整っている(21.2%)』『ある程度整っている(54.9%)』と回答しました。

多くの方が進路指導を行う体制に一定の評価をしており、教育現場における校務支援システムの導入が標準化しつつある現状がうかがえます。

一方で、『非常に整っている』との回答は約2割にとどまり、過半数は「ある程度」であることから、システムという「ハードウェア」の整備は進んでいるものの、それを現場でどう使いこなすかという「運用ルール」や、必要なデータが十分に連携されているかといった「質の面」においては、まだ改善の余地があることを示しています。

実際に、校務支援システムのどのような機能が使われているのでしょうか。

前の質問で『非常に整っている』『ある程度整っている』と回答した方に、「現在、校務支援システムで活用している機能」について尋ねたところ、『成績管理機能(56.3%)』と回答した方が最も多く、『通知表や指導要録の作成(55.8%)』『出欠管理機能(49.5%)』となりました。

上位には「成績管理」や「通知表作成」「出欠管理」といった「事務処理の効率化」に直結する機能が並びました。

一方で、『進路指導に関する情報管理』は約4割にとどまり、校務支援システムは教員の事務負担を軽減するツールとしては機能しているものの、進路指導における戦略的なデータ活用や分析ツールとしては、まだ十分に使いこなされていない現状がうかがえます。

進路指導の現場で最も不足していると感じるもの1位は?

では、より質の高い進路指導を実現するために、現在の体制や方法において「足りない」と感じる要素は何なのでしょうか。

「進路指導の質を向上させるために、現在の体制・方法で不足している要素」について尋ねたところ、『生徒一人ひとりに向き合う時間の確保(47.6%)』と回答した方が最も多く、『データ分析に基づく個別指導ノウハウ(35.4%)』『最新の進路情報の収集・提供体制(33.6%)』となりました。

約半数が、最も不足している要素として「生徒一人ひとりに向き合う時間」を挙げました。

これは、どれだけ優れたシステムやデータがあっても、それを生徒との対話に還元する時間がなければ意味がないという現場の声を反映しています。

また、次いで「個別指導ノウハウ」や「情報収集・提供体制」が挙げられ、時間はもちろんのこと、データをどう解釈し指導に活かすかという「スキル面」や「情報基盤」の不足も、質の高い進路指導を阻む壁となっているようです。

指導体制における全体的な課題が見えてきましたが、データ活用を進める上での具体的な障壁は何なのでしょうか。

「生徒の学習データや行動データを進路指導に活用することについて、どのような課題があるか」と尋ねたところ、『データ活用に時間を割くリソース(人員・時間)がない(37.6%)』と回答した方が最も多く、『データ分析のスキルやノウハウが不足している(30.2%)』『教員間でデータを共有する仕組みがない(28.1%)』となりました。

ここでも「時間・リソース不足」が最多となり、多忙な業務の中で新たなデータ分析に取り組む余裕がない現状が浮き彫りになりました。

また、約3割が「スキル不足」を挙げており、教員個人の努力だけではデータ活用が進まない構造的な問題も見えてきます。

さらに「共有の仕組みがない」といった環境面の課題も見られることから、個人のスキルアップだけでなく、組織全体での環境整備が急務であると考えられます。

現場が抱えるこうした実情を踏まえ、校務支援システムにどのような機能を求めているのでしょうか。

「校務支援システムに期待する、進路指導に役立つ具体的な機能」について尋ねたところ、『生徒の学習履歴・成績データの一元管理(37.7%)』と回答した方が最も多く、『過去の進路実績データとの比較分析(35.1%)』『生徒の行動特性・興味関心データの分析(29.7%)』となりました。

進路指導に役立つ具体的な機能として「一元管理」が最多になり、点在する情報を集約する手間を省き、効率的に生徒を理解したいという意向のあらわれといえます。

また、「過去の進路実績との比較」や「行動特性・興味関心の分析」への期待も高く、過去の傾向に基づいた客観的なアドバイスや、生徒の適性を見極めるための「判断材料」を提供する機能を求めていることがわかります。

校務支援システムを活用することで「業務負担が軽減されると思う」と回答した教員は約8割

では、現場が求めるこうした機能が実装され、十分なデータ収集・分析が可能になった場合、進路指導の質は変化するのでしょうか。

「校務支援システムが進路指導に必要なデータを収集・分析することができたら、現在の進路指導の質はどの程度改善されると思うか」と尋ねたところ、約8割が『非常に改善されると思う(19.5%)』『ある程度改善されると思う(64.6%)』と回答しました。

大多数が、データ収集・分析機能の強化が進路指導の質向上に寄与すると考えているようです。

現状では時間やスキルの不足により十分な活用ができていないものの、適切なツールによるサポートがあれば、指導の精度や納得感を高められるという潜在的な期待は大きいようです。

校務支援システム活用によって指導の質が高まることは、教員や生徒だけでなく、学校全体の評価にも影響を与えるのでしょうか。

「生徒一人ひとりの進路希望や学習状況に応じて個別最適化された指導ができたら、学校の魅力向上にどの程度貢献すると思うか」と尋ねたところ、約8割が『非常に貢献すると思う(21.0%)』『やや貢献すると思う(57.6%)』と回答しました。

生徒一人ひとりに合わせたきめ細かな指導ができることは、教育サービスとしての質を高め、学校そのものの魅力向上につながると多くの方が認識しています。

少子化で学校間の競争が激化する中、データ活用による高度な進路指導体制の構築は、生徒や保護者から選ばれる学校であり続けるための重要な差別化要因になると考えられている様子がうかがえます。

最後に、「校務支援システムを活用することで、教員の進路指導の業務負担は軽減されると思うか」と尋ねたところ、約8割が『大幅に軽減されると思う(22.9%)』『やや軽減されると思う(53.5%)』と回答しました。

約8割が、校務支援システムの活用によって教員の進路指導の業務負担が軽減されると思うようです。

進路指導には、情報収集や資料作成、面談記録の管理など膨大な事務作業が伴うため、これらを校務支援システムで効率化できれば、課題であった「生徒と向き合う時間」を確保することにつながります。

デジタル活用は、教育の質の向上と、教員の働き方改革という2つの課題を同時に解決する鍵として期待されているといえるでしょう。

【まとめ】データ活用への期待と現実のギャップ、解消の鍵は「時間の創出」と「分析支援」

今回の調査で、進路指導における生徒の学習・行動データ活用は広がりつつあるものの、質的な深化には課題が残されている実態が明らかになりました。

多くの教員が進路指導において生徒の学習・行動データを活用しているようですが、その内容は成績や出欠などの基礎情報が中心であり、生徒の内面や適性を踏まえた多角的な分析には至っていません。

その障壁として挙げられたのは、「生徒と向き合う時間の不足」や「データ分析に基づく個別指導ノウハウ」「最新の進路情報の収集・提供体制」でした。

既存の校務支援システムは事務効率化には寄与しているものの、進路指導の戦略的なツールとしては、まだ活用の余地が大きいといえます。

一方で、校務支援システムに対する期待は高く、データの「一元管理」や「比較分析」といった機能によって進路指導の質が改善されると約8割の教員が回答しています。

また、個別最適化された指導ができたら学校の魅力向上にも貢献すると考えられており、システム活用は単なる事務効率化を超えた経営課題解決の手段としても捉えられています。

今後の進路指導においては、単にデータを蓄積するだけでなく、教員が直感的に活用できる分析ツールの導入や、事務作業を自動化して「対話の時間」を生み出す環境づくりが求められそうです。

高校・中高一貫校向け校務支援システム「Major School System」

今回、「教員が感じる進路指導の課題とデジタル活用の可能性」に関する調査を実施したシステックITソリューション株式会社https://www.systech-its.co.jp/)は、高校・中高一貫校向け校務支援システム「Major School System」https://www.systech-its.co.jp/service.html)を提供しています。

■高等学校向け教務・校務支援システム「Major School System」

校務支援システム導入を検討中の学校関係者の89%が「Major School System」について『導入したい』と回答したフルカスタマイズ可能な高校・中高一貫校向けの校務支援システムパッケージです。

【Major School Systemの特徴】

①カスタマイズ型パッケージ

御要望に対してフルカスタマイズにて個別対応!

②Excelとのダイナミックな連携機能

汎用性が高く、データの2次利用が可能!

③障害に強いシステム

仮にサーバが故障してもPC単体で運用可能!

④シンプルな機能で操作が簡単

PCに不慣れな先生でも安心して利用可能!

⑤個別指導に役立つ個人カルテ機能を実装

個別指導・生徒情報把握ツールとして利用可能!

独自のプロトタイプ開発手法で、早い! 安い! うまい!を実現します。

※弊社の校務支援システムはオンプレ・クラウドのいずれも対応可能です!

■Major School System が選ばれる理由

・学校の運用に合わせてフルカスタマイズ対応が可能である。

・システム導入途中の画面を確認出来るので意見が出しやすい。

・トラブル発生時の対応が早い。

・コストパフォーマンスが非常に高い。(システム導入初年度の機能追加・変更は原則無償)

■学校関係者(中高)の89%が導入したいと回答

調査方法:インターネット調査

調査期間:2022年11月14日~16日

アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ

調査対象:学校関係者(中高)1005名

調査選定方法:アンケートを基に所定の条件に合致する対象者を抽出

学籍管理・成績管理・出欠管理・進路管理を基本機能として、入試管理、保健管理、グループウェア、保護者連携機能など校務全般でシステム構築支援を行って参ります。

■岡山を代表する企業100選に選出

■Major School System:https://www.systech-its.co.jp/service.html

■お問い合わせURL:https://www.systech-its.co.jp/contact.php

■システックITソリューション株式会社:https://www.systech-its.co.jp/

■お問い合わせE-mail:info@systech-its.co.jp

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会社概要

URL
https://www.systech-its.co.jp/index.html
業種
情報通信
本社所在地
岡山県津山市沼6-8
電話番号
0868-25-2131
代表者名
市 克吉
上場
未上場
資本金
500万円
設立
2015年11月