【事例紹介】RC造マンションの防水工事を実施。美観にも配慮した工法で、雨漏りを防ぐ方法を解説
株式会社A2G（所在地：神奈川県厚木市 代表取締役：冨田 佳佑）が運営する「けんおうリノベーション」では、お客様の所有する建物の状態に合わせた雨漏り対策を行っています。今回は、実際にご依頼いただいた、マンションにおける防水工事の事例を紹介します。
【事例紹介：東京都新宿区内のマンションで実施した防水工事】
雨漏りを防ぐための防水工事を実施する際は、築年数の経過に伴う防水層の劣化状態や、外壁タイルの状態などによって適切な工法を選定することが重要です。
今回は、2025年5月に実施した、東京都新宿区にあるRC造（鉄筋コンクリート造）マンションにおける防水工事の施行事例を紹介します。
今回の工事の特長
今回の防水改修工事では、以下の点が特長です。
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ウレタン防水工事を採用し、伸縮率が高く地震にも強い防水層を構築
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セブンS工法を採用し、外壁タイルの色や質感を活かしたまま防水性を向上
当社では、現地調査で防水層の劣化状況や外壁タイルの状態、過去の補修履歴などを総合的に判断し、工法を選定しています。建物の状態に応じた最適な工法を用いることで、美観の維持にも配慮しながら、建物全体の防水性能を向上させていくことが可能です。
工事の工程
以下の手順で、外壁の防水工事を行いました。
１．シーリング施工・下地清掃
まず、既存のシーリング材の上に新たなシーリング材を充填する「打ち増し」作業を行いました。
あわせて、タイル目地まわりの汚れや劣化した部分を、ワイヤーブラシを使って手作業で丁寧に除去しました。
こうした下地処理を丁寧に行うことで、防水性能を長期間にわたって維持することが可能になります。
２．プライマーおよびウレタン防水材の塗布作
次に、下地と防水材の密着性を高めるプライマーを塗布し、その上からウレタン防水材を塗布して防水層を形成しました。
ウレタンは伸縮性の高いゴム状の素材で、建物の揺れにも追従しやすく、ひび割れしにくいのが特長です。そのため、防水性能が長持ちします。
３．タイル面セブンS工法①プライマー・中塗り施工
外壁タイル面には、セブンS工法による防水処理を実施しました。
この工法は、タイル表面に透明な防水塗膜を形成するため、仕上がりの美しさを保ちながら防水性能を付加できるのが特長です。
最初に、専用のプライマーを塗布して密着性を高めたうえで、「セブンSベースコート」と呼ばれる中塗り材を均一に塗り広げ、防水層を形成していきます。
４．タイル面セブンS工法②トップコート施工
中塗り材の乾燥後、仕上げとしてトップコートを施工しました。
透明なトップコートは、雨水や紫外線などの外的要因から防水層を保護し、防水性能の持続性を高める役割を果たします。
今回の防水工事では、雨漏りを未然に防ぐ確かな防水性能と、建物の見た目の美しさを損なわない仕上がりの両立を実現しました。
防水工事・雨漏り調査について
防水工事を怠ると、建物の劣化が進み、雨漏りのリスクが高まります。雨水の侵入は構造躯体にダメージを与えるだけでなく、室内の仕上げ材や設備にも影響を及ぼす恐れがあります。
すでに雨漏りが発生している場合は、できるだけ早く原因を特定し、適切な処置を講じることが重要です。
当社では、雨漏りの原因を特定できた場合にのみ報酬をいただく、「成功報酬型雨漏り調査」を実施しています。
原因が特定できなければ調査費はいただかない仕組みのため、初めての方でも安心してご依頼いただけます。
「雨漏りかもしれない」と感じたら、戸建て住宅・マンション・商業ビルなど幅広い建物で年間400件以上の調査実績を持つ当社へ、お気軽にご相談ください。早期の対応が、大切なお住まいを守る第一歩となります。
お問合せ窓口⇒ https://renovation.a2gjpn.co.jp/contact/
【企業概要】
配信企業名：株式会社A2G
設立日：2015年11月
代表者名：冨田 佳佑
代表者役職：代表取締役
本社所在地：神奈川県厚木市中町2丁目13-14サンシャインビル602
電話番号：046-244-0359
上場区分：なし
資本金：
社員数：12名
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