新構想『ごちゃまぜプロジェクト』!子どもからお年寄りまで誰もが集える居場所を「0」からつくる寄付キャンペーン開始。
宮城共同募金会主催寄付キャンペーン「みやぎチャレンジプロジェクト」に参加します。目標金額は200万円です。
認定NPO法人こども∞感ぱにー(宮城県石巻市 代表理事:田中雅子 以下「こどぱにー」)は、来年度から新たに地域協働型子ども包括支援のための居場所づくりプロジェクトを開始するために寄付キャンペーンを実施します。
私たちは、東日本大震災で最大の被害を受けた宮城県石巻市で子どもの居場所づくり事業を11年間行ってきましたが、復興とともに社会課題も震災当初から変化してきました。
また全国的にも"小中学生の不登校の増加"や"子どもの遊びにおける環境の変化"など、子どもを取り巻く課題は深刻化しています。
そういった社会課題の変化に伴い、より多くの子どもが安心して過ごせる地域協働型の居場所をつくっていきます。この活動を広く届けていくため、本プロジェクトに温かいご支援をいただけますと幸いです。
▼みやぎチャレンジプロジェクトの概要
期間 |
2024年12月1日~2025年2月28日(3ヶ月間) |
キャンペーンサイト |
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目標金額 |
2,000,000円 |
寄付の使途 |
皆さんからいただいた寄付は、以下のような活動に大切に使わせていただきます。 ・『ごちゃまぜプロジェクト』の立ち上げ/現場開催 ・こども∞感ぱにーの活動を伝える広報活動 |
■実施の背景ー宮城県石巻市の現状
昨今では全国的に、不登校や子どもの貧困、児童虐待や未成年自死など、子どもを取り巻く課題が深刻化しており、私たちが活動する宮城県石巻市では、それが顕著に表れています。
・宮城県の1000人あたりの不登校児童生徒数は全国で一番多く(2023年度)、石巻市は毎年その数値を超えている。そのうち10~15%しか居場所を利用できていない
・石巻市のひとり親家庭の割合は8.5%で、全国の6.8%を上回っている
・石巻市の公設の子どもの居場所(児童館)は1軒のみ(石巻市の人口13.3万人に対し7~8軒必要)
・石巻圏域の児童虐待通告件数は385件と増加している など
しかし、東日本大震災による地域コミュニティの崩壊や子どもの居場所が少ない影響で、地域住民、子ども支援民間団体・個人が"子どもと出会う"機会が非常に少ないです。
そのため"子どもの孤立"状態が生まれ、早期の発見が難しく、対応も希薄になることで重篤なケースに発展してしまいます。
子どもとつながれた場合も、制度にあてはまらない子がほとんどで、支援体制が整わないケースばかりです。
仮に支援が受けられたとしても、日常的な支援の仕組みはなく、ケアが不十分なことによって、支援終了後に再度問題が起こるケースや、年齢により支援対象から外れ再び孤立してしまうケースも少なくない現状です。
■ごちゃまぜプロジェクトについて
現状を受けて、私たちは子どもからお年寄りまで誰もが安心して集うことで、地域と子どもがつながる居場所をつくり、孤立に寄り添った支援を行う「ごちゃまぜプロジェクト」を進めています。
誰もが自分の意志で来られる『子どもと地域住民の居場所』が地域と子どものハブ役となり、子どもと地域住民が日常生活で顔の見える関係性をつくります。
また地域住民とともに支援体制を構築し、日常的に情報交換を行うことで迅速な支援につながります。
そうすることで、制度外の子どもを地域で支え、制度にあてはまる子どもは専門機関と連携すると同時に、地域での見守りを継続することで『子どもの孤立』を防ぐことを目指します。
“地域の子どもは地域で見守り育てる”を合言葉に、地域住民とともにそのような居場所づくりを行っていきます。
こどぱにーが今まで行ってきた以下4つの事業を融合することで、世代や立場を超えた多様な関係性を築く『子どもと地域住民の居場所』を提供し、地域全体で子どもを見守り育てる居場所を目指します。
1.プレーパーク
子どもの主体性を尊重し、子ども自らが遊びを考え決断し、行動に移すプロセスを大切にします。
あそびを保障すると同時に、何もしなくてもいい、安心して過ごすことができる居場所でもあります。開所時はプレイワーカーが常駐し、遊びの環境をつくると共にソーシャルワーク、地域コーディネーターの役割を果たします。
2.フリースクール
学校に通わない選択をした子どもが家庭的な雰囲気の中で安心して過ごすことができる居場所が隣接しています。
一歩出れば、プレーパークを訪れる地域の人とのつながり、「やってみたい」からうまれる多様な学びに進化します。
子ども一人ひとりが社会的自立をするためのサポートをおこなう場所です。
3.子ども相談・課題へのサポート
子どもが抱える様々な悩みや課題に寄り添い、サポートします。
不登校や児童虐待、子どもの貧困など、子どもを取りまく課題は多岐に渡り、それらは子どもだけで解決することは難しく、大人の力が必要です。
これまで、子どもが直面するさまざまな課題に取り組んだ経験があるスタッフが常駐し対応します。
4.地域の大人の居場所
大人も趣味ややってみたいことが実現できる場所が大切です。
お茶を飲みながらおしゃべりしたり、畑をしたり、得意なことを子どもに伝えるのもいいですね。
子どもも大人も同じ空間で過ごすことで交流が生まれ、顔の見える関係性が生まれます。
関係性ができることで、地域で子どもを見守り地域で育てる、そんなまちになっていきます。
■認定NPO法人「こども∞感ぱにー」について
認定NPO法人こども∞感ぱにー(こどぱにー)は、居場所・あそび場づくりを通して困難な状況にある子どもたちの支援を行うNPOです。
宮城県石巻市でプレーパーク事業とフリースクール事業の2つを軸に、子どもが安心して過ごせる居場所づくりをする団体です。
地域の人とともに子どもを見守り、子どもの育ちを応援し、すべての子どもの個性と心の安全を保障するために活動を続けます。
私たちはこれまで11年間子どもの居場所づくり事業を行い、計54,000人以上の子どもたちの支援を地域住民とともに行ってきました。(2024年9月末現在)
※こども∞感ぱにーは、2021年6月4日付で、宮城県の認定を受けた「認定NPO法人」です。認定NPO法人とは、活動内容が適正であるとして各自治体から認定をうけた団体のことを指し、認定NPO法人へご寄付は税控除の対象となります。
【住所】宮城県石巻市鹿妻南2-1-7
【代表者】代表理事 田中 雅子
【HP】https://codopany.org/
【お問合せ】
電話:070-2436-8517(9:30~18:00)
Mail:info@codopany.org
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