本学教員が新刊を出版

『シェアダイニング 食とテクノロジーで創るワンダフル・エイジングの世界』

同志社女子大学（所在地：京都府京田辺市・京都市　学長：小﨑眞）現代社会学部社会システム学科 日下菜穂子教授が、掲題の著書を発刊しました。
本書では、食の「おいしさ」といった目に見えないものを見る力を育み、つながりの中に希望を創造する場をシェアダイニングとよんでいます。ワンダフル・エイジングの考えを実践する場づくりの方法を、シェアダイニングの２つの実践例を通して紹介しています。

ワンダフル・エイジングとは

年を重ねるにあたり、己を超えて他との関わりの中でつながる喜びを感じて生きること。

本学公式Webメディア「ひとつぶラジオ」にて、関連番組を公開しています。https://hitotsubu.dwcla.jp/program/p01/

書籍情報
書名：シェアダイニング　食とテクノロジーで創るワンダフル・エイジングの世界
発売日：2023年3月10日
定価：2,000円（税別）
発行所：株式会社クリエイツかもがわ　https://www.creates-k.co.jp/

著者（日下菜穂子）メッセージ
年を重ねるごとに人生は豊かになる。そんな世界を実現するために、シェアダイニングのプロジェクトで、さまざまなテクノロジーを用いて賑わいのある食の場をつくりました。この本は、人間の知恵とテクノロジーを融合し、アートと科学で「長く生きる意味」を創造するイノベーションへの挑戦を紹介させていただくものです。みなさまの日常の今ここにある喜びの風景と重ねて、ワンダフル・エイジングの世界をご一緒に旅していただけると嬉しいです！

著者プロフィール
日下菜穂子（くさか なほこ）　同志社女子大学教授。
兵庫県出身。同志社大学卒業、関西学院大学大学院修了。博士（教育心理学）。臨床心理士・公認心理師。専門は、老年学・生涯発達心理学。ポジティブ心理学の立場から、人生後半の生きがい創造の実践研究に従事。多世代の学修コミュニティの形成などを通じて、産官学の連携で高齢期の孤立防止に取り組む。主著に『ワンダフル・エイジング』、『人生の意匠』（ナカニシヤ出版）など。

同志社女子大学Webサイト「TALK」https://www.dwc.doshisha.ac.jp/talk/social/detail01/