~子宮頸がんを予防する!?変わるサプリメントと医療現場の付き合い方~「女性の美と健康を守る統合医療セミナー」美と健康と医療現場でのQOL向上のためのサプリメントの活用方法

2015年3月26日(木) 於:新宿NSビル  プレス用事後レポート

株式会社アミノアップ化学

 株式会社アミノアップ化学(本社:北海道札幌市 代表取締役:藤井 創)は、2015年3月26日(木)に新宿NSビルにて、「女性の美と健康を守る統合医療セミナー」を開催いたしました。今回のセミナーではテキサス大学ヘルスサイエンスセンターに所属し、女性の健康や妊娠時の薬の安全性、がんの予防等を主に研究対象としているジュディス・スミス准教授をはじめとし、美容外科および、分子整合栄養医学に基づいた統合医療の専門家である、松倉クリニック&メディカルスパ院長 松倉知之先生をお迎えし、それぞれの研究分野から「女性の美と健康」をメインテーマにお話いただきました。
 

 

 スミス准教授は、【「HPV感染および子宮頸がん予防への挑戦」~AHCCの可能性~】というテーマで、第11回アメリカ癌統合医療学会(SIO2014)において発表された、「ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染した女性にAHCCを投与するとウイルスが死滅する」という研究成果(学会賞受賞)を日本で初披露しました。

 AHCCとは、アミノアップ化学が製造から販売まで一貫管理するシイタケ属に属する担子菌の菌糸体培養液から抽出された物質です。いわゆる健康食品として、日本のみならず様々な国と地域で販売されており、その中でもとりわけ抗がん剤の副作用を緩和する効果などが多数報告され、補完代替医療の現場で用いられることが多い健康食品としても知られています。

 まず、スミス准教授は、発がん性HPV感染3億人のうち約0.15%の45万人が子宮頸がんになっている現状、世界規模でのHPV感染の観点から、米国では女性の80%が一生涯のうちに感染するといわれ問題となっていること、また東アジア、日本の感染者数も発表、さらに子宮頸がんは女性のがんで2番目に多いがんであること、HPV感染が大多数の女性特有のがんの死因になりうること等解説しました。
 

 その上で、若年齢からの性行為によりHPVへの感染例が増えている昨今のリスクについても話があり、ヒトの免疫機能やHPVとがんの因果関係として、HPVは子宮頸がんにかかっている人で99%感染が発見されているほか、肛門がんにかかっている人でも95%感染が確認されているなど、子宮頸がんのみならず、他のがんの原因となる可能性も考えられる、という話がありました。

 その後、スミス准教授はAHCCとがんの因果関係や、今回の臨床試験の詳細について発表しました。今回の試験は、30歳以上の、HPV感染が認められる女性患者10名を対象とし、AHCCを1日3グラム摂取、HPV検査を5週連続で行い、HPV感染が陰性と出た段階でAHCCの摂取を終了するという条件の下、行われました。一巡目で効果が得られなかった方については、三巡目まで継続して同条件下で試験が行われました。
 最後に、スミス准教授は当試験結果の総括として、試験に参加した患者10名のうち5名において、試験後、HPV感染が陰性になったこと、当試験結果はAHCCがHPVの除去に有効である可能性を示唆する内容であると話されました。また、スミス先生は今後、当試験の更なる拡充のためプラセボを用いたダブルブラインド試験を行うなど、当研究をより多くの方とともに行い、試験結果を確かなものにされたいと話を締めくくりました。

 スミス准教授に続いて、松倉クリニック&メディカルスパ院長 松倉知之先生が登壇され、【「美と健康のために」~医療現場とサプリメントのあり方~】をテーマに話をされました。
 松倉先生は兼ねてより形成外科医として、女性の美と健康の追求をされてきた立場から、過去の診断結果を基に、男性に比べ、女性のほとんどは常に鉄欠乏症であること、その鉄を補充するための話や、特定のビタミン剤のみを使用するだけの単純な解決策ではなく、原因はもっと身体組織全体として考え捉えなければならない、という話もされました。例えば、消化器官でも腸は毛細血管の固まりで出来ており、血流が良くなれば、消化にも繋がり、全身の調子が良くなる傾向があることなど、すべてが繋がっているという考え方をお話いただき、また数あるサプリメントの中でもAHCCは全体的に足りない栄養素をフォローできる稀有な成分である、ということもお話の1つとして挙げられました。最後にAHCC摂取によって慢性化したニキビが改善された症例なども取り上げ、まとめとなりました。

 講演後は、スミス准教授、松倉先生ともに参加者と様々な質疑応答を交わし、会場はおおいに盛り上がりを見せました。

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株式会社アミノアップ化学 会社概要
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1984年設立以来、「身近な天然素材から健康に役立つ製品をつくる」という理念のもと、科学的に裏付けられた機能性の高い素材の開発を行っています。主力製品のAHCCは、独自の大型タンク培養法、抽出技術を確立して製品化され、世界十数か国に輸出され、国内外の多くの医療機関で治療の補助として使用されています。

 


商号:  株式会社アミノアップ化学
所在地:  北海道札幌市清田区真栄363番地32
代表者:  代表取締役社長 藤井 創
資本金:  3億6900万円
事業内容:
・バイオテクノロジー(微生物大型タンク培養法)による植物生育調節物質、担子菌由来抽出物等の製造及び販売
・天然物由来の生理活性物質の開発・製造及び販売
・タンク培養、生理活性物質抽出の技術を用いた試験製造
・天然由来の農業資材、食品添加物、健康食品素材、医薬品原料の生産

HP:http://www.aminoup.co.jp

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会社概要

株式会社アミノアップ化学

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URL
http://www.aminoup.co.jp/companyprofile/
業種
医療・福祉
本社所在地
北海道札幌市清田区 真栄363番地32
電話番号
011-889-2277
代表者名
藤井 創
上場
未上場
資本金
3億6900万円
設立
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