立正大学が、内閣府より公益認定を受けた企業と課題解決型「シン・インターンシップ」をコラボ開催!
立正大学生と公益財団法人がチームとなって5日間にわたる課題解決に取り組む超実践型インターンシップ
公益財団法人 日本ケアフィット共育機構
共に生きる社会を、共に育む
日本ケアフィット共育機構について
「誰もが誰かのために共に⽣きる社会をめざして」
私たち⽇本ケアフィット共育機構は、サービス介助⼠をはじめとする学びの提供、障害者就労支援などの誰もが暮らしやすい場所づくり、ボランティア活動による実践、そして気づきのWEBマガシン、リベル・ケアフィットなどの媒体を活⽤した情報発信といった取り組みを通して、あらゆる"ちがい”を超えて誰もが誰かを⽀え、⽀えられた⼈がまた誰かを⽀える、そんな社会を⽬指しています。
【 公益財団法人 日本ケアフィット共育機構 本社:東京都千代田区 https://www.carefit.org/ 】
⽴正⼤学 課題解決型「シン・インターンシップ」とは
⽴正⼤学が2023年4月より開始し、学⽣の未来に向けたキャリアアップを⽀援するため、労働関係のプロである『国家資格者』が厳選した企業とのコラボレーションを通じて、学⽣が実践的なスキルを習得し、業界とのリンクを構築することを⽬的とした課題解決型インターンシップ。
※課題解決型インターンシップは、「インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方」に定義される「タイプ3」に相当するインターンシッププログラムです。
実際のビジネス課題に対して、⼤学⽣だからこそのアイデアをもとに解決策を考えて、企業のスタッフと⼀緒に提案まですることができる⽴正⼤学キャリアセンター独⾃の⼤学推薦型インターンシップ。
※参加するためには、厳しい学内選考があります。
課題解決のテーマは、『ダイバーシティ& インクルージョンについての情報配信業務』
日本ケアフィット共育機構における、5日間にわたる課題解決型インターンシップでは
⾼齢者や障害者など多様な⼈の暮らしやすさや、企業におけるダイバーシティ& インクルージョン(多様な⼈材を受け⼊れ、その能⼒を発揮させる考え⽅)の推進に貢献するための団体です。
そこで⽴正⼤学の皆様には、当機構が運営・認定するサービス介助⼠などの資格についての情報や、ダイバーシティ& インクルージョン、バリアフリーや障害者差別解消法などの法律知識など、様々な情報を多くの⼈にお届けするためにSNSなどを活⽤した情報発信の企画に携わっていただきました。
日本ケアフィット共育機構において、課題解決型インターンシップに参加した学⽣の声
・インターンシップ参加前は、障害者就労支援などが、どんな仕事をしているのか、社内の雰囲気はどんな感じなのか、といったことが分からず、自分にもできるのかとても不安でした。しかし、いざ参加してみると、実習の担当の方は丁寧に説明してくれた上、ほかの実習生と知識を共有しながら作業を進めることができたため、最初は終わらないと思っていたSNSによる情報発信の作成も、何とか決められた時間内に作り上げ、配信まで行うことができました。日本ケアフィット共育機構さんでのシン・インターンシップで得ることができたスキルは、「わからないことを一人で抱え込まず、積極的に聞くことだと思います。初めてやるSNSによる情報発信、はっきり言ってわからないことだらけでした。当然うまくいくはずもなく、問題が何度も発生しました。その際、一人で原因を数十分考えてもうまくいかなかったことが、他の実習生や実習の担当の方に正直に問題を報告し、解決までの道のりを一緒に考えることで、原因をすぐに発見することができました。このことから、問題が起きた時、素早く報告することの重要性をはっきりと理解することができました。
・初日の自己紹介では、相手が何を聞きたいのかを考えずに、何となく話してしまったが、自己紹介の場に向けて、自分が何を目的に参加して、何をしたいのか、どのようなことが知りたいのかなどを改めてよく考え直すことで、今まで何となくになってしまっていた就職活動への意識をしっかり持つことができた。実際に働いている方の話を聞いたり、体験をしていく中で、「業界の良い面も課題となっている面も知ることができ、働く上で大切なこと、必要なことも体感することができた。その中でも、SNSによる情報発信を進める中で、なぜこうなるのかという疑間を持つことや、多様な人の暮らしやすさや、多様な人材を受け入れ、その能力を発揮させる考え方が、もっと良くならないかと考えること、そして、そのために調査をしたり、実際にやってみたりと、行動に移すということが少しづつできるようになった。また時間がかかるが、今回でその課題に気づくことができたというのが最も大きな成果であると思う。
・私は、元々公務員を志望していたため、一般企業に対する情報が暖味なまま、このインターンに臨みました。しかし、今回の立正大学のシン・インターンシップでリアルな仕事に触れ、さらに一対一でも社員さんからのお話しをじっくり伺えたことで、今までひどく狭くなっていた視野、そして定時で帰れて、安心安全、楽だという単純で安易な考えだけで公務員を目指していた自分の考えが足りていないことに愕然としました。日本ケアフィット共育機構さんのシン・インターンシップに参加できたことで一気に視野が広がりました。これまでは、立正大学の就職支援のお知らせに対して考慮せず読み流してしまうことも多かったのですが、このシン・インターンシップを機に、真剣に就職活動に取り組めるようになりました。何がわからないのかを知らないと、いつまでたっても行動に移せません。今回、こちらのインターンに参加したことによって、私は自分が何を知るべきなのかの道しるべを見つけることができ、動きだすことができました。5日間ということもあり、不安も大きかったですが、本当に参加してよかったと思っています。
・シン・インターンシップでは自己分析において2点得るものがあると考える。まず1点目は実習の中で感じる自分で感じる自分のできないこと、できることの強みと弱みである。そして2点目は5日間、自分の担当をしてくれた日本ケアフィット共育機構の方からの最終フィードバックである。他人から数日間の働きを評価されることは滅多にない機会である。そのため、ここで得た自己分析と業界理解から今後の就職活動も気を緩めることなく進めていきたい。また本インターンではプレゼンスキルやSNSによる情報発信スキルなど、新たなスキルも身に着けることができた。そのため、このスキルにおいても大学生活の中で実践、定着させていきたい。自分の足りない部分を補填し、より成長した自分になるように今後の学生生活を送りたい。また、この強み・弱みを今一度分析して本格的に就職活動に取り組んでいきたい。
・日本ケアフィット共育機構さんの、今回の課題において、私は柔軟な発想力に欠けるためにアイデア出しが苦手だと気付いたので、日々新聞を読むなど知識をつけていきたいと思いました。これは人とのコミュニケーションにおける話題作りにも役立つと思うので実行していきたいです。また、人前で発表する力をつけないととも感じたので大学生活や様々な場面において、聞いている人の立場に立って落ち着いて話すことを心がけてスキルアップしていきたいと思います。そしてなにより、SNSによる情報発信がたくさんの人の協力によって成り立っていると知り、人との協力や信頼関係が大切なこと、SNSによる情報発信を作るためにも取材する人、編集する人など様々な人がいる、さらには見ている人が分かりやすく聞きやすいものを作るために工夫されていると学びました。立正大学の授業だけでは気づけないことが沢山あり、緊張したがとても貴重でシン・インターンシップは私にとって良い経験になったと思う。
受け入れ企業担当者からの声 (日本ケアフィット共育機構 冨樫正義さん)
当機構の課題として、SNSの更新頻度を上げる事と、学生に親しみやすく分かりやすい内容での情報発信がありました。
今回大学生5名の協力により、短期間で数十件の投稿準備と動画や画像編集を駆使した投稿が出来たことは、今後の私共の活動において非常に意義のあることでした。
また、インターン生にとっても障害の捉え方や障害者差別解消法など共生社会に向けた考えや取り組みの理解が進んだことは、今後の学生活動において良い刺激になったことと思います。
受け入れ企業担当者からの声 (日本ケアフィット共育機構 髙原沙江さん)
当機構インターンシップにご参加いただきありがとうございました。
今回はSNSによる情報発信として、Instagramの投稿・リール動画を作成いただきました。Instagramの特徴を踏まえたうえで、「伝えるべき情報は何か」「どのようなデザイン、字体、内容であれば興味を持っていただけるか」など、相手の立場に立って考えていただくことができたのではないでしょうか。今回は情報発信という視点でしたが、「相手の立場に立って考える」ということは、今後皆さまが社会に出て活躍される際、多様な方と関わる場面でもたくさんご活用いただけることだと思います。
ぜひ、インターンシップで感じたこと、考えたことを今後、少しでも役立てていただけたらとても嬉しいです。
なにより、ご参加いただいた皆さま同士で活発に意見を出し合い、積極的に活動されていた様子が印象的でした。
その皆さまのコミュニケーション力や積極性にも自信を持って様々なことに挑戦してくださいね!
皆さまの今後のご活躍を期待しております!
ディレクションアドバイザー (Nキャリア株式会社 代表取締役)
今回の立正大学シン・インターンシップを通じて
人のあり方が多様化するこれからの時代においては、組織も多様な人材を内包し、活用していく必要があることは多くの方が思うことではないでしょうか。とくに近年では、超高齢社会でもあることながら、多様性、ジェンダー論、ダイバーシティなどの言葉を見聞きする機会も多いもの。ただ、そうでありながらも、まだ年齢的に若く、社会に出ていない大学生にとっては、日頃の生活において、それらのことを学び、考える機会はそう多くはないものです。
ですが、実際の私たちの社会には、様々なバリア(障壁・障害)が存在しているもの。たとえば暮らしの中の物理的な制約、心身の障害や年齢、性別、国境だけではなく、変わっていく時代の中で人とのつながりが希薄になったことなどからも相互の不理解が進み、偏見、無関心、孤立といったバリアも生み出すようになりつつある。
時には、そのバリアを取り除こうと相手を尊重しない過剰なサポートだって・・・・
これらは身近で向き合うべきことでありながらも、これからの未来を切り拓く大学生1人ひとりができることを一緒に考えることや、様々な社会貢献事業を正しく知ることができる機会はなかなかありません。
そこで、立正大学として、今期から開催した立正大学独自の課題解決型インターンシップに、“リアル”を伝えられる優良企業である日本ケアフィット共育機構様にお願いをし、大学生であっても、あらゆる“ちがい”を超えて、誰もが他の人を支え、その人がさらにまた誰かを支える、相互に作用しあう暮らしやすい社会を目指せる考え方を深め、今後の就職活動をより良くすすめられるように、受け⼊れ企業となっていただきました。
ディレクションアドバイザーである弊社としても、今回の日本ケアフィット共育機構様でのインターンシップでは、大学生が取り組みやすいSNSによる情報発信という課題を設定していただけことによって、これからの時代における高齢者や障害者など多様な人の暮らしやすさや、企業サービスにおけるダイバーシティ& インクルージョンについての理解を、参加された立正大学の学生に深めていただけたことをとても強く感じています。
最初は、漠然としたイメージを持って参加した学生が多かったことも確かではありましたが、日本ケアフィット共育機構様の担当者の方々の、「必要なことをその人その場にあったやり方で行うこと」「おもてなしの心」により、シン・インターンシップを実施していただけたことで、参加された学生の多くが社会で活躍するための新たな意欲を持つようになったことを、学生の声からもとても感じ、喜ばしく思っております。
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