70代以上の66%が運転に「不安なし」と回答。新潟県のドライバー352人への調査の結果、家族との意識ギャップが浮き彫りに。免許返納意識と交通支援ニーズの“リアルな分岐点”とは。

「夜道不安型」など3タイプ別の対策を、車のプロが提案。新開発の「運転診断サービス」で、見えない不安を見える化し、家族みんなの安心をサポートします。

旭自動車株式会社

年齢別に質問項目を分けて調査

車の買取専門店オレンジグループを運営する旭自動車株式会社(所在地:新潟県新潟市中央区、代表取締役:鍋谷 達郎)は、県内の自動車事故を減少させる活動をするために、新潟県在住のドライバー352名を対象に、2025年4月23日~5月31日で自動車事故防止【交通安全アンケート】を実施しました。

その結果、70代以上の66%が自身の運転に不安を感じていない一方で、その家族の多くが免許返納を望んでいる、という深刻な意識ギャップも判明しました。この課題解決に向け、当社は新たに「運転診断サービス」の提供を開始します。

その他今回のアンケートで、3つのドライバータイプを含む複数の発見があったことや、運転に関する多様な不安が存在することが明らかになりました。

調査の背景・目的

特に、公共交通機関が限られる新潟県において、自動車は生活に不可欠です。それゆえに「一日でも長く運転したい」という高齢ドライバーの想いと、「万が一の事故が心配」というご家族の想いがすれ違い、問題となっています。交通事故や高齢運転者による社会課題が注目される中、当社では『日常的に車を運転する人々がどんな不安を抱えているのか』を明らかにするため、新潟県内のドライバー352名を対象に交通安全に関するアンケート調査を実施しました。

調査概要

調査テーマ

【自動車事故防止】

調査期間

2025年4月23日~2025年5月31日

調査対象

新潟県内在住の自動車運転ドライバー

サンプル数

352人

本調査は、2025年4月23日~2025年5月31日にわたり、車の買取専門店オレンジグループによって実施されました。対象は新潟県内在住の自動車運転ドライバーで、352人のデータをWEBからと店頭来店時のご案内によって収集しました。

調査結果

調査では、ドライバーの交通安全に関するデータを収集し、クラスター分析を行いました。

結果は

  • 3つのドライバータイプ

  • 免許返納意識と交通支援ニーズの“リアルな分岐点”

が明らかになりました。

~3つのドライバータイプとは~

若者が運転で不安に感じる点は、1位『夜間の運転』、2位『眠くなる』、3位『周囲の確認不足』
40代~60代の運転慣れしている層は1位『夜間の運転』、2位『周囲の確認不足』、3位『特にない』ということで、運転に不安を感じない層が若者より多かった

【クラスタ①:夜道不安型(全体の約35%)】

最も多くの人が選んだ不安:「夜間の運転」(45%)

その他の特徴:「スピード」「周囲の確認」「眠気」も複数該当

想定される背景:視界不良や疲労・老化による判断力の低下が考えられます。

【クラスタ②:総合的な不安多め型(約33%)】

「スマホが気になる」「眠くなる」「周囲の確認不足」など多数回答

不安項目の数が多く、運転中の集中力や環境変化に弱い傾向

今後の対策:運転補助機能の充実や運転診断の導入が有効と考えられます。

【クラスタ③:技術不安型(約32%)】

特徴的回答:「車庫入れや縦列駐車」「交通ルール」「確認不足」

比較的若い層または運転歴の浅い層に多いと想定

技術的な練習や自信回復を支援する仕組みが望まれます。

~免許返納意識と交通支援ニーズの“リアルな分岐点”とは~

80歳までには運転を止めたいと考えている人が84.1%という数に!
65.8%が両親に免許返納を勧めたいと考えている

1. 「返納を考える」=消極的ではなく、能動的な選択

データ上で返納意識が高いクラスタは、「自ら運転を控える努力を始めている層」であることが見て取れます。
たとえば「雨の日や夜の運転を避ける」といった声は、自らの限界を客観的に捉え、リスクを軽減しようとする自律的な行動です。

このような層は「衰えたから仕方なく返納する」のではなく、「周囲や社会の迷惑にならないよう早めに行動する」という責任感に基づいた判断をしている可能性が高いといえます。

2. “移動の自由”が返納の最大の壁である

車に替わる移動手段を求めている声が多数

「交通手段の代替」ニーズの高さは、運転をやめる最大の不安要素が“移動できなくなること”であることを示唆しています。
つまり、運転技術や判断力の衰えよりも、「買い物・通院・外出の手段がなくなる」ことのほうが深刻に受け止められているのです。

これは、免許返納を後押しする政策やサービス設計の際に、「移動支援」を最優先すべきであることを示しています。

3. 高齢者への接し方の再設計が必要

運転支援策として、単に「返納をすすめる」のではなく、

  • 生活圏内での移動支援(買い物バス・地域タクシーなど)

  • 家族への啓発(送迎や声かけ)

  • 自治体・販売店・医療との連携による定期的な運転診断・講習

といった伴走型の選択肢提示が、今後より重要になります。

両親など高齢のご家族に免許返納を勧めたい方が65.8%
家族で『運転に不安がある』と答えた方が50%いたのに対し
自身の運転に不安がない方が66%というギャップがある

調査結果の意義・インパクト

この調査結果は、地域の交通安全意識の現状を把握し、今後の交通事故を減らす活動や免許返納後の高齢者へのサポートに関する重要な示唆を提供します。特に、高齢ドライバーの自動車運転や免許返納に対する意識は、地域の自治体業界関係者にとって注目すべき点です。

コメント

代表取締役 / 鍋谷 達郎

今回の調査の結果を踏まえ、交通事故に関する年齢別の意識の違いやギャップ、また普段の運転で危険な場面を感じることができました。車屋として適切なアドバイスや運転診断機などでの客観的な判断基準を提供し、地域の交通事故ゼロを目指して、地方自治体や民間企業とも連携して、活動していきたいと思います。

今後の展望

車の買取専門店オレンジグループは、自動車の運転診断や、自動車の販売・買取り事業を提供しており、今回の調査結果をもとに、「安心して運転を続けられる車選び支援キャンペーン」や「運転診断サービス」など、地域密着の交通安全対策に取り組んでまいります。

【本件に関するお問い合わせ】

旭自動車株式会社 

電話番号:025-246-3221 メールアドレス:info@kuruma-palace.com

会社概要

ミッション:クルマを通じて夢をカタチに

会社名  :旭自動車株式会社

所在地  :新潟県新潟市中央区南笹口1丁目8-1

設立   :1961年12月

代表取締役:鍋谷 達郎

事業内容 :- 国産&輸入車の新車販売
- 国産&輸入車の中古車販売(古物管理番号:新潟東579号)
- 自動車買い取り(オレンジネット本部)
- 車検・整備(自動車認定整備工場 認証番号:1985)
- エンジン内部洗浄(TEREXS新潟)&全自動AT・CVTフルードチェンジャー(トルコン太郎施工店)
- 洗車・コーティング(RUSH施工店)
- 鈑金・塗装
- 自動車保険
- 貸し会議室
- 代車スケジュール管理システム【DAISUKEくん】開発&販売(https://www.kuruma-palace.com/lp )

-中古車販売店専門コンサルティング

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

旭自動車株式会社

0フォロワー

RSS
URL
https://www.kuruma-palace.com/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
新潟県新潟市中央区南笹口1-8-1
電話番号
025-246-3221
代表者名
鍋谷達郎
上場
未上場
資本金
-
設立
1961年12月