MedBank株式会社、超音波および病理画像AI診断支援の未来を切り拓く
「超音波甲状腺結節画像診断AI支援システム」および「病理肺癌診断AI支援システム」の開発を完了

MedBank株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:李明宙、https://medbank.co.jp)は、癌の早期発見と診断精度の飛躍的向上を目指し、以下の2つの医療AIシステムの開発を完了したことをお知らせいたします。
-
超音波甲状腺結節画像診断AI支援システム
-
病理肺癌診断AI支援システム
両システムは2026年の実用化を目標としており、現在、医薬品医療機器総合機構(PMDA)への申請準備を開始しております。
■ 概要と特長
本システムは、臨床現場での超音波または病理画像をAIが瞬時に解析・判別し、診断時間の短縮および医師の負担軽減を実現する診断支援ツールです。
「超音波甲状腺結節画像診断AI支援システム」は、悪性リスクの高い結節の見逃しを防ぐことを目的に、専門医による高精度アノテーション付きデータを用いて開発されており、実臨床に即したアルゴリズム設計を行っています。
「病理肺癌診断AI支援システム」は、肺癌の病理組織スライド画像をAIが解析し、AIが自動分類・評価する診断支援ツールです。本システムは、順天堂大学病院との共同研究を通じて構築され、実際の臨床病理データに基づいた高精度なモデルを搭載されており、医師によるダブルチェックを想定しながら、診断時間の短縮、病理医不足の解消、医療リソースの有効活用を目指しています。
■ 今後の展望
今後は以下の拡張を予定しています:
-
医療画像AI技術の全癌種への応用
-
多言語対応(英語・中国語・韓国語等)による海外展開の加速
-
クラウド型AI診断支援プラットフォームの構築
■ 戦略的パートナーシップの資本提携
MedBank株式会社は今後VC、CVC、事業会社との戦略的パートナーシップの構築を視野に入れており、投資や協業に関心のある企業・投資家の皆様との連携を積極的に模索しております。医療AI分野の最先端技術にご関心をお持ちの方は、ぜひご検討いただけますと幸いです。
MedBank株式会社は、今後も医療AI分野の技術革新を推進し、医療現場への貢献を目指してまいります。
■ お問い合わせ先
MedBank株式会社 広報担当 info@medbank.co.jp
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。