府中家具メーカーによる、工務店と協働する家具『家具の手|天板シリーズ』を発表!!
「家具の手|天板シリーズ」とは、家具メーカーが精密な家具加工械でパーツを作り、工務店の大工さんが脚をつくり出来上がる、新たな生活道具の提案です。
https://prtimes.jp/a/?f=d29560-20200603-4106.pdf
『家具の手・天板シリーズ』
●「家具の手」とは?
「家具の手」とは、家具メーカーが精密な家具加工械でパーツを作り、大工さんの手を借りて出来上がる新たな生活道具の提案です。
その第一弾、『天板シリーズ』は、若葉家具が「天板」のみを製作(半製品)して、工務店が建築現場の端材や古材などを活用して「脚」をつくり、その家らしいテーブルに仕上げるという、工務店にしかできない製品です 。
天板の裏面には反り止め加工を施し、 強靭なステンレス取付金物が付随していますので安心して、長く使っていただける「オリジナルテーブル」が作れます。
●家具屋と工務店のより良い協働を目指して!
2019年秋の展覧会「大工の家具づくり×家具屋の家づくり展」 で、天板を若葉家具が製作し、大工さんが脚部をつくって完成する丸テーブルがお披露目されました。
その後、試作検討を重ね、いよいよ正式な製品化となりました。
若葉家具・家具メーカーが、素材を加工して半製品として提供して、それを工務店さんや職人さんの手と材が加わることでプロダクトにする……という工務店にしかできない、ものづくりの新しい在り方が「物語」として強みになってくれると考えています。
●家具屋と大工の協働で生まれる家具の魅力
若葉家具の家具づくりでは、広葉樹を主な素材 として、自社工場で仕入れから保管、製材、精密な機械加工により高い精度と品質で仕上げています。
針葉樹×広葉樹(展覧会Webから)
https://daiku-kaguya.jp/sozai/
今回は若葉家具が天板を仕上げて全国各地の工務店へ届けて、脚部を工務店と大工さんがつくることで、家具屋と工務店・大工の「手と手がつながるコラボレーション」を目指します。
大工さんは木造住宅で用いる柱材や建て替え時の古材、地域の材を選定し、職人としてそれぞれの技をふるいます。
丁寧な手仕事×精密な機械(展覧会Webから)
https://daiku-kaguya.jp/handiwork-machine/
(写真/渡辺慎一)
若葉家具の天板と大工がつくる脚部が合わさった時、地域の多様性や職人の手仕事が宿る新しい家具が生まれるはずです。
●新しい生活スタイルに合わせて
ご自宅で過ごす時間が増える中、暮らしの在り方も見直されています。 その生活の中に、心地良い木の温もりを感じながら、愛着のある家具を使って生活を送る。そんな家具でありたいと考えています。
天板は無垢材を使い、デザイン性と精度を保ちながら長く使える事、脚の部分は住宅に携わった工務店(大工さん)の手によって造られる事で、それを実現しています。
●家具デザイナー「小泉誠」× 府中家具メーカー「若葉家具」
[小泉誠|家具デザイナー]
箸置きから建築まで、領域に囚われず、素材の持ち味と、つくり手であるメーカーの特長を活かしたデザイン提案をしています。
現在は日本全国のモノづくりの現場を駆け回り、地域との恊働を続けている。
1960年東京生まれ。原兆英・原光兆に師事した後、1985年にKoizumi Studioを設立。2003年東京国立市に『こいずみ道具店』を開設。武蔵野美術大学教授。2012年毎日デザイン賞受賞。2015年日本クラフト大賞受賞。
http://www.koizumi-studio.jp
[若葉家具株式会社|府中家具]
伝統の府中家具メーカーとして長年婚礼家具を製品販売してきましたが、現在の佇まいにあった家具開発として12年前にデザイナー小泉誠氏と『kitoki』ブランド立ち上げ、現在も活動中。近年では同じく小泉氏とオリジナルブランド『間合』『思浮』『和温』などを開発し、 2018IFFTでも発表。
https://wakabakagu.com
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