ASA Platform株式会社、不動産投資における購入から売却までのプロセスを一気通貫で最適化するERP「テセウス・データ・レーク(TDL)」を4月より提供開始
〜投資運用者の負担を軽減し、持続可能な投資環境の提供を目指す〜
国内5拠点とシンガポールを拠点に、金融・会計・税務・コンサルティングサービスを提供するASAグループは、2024 年6月18日にPEREGRINE CONSULTING株式会社との間で合弁会社、ASA Platform株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:粟国正樹、谷美由紀)を設立し、このたび、公式HP(https://www.aoyama.ac/asaplatform/)を公開しましたので、お知らせいたします。
ASA Platform株式会社は、不動産投資における購入から売却までの一連のプロセスを一気通貫で最適化するエンタープライズ・リソース・プランニング(ERP)である TDLにより、投資運用者の負担軽減を実現し、持続可能な投資環境の提供を目指します。

◼️ASA Platform株式会社のミッション
不動産投資に関わるステークホルダーのだれもが安心して、健全に投資事業が行えるデジタル・インフラを提供し、将来を担う次世代リーダーを育成できる環境をつくります。

日本の不動産投資市場は過去10年で2倍のスピードで成長しています。不動産が投資商品の一つとして広く認められたことも要因の一つですが、そのことが投資家からの開示要求の高度化をもたらしており、投資運用者のレポーティングに関わる負担は急激に増加しています。
しかし、そのレポーティング業務を請け負う会計事務所やアセットマネジメント会社の業務は、依然10年前と同様にエクセルとEメールを用いた人海戦術で運用されており、すでに限界に達しつつあります。
さらにそのことが投資運用者の実務面に大きな影響を与えており、本来であれば投資のバリューアップを図るなど付加価値の高い業務に割くべきリソースを”エクセルを駆使したモデル・レポート生成や突合作業”に浪費し、業界の将来の成長を妨げるリスクを生んでいます。
私たちは、各ステークホルダーである投資運用者、アセットマネジメント会社、プロパティマネジメント会社及び会計事務所等が効率よくリアルタイムに情報を共有できるデジタル・インフラを整え、非効率性やタイムラグを解消します。業界の未来を担う次世代リーダーがより付加価値の高い業務にできる環境を提供することで、将来の業界の発展に貢献されることを願っています。
未来を育て持続可能な投資環境を創ることが私たちのミッションです。
◼️サービスについて|ASA PlatformはTDLというERPとプラット・フォーム・サービスで、デジタル・インフラを提供します。
私たちが提供するデジタル・インフラは、すべてのステークホルダーが「真」のデータをリアルタイムに共有することを可能にし、投資運用者は意思決定の機動性を高めるとともに、投資家の高度な開示要求に応えることができます。
しかしながら、このようにすべてのステークホルダーを巻き込んだデジタル・インフラ等のシステム導入には労力と時間がかかります。これを、すでに人材不足に悩んでいる現状下で人員を捻出し、通常業務と並行して遂行することは、多くの投資運用者にとって現実的では
ありません。
テセウス・データ・レーク(TDL)は ”ファンド業界のERP“
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ファンド運営にかかるすべてのプロセスとステークホルダーをつなぐ、ワンストップ・ソリューション
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ステークホルダー間の壁を取り除き、計数管理データと内部統制の可視化を実現

そこで、私たちは TDL(https://www.theseusdatalake.com)をご提供するとともに、不動産会計実務とTDLを熟知した専門チームがTDL導入・実装・運用を請負うことで、投資運用者はシステム導入にかかる負担なく、そのメリットを短期間で享受できます。
投資運用者には、さまざまな基準や法律に基づくレポーティング義務があります。これには、日本の会計基準、米国会計基準、国際会計基準、INREVスタンダード、金融商品取引法、及びその他の業界団体が定めるガイドラインに加え、ESG(環境・社会・ガバナンス)関連の非財務情報の開示も求められています。これにより、情報開示の内容は年々複雑化している一方で、実際に情報を開示するために与えられる時間は短縮されています。
私たちは、TDLを用いて会計・税務にかかる財務諸表のみならず、レポーティング業務全般にお応えし、投資運用者の負担を軽減します。
<TDLの特徴と今後の展開>
TDLは不動産投資における購入から売却までの一連のプロセスを一気通貫でサポートするERPです。
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会計システムを内蔵するTDLは、従来不動産管理システム、会計システム等個別管理になっていたデータを一元管理し、必要に応じてステークホルダー間で共有できるようにします。
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TDLは多数の検証機能を備え、業務プロセスから発生する「真」のデータを適切に格納し、業務プロセスを最適化し、無駄を減らし生産性を向上させます。
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TDLは多数の制度知識を保存し属人性を排除し、内部統制を可視化します。
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2027年から適用になる新リース会計に対応しています。
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今後は、不動産ファンドのみならず、プライベート・エクイティ、金銭債権等を投資対象とするファンド運用運用者の負担軽減にも機能を拡充してまいります。
詳しくはこちら:https://www.aoyama.ac/asaplatform/service/
■会社概要
会社名 :ASA Platform株式会社
設立 :2024年6月18日
代表者 :代表取締役 粟国 正樹、谷 美由紀
所在地 :〒105-0001 東京都港区虎ノ門二丁目10番4号 オークラプレステージタワー10階
事業内容:TDLを活用した不動産投資事業におけるファンドオペレーションサービス
※税務につきましては、ASA GLOBAL税理士法人にて受託しております。
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