間取り説明、主婦目線で。建築ロボアドバイザー「マイホームロボ」施主との絆を深める提案文をAIで生成。営業パーソンの負担減

チャットGPTによる提案文作成機能がバージョンアップ。半年の利用実績から利用者の意外な事実が判明。若手とベテラン、AIは果たしてどちらの味方なのか?

安心計画株式会社

住宅営業支援の安心計画株式会社(本社:福岡市、代表取締役社長:高田 政和)は、自社商品「マイホームロボ」に、OpenAI社が提供する「ChatGPT」を活用し、プラン提案時の案内文を自動作成する機能をバージョンアップしました。
「マイホームロボ」は、住宅事業者が施主に提出するプレゼンボードを自動作成するAI クラウドサービスで 、 WEBマーケティングを得意とする住宅会社である株式会社 Lib Work (本社:熊本県山鹿市、代表取締役社長:瀬口 力)と共同開発したものです。

「マイホームロボ」サービスサイト:https://my-homerobo.com

現代のビジネスの舞台において、技術の進歩は目覚ましいものがあります。中でも生成AIの活用は、多くの業界でその可能性を探る動きが進められています。その一方で、最新の調査結果によれば、多くの人々がまだこの生成AIを活用していないことも明らかになっています。


AI inside㈱の調査により、ビジネスパーソンの8人中7人以上が生成AIを利用した経験が無く、たった7.8%しか継続利用していないとのデータが公表されました。この背景には「回答結果の正確性に懸念がある」ことや「使い方のイメージがわからない」といった理由があるようです。

https://inside.ai/news/2023/09/26/ai-researchresults-4/


■AIは若手とベテラン どちらの味方なのか?


今年の5月にChatGPT連携機能を追加搭載した建築ロボアドバイザー「マイホームロボ」は、住宅営業現場での業務効率化や施主とのコミュニケーションの質を向上させる強力なツールとして、多くの営業パーソンから支持され活用されていますが、特に経験の浅い若手営業パーソンを中心に利用されています。


ところが、ChatGPTとの連携機能については、意外にもベテランの営業パーソンから強く支持されていることがわかりました。「施主の懐に入るような文章を手軽に作れるので重宝しています」と語るベテランのAさんは、実は「ChatGPT」の名称すら知らないという驚きの事実が判明。彼のように、テクノロジーに明るくないベテランの中にも、知らず知らずのうちに最新のAI技術を活用して業務効率を上げている例があるのです。


■AIの出力を正しく評価できるかが鍵


理由は、「マイホームロボ」は難しい命令文を書かなくても住宅プランを選ぶだけでChatGPTで生成した提案文が作成できること、そしてベテランにはAIが自動作成した提案文を個々のお施主向けに短時間で修正できる知見とスキルがあるからです。残念ながらChatGPTとの連携機能で生成される説明文は完璧ではありません。これは冒頭のAI inside㈱の調査にあった「回答結果の正確性に懸念があるからAIを使わない」という回答からもわかります。そのため、それを的確な文章に修正するための知見とスキルが不足している若手営業パーソンはあまり活用できていないのです。


「マイホームロボ」の開発チームはそのような現状を受け、若手向けにAIのロジックを見直すべきか、ベテラン向けの追加機能を充実させるのか迷いましたが、最終的に後者を選びました。工務店の規模に応じてAIの運用に特化したチームを作れば、生成AIで作成した文書が不完全であったとしても一定の効果を出せると判断したからです。


今回「マイホームロボ」に新たに導入される機能は、プランの紹介文をChatGPTで一度作成した後に、さらに“主婦目線” “ご主人目線”といったより具体的な対象者向けに掘り下げた文章を追加生成する「説明文パーソナライズ機能」と、プランの特徴に合わせて提案タイトルの候補を自動抽出する「タイトル自動生成機能 」です。




■生成AIと協働するための組織とは


今後、建築業界では生成AIと人間の協働がますます当たり前となることが予想されます。これに対応するには、生成AIの出力結果の妥当性を確認し、適切に判断する組織体制の構築が欠かせません。「回答結果の正確性に懸念がある」から使用を避けるのか、それを前提に柔軟に対応して新たな価値を生み出すのか。この点で、今後の工務店の対応力と柔軟性が大きく問われることとなります。


これら「マイホームロボ」の新機能の詳細や、工務店の規模に応じた活用の戦略について、11/9にLIFULL HOME'Sが主催するセミナーで詳しくご説明いたします。「ベテラン営業vs若手営業! ChatGPT活用事例から見る予想外の勝者とは?」というテーマで、マイホームロボの開発責任者と建築ライターの大菅様とでトークセッションを実施いたします。建築業界で生成AIの活用を検討中の皆様に有益な情報をご提供できるものと思いますので、ぜひご参加ください。


■セミナー『LIFULL HOME'S主催 ベテラン営業マンvs若手営業マン!ChatGPT活用事例から見る予想外の勝者とは?』概要

・開催日:2023年11月9日(木)16:00~17:00
・受講料:無料
・こんな方におすすめです
 ・日々の営業活動において、新しい技術やツールの活用方法について頭を悩ませている
 ・他社に提案のスピードで負けてしまう
 ・設計担当者の負担が大きく、人が足りていない

・申し込みURL:https://iezukuri-business.homes.jp/seminars/seminars-00096


■ 会社情報

会社名:安心計画株式会社

所在地:福岡市博多区博多駅前3-22-8

設立:1988年3月

代表者:代表取締役社長 高田 政和

事業内容:住空間提案システムの活用支援

HP:https://www.anshin.co.jp

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会社概要

安心計画株式会社

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URL
https://www.anshin.co.jp
業種
情報通信
本社所在地
福岡県福岡市博多区博多駅前 3-22-8 朝日生命博多駅前ビル
電話番号
092-475-1751
代表者名
高田 政和
上場
未上場
資本金
8800万円
設立
1988年03月