内田洋行、中堅・中小企業向け統合基幹業務パッケージ「スーパーカクテルCoreシリーズ」でDXをご支援

~生産・原価管理、庫内物流、販売管理に至る業務全般のデジタル化~

株式会社内田洋行

株式会社内田洋行(本社:東京都中央区、代表取締役:大久保 昇)は、2024年12月20日より、中堅・中小企業向けの統合基幹業務パッケージにおいて、国内トップクラスの実績をもつ「スーパーカクテルCoreシリーズ」の最新バージョンの販売を開始いたします。

「スーパーカクテルCoreシリーズ」は、1997年の発売以来、販売・会計・生産・原価管理をご支援する統合基幹業務パッケージとして、食品業や化学品/化成品等のプロセス製造業を中心に450細業種、6,000本を超える導入実績があります。

「スーパーカクテルCoreシリーズ」で業務のデジタル化、生産性向上を支援

近年、中堅・中小企業では、労働者人口の減少や、原材料、人件費の高騰、物流2024年問題などの経営環境の変化を背景に、生産・原価管理、庫内物流、販売管理に至る、業務全般をデジタル化することによる生産性向上への関心が高まっています。内田洋行では、「スーパーカクテルCoreシリーズ」に多くの機能強化や追加開発、ならびに様々な周辺ソリューションとの連携を強化したことにより、お客様の生産性向上のためのDXをご支援いたします。

<スーパーカクテルCoreシリーズで実現する主な導入効果> 

1)調達、生産、販売といった各データの緊密な連携による業務の最適化、効率化

2)原価シミュレーション機能による、価格や原料に関する経営判断の迅速化

3)倉庫でのフリーロケーション管理と、原材料の移動に対応した入出荷管理の実現

4)特に食品業向けに適合度の高いトレーサビリティ機能による品質管理の強化

5)取引先との業務のデジタル化による、事務作業の効率化、自動化

調達~生産~在庫~出荷に至る業務全般のデジタル化

1.「調達~生産」におけるDX推進

(1)調達~生産管理の最適化 

スーパーカクテルCoreでは、入出荷予定データから日別の在庫を把握することができます。発注点やリードタイムを加味して必要発注数を算出しながら、過去実績や販売計画を参照し、適正在庫を実現するための発注や製造指示につなげる機能を強化しました。今回さらに、入出荷実績、在庫数、マスタ情報といった各種データを、需給コントロールソリューションへ連携させることで、スピーディに精度の高い販売予測を算出できます。また、発注点やリードタイムを加味して、必要発注数や予定在庫の異常を予測し、未然に欠品や廃棄ロスを防ぎます。

※需給コントロールソリューション連携(例:φ-Pilot series/開発元:㈱フェアウェイソリューションズ)

(2)製造現場における各種データ連携

最新バージョンでは、受注見込みデータから生産計画を作成する機能が追加され、より精度の高い生産計画の立案が可能になります。また、現場帳票電子化ソリューションと連携することで、今まで紙で運用していた帳票を、そのままのイメージでWeb画面に変換し、製造現場などからタブレットで直接登録が可能となり、ペーパーレス化と業務効率化をご支援します。

※現場帳票電子化ソリューション連携(例:XC-Gate/開発元:㈱テクノツリー)

(3)複数条件での原価シミュレーション機能

原価シミュレーション機能では、実績や計画から、試算用マスタを設定できるため、損益分岐点分析を簡単に行えます。この機能の活用によって、新製品開発時の売上単価や原価、販売数量目標シミュレーションや、原料価格変動時の単価見直しシミュレーション、製造ライン変更時のコストシミュレーションが迅速になります。最新機能では、複数条件のシミュレーション結果を比較する機能を追加、より多角的な分析をご支援します。

2.「在庫~出荷」におけるDX推進

(1)フリーロケーション管理の実現、原材料の移動にも対応

スーパーカクテルCoreの物流オプションの新機能として、従来の製品の入出庫だけでなく、原材料の移動にも対応し、製造現場でも使えるシステムになりました。またフリーロケーション管理機能を追加、どこに何を入れたかが正確に記録されるため、ピッキング時にどこから何をピッキングすれば良いか正しく指示でき、「誰でもできる」庫内作業を実現します。 

(2)食品業に向けた充実したトレーサビリティ機能

原材料や製品のロット管理、消費期限管理のほか、ロット単位でのトレースバック、トレースフォワードにより、急な問合せがあっても迅速で的確な対応が可能となります。問題が発生した場合には、該当する原材料を使用した製品がどこに出荷されたのか、いつ、どこから仕入れた原材料なのか等、生産情報と販購買情報を自動的に一元管理されます。

さらに、QRコードやRFID、自動認識機器を使って、原材料の入荷~製品の出荷まで、工場内でのモノの動きを管理するトレーサビリティシステムと連携すれば、さらに詳細のトレーサビリティ情報と連動され品質管理の強化を実現することができます。

※トレーサビリティシステム連携(例:Trace eye FOOD-Pro/開発元:㈱サトー)

(3)入出荷作業、庫内ロケーション、在庫等の最適化のためのデータ分析テンプレート

さらに「物流KPI分析テンプレート」と連携することで、実績データから物流における改善ポイントを「見える化」できます。具体的には「全社物流コストサマリ」「売上高運賃比率」「庫内生産性分析」「ロケーション別出庫回数分析」「在庫分析」などの分析テンプレートを用意しております。

事務作業のデジタル化

3.「取引先との業務」におけるDX推進

(1)受注業務の効率化

最新バージョンでは、商品特性に応じて、受注データから発注データの生成が可能となり、調達の作業負荷を大幅に低減させます。また、電子発注システム(EOS)の取り込みとして、EOSソフトと連携することで、多くの小売業とのファイル変換プログラムをライブラリとして利用でき、低コストで稼働が可能です。またAI-OCRソフトと連携することで、FAX受注取込みも効率化できます。根強く残るFAX業務の効率化を実現します。

※EOS連携(例:EOS名人/開発元:ユーザックシステム㈱) ※AI-OCR連携(例:DX OCR/開発元:㈱ハンモック)

(2)エアレポ(AirRepo)を新たに標準搭載、取引先への帳票配信のデジタル化・自動化

郵便料金の値上げに対し、取引先に帳票をデジタル配信する、内田洋行の文書自動配信サービス「エアレポ(AirRepo)」を標準機能に搭載しました。スーパーカクテルCoreとAPI連携し、帳票を簡単に配信できるほか、配信した帳票は電子帳簿保存法にも対応し、内田洋行の「証憑保管オプション」に自動保管、大幅な業務効率化を実現します。

※内田洋行が提供する文書自動配信サービス「エアレポ(AirRepo)」は、発注書、請求書、納品書などの文書を自動で送付・保管することができます。業務システムの帳票やOfficeファイルをアップロードするだけで、メールやFAXでの送信、クラウドストレージでの保管、一元管理が可能です。

(3)入金消し込み業務の効率化

スーパーカクテルCoreでは、取引先単位、明細単位での入金消込機能を有し、債権管理の徹底をご支援いたします。さらに、AI(機械学習)を活用した入金消込サービスと連携し、銀行からの入金データの取込みも含め、消込作業を自動化できます。

※入金消込自動化サービス連携(例:V-ONEクラウド/開発元:㈱アール・アンド・エー・シー)

食品製造小売業向けに「スーパーカクテルCore FOODs STORE」も同時発売

「スーパーカクテルCoreFOODs」は、食品製造業、食品卸売業に多くの導入実績があります。

このたび「スーパーカクテルCoreFOODs」をベースに、店舗管理機能を強化した食品製造小売業向けの「スーパーカクテルCoreFOODs STORE」(開発元:㈱内田洋行ITソリューションズ)も同時発売いたします。デパ地下、駅ナカ、自営店、外食店舗、EC店舗等を運営する食品製造小売業の「店舗」「本部」業務を一元管理します。

(1)複数の店舗形態へ対応し、単品管理を実現

百貨店(消化店等)、納品店、自営店など、形態にあわせた売上計上や、単価設定、実績管理が可能です。また、百貨店等では、専用POSを利用するため、単品別の売上や在庫管理等では即時性に課題がありました。新機能を併用することで、リアルタイムに店舗別単品別の売上実績や在庫把握が可能となります。

(2)複数ECサイト対応

複数のECサイトとの連携を一元管理できます。各ECサイトとスーパーカクテルを連携することで、常に全社の最新の売上データや在庫データを把握できます。

(3)本部管理機能

本部システムで百貨店(消化店等)や納品店、自営店、EC、卸、外商など、様々な販路別の実績を管理することができます。また、不採算店舗の把握や、ECサイト別収支も把握し、迅速な経営判断をご支援します。人件費や経費、販促費等も把握し、部門別利益を管理することができます。

新宿高野様からのメッセージ

株式会社新宿高野様は、1885年(明治18年)創業の、新宿駅東口に本店を構える高級フルーツ専門の老舗企業様です。厳選されたフルーツやオリジナルのスイーツで高い人気を誇ります。同社は全社情報の一元化や、BCP対策、セキュリティ対策などの課題解決に向けて「スーパーカクテル」をご採用いただきました。

株式会社新宿高野 新宿本店B2フロア

新宿高野様からのメッセージ

当社では、自社開発した基幹システムを20年近く使ってきましたが、工場、物流センター、店舗のデータが統合化されておらず、各部門の状況をリアルタイムに把握できないこと、BCP(事業継続計画)対策や情報セキュリティ対策の観点で、サーバーをオンプレミスからデータセンターに移行することなどが課題でした。これらの課題に適したシステムを探したところ、内田洋行のスーパーカクテルが、販売・生産・原価を一元管理する統合基幹業務パッケージであり、当社の課題解決に一番適していると判断し採用を決定しました。導入の結果、調達から製造、販売にいたる全社データの一元管理ができるようになり、経営効率の大幅な改善を実現することができました。

株式会社新宿高野 取締役常務執行役員 安田啓美様

「スーパーカクテルCore」シリーズ最新バージョンについて

以下の対象製品が最新機能を搭載する予定です

スーパーカクテルCore販売、物流オプション(流通業向け)

スーパーカクテルCore販売se(プロセス製造業向け)

スーパーカクテルCoreFOODs販売、生産、原価(食品製造業、食品卸売業向け)

スーパーカクテルCoreFOODs STORE(食品製造小売業向け)

販売価格(「スーパーカクテルCore販売」の場合)

パッケージ価格:1サーバ10クライアント 390万円〜(税抜) (システム構築費用等を除く)

販売目標:中堅・中小企業を対象として、初年度350本を予定

◆スーパーカクテルCore総合 資料ダウンロード https://pages.uchida.co.jp/coregeneral-dl.html

◆スーパーカクテルCoreFOODs 資料ダウンロード https://pages.uchida.co.jp/corefoods-dl.html

※「スーパーカクテルCore」「AirRepo」は株式会社内田洋行の登録商標です。※「φ-Pilot」はフェアウェイウイング株式会社の登録商標です。※「XC-Gate」は株式会社テクノツリーの登録商標です。※「Trace eye FOOD-Pro」はサトーホールディングス株式会社の登録商標です。※「V-ONEクラウド」は株式会社アール・アンド・エー・シーの登録商標です。

※「EOS名人」はユーザックシステム株式会社の登録商標です。※「DX OCR」は株式会社ハンモックの商標です。

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会社概要

株式会社内田洋行

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URL
https://www.uchida.co.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都中央区新川2-4-7
電話番号
-
代表者名
大久保昇
上場
東証プライム
資本金
-
設立
1941年02月