孤立・認知症・ペットロスに挑む。AI×遺伝子データで“命を継承する”次世代ペットケア『Memorial Miraise』を発表
高齢化社会の深刻な課題(孤立・認知症・ペットロス)に、AI×遺伝子解析という最先端技術で挑む
ジェノミライズ株式会社 (GenoMiraise Inc.、本社:東京都中央区日本橋、代表取締役:杉浦弘明) は、
AIと遺伝子データを活用した次世代ペットケアサービス『Memorial Miraise』 を発表しました。
本サービスは、高齢化社会における孤立・認知症・ペットロスといった深刻な課題に挑み、“命の継承型アバター” を通じて新たな心のケア産業を創出するものです。

AI×遺伝子データが、絆を未来へ継ぐ
ー社会背景ー
日本は今、“ペットが家族である時代”を迎えています。しかし、高齢化の進展に伴い、飼い主が直面する課題は年々深刻化しています。大切な存在を失った時のペットロスは、心の支えを失う体験そのものであり、孤立や認知症のリスクを高める要因ともなります。
特にシニア世代にとって、ペットとの暮らしは「生活の張り合い」であり「心の安定」でもあります。一度その命を見送った後に新しいペットを迎えることは、年齢や介護施設の入居といった現実的な問題から容易ではありません。こうした現状から、“生前から死後までペットと共にある”という新しいケアの形が強く求められています。

サービス概要:ペットとの絆が人生の支えとなる時代へ
『Memorial Miraise』 は、AIと遺伝子データを基盤とした “命の継承型アバター” サービスです。
ペットが生前に残した性格や行動データ、遺伝子情報を活用し 、飼い主が死後も対話できる新しい体験を提供します。これにより、ペットロスによる孤立や認知症リスクを和らげる社会課題の解決策として機能します。本サービスは、単なる技術提供にとどまらず、動物病院、研究機関、心療内科病院や介護施設など多様なプレイヤーとの共創・共活のエコシステムを前提に設計されています。

技術と仕組み:AI×遺伝子データの融合による個性再構築
『Memorial Miraise』の中核となるのは、AIと遺伝子データを融合した記憶再構築技術です。
・AIによる人格モデルの構築: ペットが生前に残した行動や反応、性格傾向、飼い主との関係履歴に
加え、音声データや動画データをAIが学習し、個体ごとの“人格モデル”として再構築します。
これにより、単なる音声再生や自動応答ではなく、生前の個性と、その声色や視覚的な振る舞いを
感じられるコミュニケーションを実現します。
・遺伝子解析技術の融合: このAIモデルには、当社で体系化した性格遺伝子解析技術が組み込まれてい
ます。これは、ペットの遺伝子情報をもとに性格や行動傾向を分類・数値化する独自のアルゴリズム
です。
この二つの融合により、科学的根拠に基づいたペットの性格再現が可能となり、AIアバターは生前の個性を自然に引き継ぎながら成長していきます。
また、アバターはデジタルデバイス上での対話や、将来的にはホログラムのような視覚的な表現も視野に入れており、テクノロジーと感情の架け橋を目指します。


連携サービス『With Miraise』とのシナジー
当社の性格遺伝子に基づくパートナーシップ診断サービス『With Miraise (2026年1月正式リリース予定)』 もこの遺伝子解析技術を活用しています。『With Miraise』を通じて、ペットの生涯における
遺伝子データと性格特性を早期から把握・蓄積することで、『Memorial Miraise』でのアバターの
個性をより深く、正確に再現することが可能になります。これにより、飼い主とペットの絆を生前から死後まで一貫してサポートする体制を構築します。

データ取得と安心感
ペットの遺伝子情報は、動物病院との連携を通じて倫理的かつ適切なプロセスで収集することを想定しています。飼い主様が生前に安心・納得してデータを預けられるよう、プライバシーとデータ保護を最優先にした設計を進めてまいります。
社会的意義・共創拠点(LiSH Lab)
ジェノミライズは、これらのプロダクトを単なるサービス提供にとどめず、社会課題の解決を現実にする社会実装へとつなげていきます。その拠点となるのが、東日本旅客鉄道株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:喜㔟 陽一)がTAKANAWA GATEWAY CITYで展開するビジネス創造拠点 LiSH(TAKANAWA GATEWAY Link Scholars’ Hub) です。
東京都港区高輪のこの拠点を中心に、企業・研究機関・医療機関・介護施設など多様なプレイヤーと
協働し、共創と共活を実現するエコシステムを築いていきます。

写真:JR東日本提供



今後の展開
・『With Miraise』(性格遺伝子に基づくパートナーシップ診断):2026年1月に正式リリース予定
・『Memorial Miraise』:2026年3月よりベータ版サービスを開始予定
AIと遺伝子解析の融合を軸に、人とペットの“記憶と感情”を未来へ継承する仕組みを順次展開していきます。

未来を創るのは、技術ではなく人の想いです。
GenoMiraise株式会社はその想いに寄り添う会社を目指します。
Beyond The Genetic Innovation by GenoMiraise
【会社概要】
会社名:ジェノミライズ株式会社(GenoMiraise Inc.)
所在地:東京都中央区日本橋3-6-2 日本橋フロント1F
研究拠点:LiSH(TAKANAWA GATEWAY Link Scholarsʼ Hub)Studio1
東京都港区高輪2丁目21番1号 THE LINKPILLAR 1 NORTH 6階・7階
代表者:代表取締役 杉浦 弘明
設立:2025年8月1日
事業内容:AIと遺伝子解析を活用したペット健診・アバター・パートナーシップ診断の開発・提供
公式サイト:https://genomiraise0801.studio.site/
【本件に関するお問い合わせ先】
ジェノミライズ株式会社 広報担当:杉浦
E-mail:info@genomiraise.ai
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