スイス高級時計ブランド「グルーベル・フォルセイ」最新作

チタン製バランシエール コンヴェクス S2 直径41.5mmとチタン製ダブルバランシエール コンヴェクス 直径42.5mmを発表

株式会社ヨシダ


ブランドを象徴するシルエットのコンヴェクスケースにこれまでに設計した最小サイズが登場しました。小型化するにあたり、バランシエール コンヴェクス S2およびダブルバランシエール コンヴェクスの2つのキャリバーの構造を見直し、プロポーションおよびムーブメントが必要とする構造の調和を維持しながら、よりコンパクトなタイムピースを開発することに挑みました。いずれも2023年~2026年にかけて限定で製造されます。


グルーベル・フォルセイがチタン製バランシエール コンヴェクス S2 直径41.5mm を発表


グルーベル・フォルセイは、コンヴェクスコレクションにおいて、これまでに設計した最小サイズの直径41.5mm のバランシエール コンヴェクス S2を発表しました。グレーとブルーのバージョンで展開されるタイムピースは、大胆さを競い合う技術と美が演出された新しいサイズのなかに、建築構造の繊細なラインを纏う都会的なデザインを描き出しています。


2021年、想像を超えたクリエーションがドバイの空を渡り、そこで真価を発揮しました。その名はバランシエール コンヴェクス S2。グルーベル・フォルセイが生み出したタイムピースはセンセーションを巻き起こしました。ラ・ショー=ド=フォンのアトリエは、近代的かつ革新的、建築的で特徴的なアイデンティティを宿したコレクションの追求に着手しています。このバランシエール コンヴェクス S2はそれを初めて体現しています。

このタイムピースはコレクションの伝統を継承しており、より洗練された、常により独創的なデザインを特徴としています。2つのバージョンでリデザインされた、かつて例を見ない41.5mmのケースを纏う究極のクリエーションです。


アイコニックなシルエット

このモデルはコンヴェクス独特のシルエットを継承しています。2019年の発表以来、そのラインは快適性と独創性でコレクターを魅了しており、ケースは裏も表も全体的にカーブを描いています。まず裏面は、手首のカーブにぴったりとフィットしてこの上ない快適性を提供します。そして表面は、コンヴェクス独特のシルエットを描くインナーベゼルが、12時と6時位置の垂直軸方向に沈み込んでいます。この斬新な傾斜は無限の創意の可能性を示しています。


軸となる12時と6時の2つのポイントでは、文字盤がサファイアクリスタルの下に潜り込むように見え、ガラスの下にかつてない奥行きを演出しています。グルーベル・フォルセイはそれを上手く利用して、タイムピースの下側4 分の1にコレクションを象徴する大型テンプを配しています。このテンプは与えられたすべてのスペースを生かして30度傾斜しており、手作業で面取りおよびサテン仕上げが施されたオープンワークのブリッジに吊り下げられているように見えます。


指先でそっと時に触れる

中央では、その反対にインナーベゼルがサファイアクリスタルに最も接近しています。中央に配された蛍光ホワイトの針は、まるでガラスに触れているかのように、かつてないほど高い位置に見え、これにより流れる時に触れることができるような錯覚をもたらします。ここでもまた、オープンワークを施したダブル《アーチ型ブリッジ》に輪列が吊り下げられており、その構造は特許を取得したムーブメントのメカニズムを覗かせています。ブリッジ、高さ、レベル、コントラスト、立体感、消失点など、そのインスピレーションは明らかに、スカイラインとウォーターフロントの間で、グルーベル・ フォルセイのコレクターたちによって探求された現代のメガロポリスのインスピレーションです。


陸と海

スカイラインとウォーターフロントもまた、2つのバージョンにインスピレーションをもたらしています。1つ目のモデルでは、グレーのさまざまな色調が都会的な建築を彷彿とさせます。グルーベル・フォルセイは、フロスト仕上げ、サテン仕上げ、ミラーポリッシュ仕上げといった多彩な装飾を駆使して、わずかな色の変化を引き立てて美しく演出しています。パワーリザーブ上には単色のゾーンがくっきりと浮かび上がっており、矢印は72時間を指し示してクロノメーター精度を保証しています。


ブルーのバージョンでは、一転してコントラストが際立っています。ライトグレーの地板、ナイトブルーのインナーベゼルを背景に、サスペンデッド インデックス、大型テンプ、8時位置の傾斜したゾーンにスモールセコンドを浮かび上がらせています。その構成はコントラストがありながら、柔らかさを生み出しています。


グルーベル・フォルセイの結晶

初めてこの都会的なデザインが、リデザインされたプロポーションでより小さくスリムになったケースのなかに採用されています。ケースの直径は41.5mmで、より小さく軽量化されたタイムピースは日常使いを想定してチタンで製造されており、繊維のようなテクスチャーのラバーストラップまたはフルチタンブレスレットを備えています。もとの構造を単に縮小するだけでは41.5mmに到達することはできなかったため、グルーベル・フォルセイはバランシエール コンヴェクス S2のコードを踏襲しながら、すべてをリデザインしなければなりませんでした。


まずケースは、サイズの縮小によってカーブが強調されすぎないために、(新しいキャリバーに合わせて)文字盤側と、(手首にフィットするカーブを維持するために)裏面のケースのフォルムのリデザインが必要でした。


そしてムーブメントは、究極なまでにスリム化されています。まず技術的には、新しいケースの縮小されたスペースに収まるように構造を見直しています。その目的は、かつてない41.5mmのケースによってもたらされた、ムーブメントとボリュームの調和したプロポーションを維持するためです。また審美性も見直され、縮小されたスペースのなかでも真価を発揮し続けています。


香箱のカバーに刻まれた文字は再設計されたケースに自然と溶け込んでいます。その新しいデザインは、72時間のクロノメトリックパワーリザーブを保証する回転を想起させるダイナミックなオーラを漂わせながら、このかつて類を見ない41.5mmのタイムピースが司る調和を引き立てています。

直径41.5mmの《スモールサイズ》新作チタン製バランシエール コンヴェクス S2は、2023年以降、各バージョン88本限定で発売されます。


バランシエール コンヴェクス S2 / 41.5mm

■グレー ■Ref. P01230 ■限定88本 ■価格はお問い合わせください。

■チタン製ブレスレットタイプもございます。(Ref.P01254)


■ブルー ■Ref. P01274 ■限定88本 ■価格はお問い合わせください。

■チタン製ブレスレットタイプもございます。(Ref. P01275)


機能

手巻きムーブメント、時分表示、スモールセコンド、パワーリザーブ、30度傾斜したグルーベル・フォルセイ調速機構。


ケース

チタンと合成サファイアクリスタル、立体ジオメトリ形状のベゼル、カーブした合成サファイアクリスタルのシースルーケースバック、“Balancier Incliné”と“Greubel Forsey”の刻印

ケース厚:12.85mm


防水性

10気圧(100m)


ダイヤル

立体ジオメトリ形状のアワーインデックス、スーパールミノバを用いたインデックスと針、エングレービング加工とラッカー仕上げのパワーリザーブ表示、ゴールドのスモールセコンドインジケーター。


ストラップ

ブラックおよびブルーラバーストラップ、チタニウム製フォールディングクラスプ、GF ロゴの刻印。


ムーブメント仕様

手巻き

外径 37.00 mm

厚さ 10.05 mm

部品数 301

石数 43

パワーリザーブ 72 時間

振動数 21'600 回/時



グルーベル・フォルセイがチタン製ダブルバランシエール コンヴェクス 直径42.5mm を発表


グルーベル ・フォルセイは、直径42.5mmの新しいサイズを採用したダブルバランシエール コンヴェクスを発表しました。このかつてないプロポーションを纏うチタン製モデルは88本限定で生産され、ダブルバランシエールとスフェリカル コンスタント ディファレンシャル機構を搭載したムーブメントの斬新かつ現代的で建築的な眺めを提供します。


一般に、時計メーカーはまず自社でムーブメントを製造し、それから顧客の要望に最も合致するであろうサイズを見極めてケースを製造すると考えられています。それはグルーベル・フォルセイから最も遠い考え方です。グルーベル・フォルセイのアトリエでは、すべてのタイムピースが「ひとつのキャリバー/ひとつのケース」というグローバルでユニークなクリエーションの原則に従って特別にデザインされています。そのふたつは切り離すことができず、最初のスケッチから最後の組立てまで、それぞれに合わせて製造されています。


これはコンヴェクスコレクションでは特に顕著です。その基本的なアイデンティティは、手首にぴったりとフィットする丸みを帯びた、二重曲線を描くケースの極めて独特な構造に基づいています。3次元で展開するムーブメントを前提にデザインされた構造は、そのムーブメントのシルエットを際立たせます。


超限定シリーズ

この新しいサイズは、グルーベル・フォルセイがかつて自ら設けた限界をもさらに押し広げるという考えに基づいています。プロポーションおよび、ムーブメントが必要とする構造の調和を維持しながら、コンパクトなタイムピースを開発するにはどうするべきか。


その問いに答えるため、グルーベル・フォルセイのアトリエの高度なノウハウを駆使して、ムーブメントの配置を見直し、装飾を完璧に仕上げる必要がありました。アトリエではタイムピースの一つひとつが手作業で組み立てられ、装飾が施されています。これによってアトリエの職人たちは、各コレクションの特徴に応じて、それぞれが持つ技術をタイムピースごとに適応させることができます。42.5mmのダブルバランシエール コンヴェクスは、2023年から2026年にかけて、わずか88本しか製造されません。


本質的な技

ダブルバランシエール コンヴェクスは2022に誕生しました。グルーベル・フォルセイは、他と一線を画した独特な構造にこだわり、直径42.5mmという前例のない縮小サイズを生み出しています。グルーベル・フォルセイのタイムピースがミクロン単位で調整されていることを知ると、このサイズの縮小が如何に大きな意味を持つかが分かります。目の肥えたコレクターたちはこれを正しく評価してくれることでしょう。


この直径42.5mmの新しいサイズのなかに収納されたダブルバランシエールは、グルーベル・ フォルセイの6番目の重要な発明です。2007年に特許を取得したそのプロトタイプは、それから絶えず進化を遂げてきました。最初はプロトタイプ EWT(Experimental WatchTechnology:実験的時計技術)に搭載され、そこでは2つの調速機構が重なり合い、20度傾斜していました。その後すぐの2回目の進化では2つの調速機構が3次元平面上に配置され、35度傾斜した6つのユニークピースのモデルでした。2016年、グルーベル・フォルセイが発表した現在のフォルムを纏う新しいバージョンは、30度傾斜した2つのテンプが安定したポジションにおいてパフォーマンスを最適化する一方で、スフェリカル コンスタント ディファレンシャル機構は最適な振幅を生み出します。


ラインと快適性の維持

かつてない直径42.5mmを採用したことで、新たな視点からコンヴェクスケースにアプローチすることが可能になりました。物理的には、サイズが縮小されているため、ケースのカーブはより急になっていたはずですが、グルーベル・フォルセイの職人たちは、単にそのまま縮小するのではなく、角度を精確に調整することでコンヴェクスの唯一無二のフォルムを見直しています。このようにして、手首に最高の快適性をもたらす目的に加え、エルゴノミクスおよびグルーベル・フォルセイ特有の優れたクオリティを追求して、新しいケースは再設計されています。


こうして究極の快適性を備え、より控えめなシルエットを纏う調和の取れたタイムピースが誕生しています。コレクター待望のユニークなデザインを採用したアトリエは、細部までこだわりを貫いて特有の完璧な仕上げを施しています。


新しいフォルム、新しい装飾

この新作ダブルバランシエール コンヴェクスは、シャツの袖の中に自然と滑り込ませる、あるいは裸の手首にラフに着用します。コレクターは自身の感性に応じて、または好みに合わせてムーブメントの機構を隠したり、さりげなく見せたりすることができます。


タイムピースの装飾はこうした観点でデザインされています。ケースはシルキーで明るいグレーのナチュラルチタン製です。ポリッシュ仕上げのベゼルには繊細なサテン仕上げが施されており、コンヴェクスシリーズの特徴である光の作用によって輝きとエレガンスをもたらします。香箱のカバーに刻まれた文字は再設計されたケースに自然と溶け込んでおり、72時間のクロノメトリックパワーリザーブを保証する回転を想起させるダイナミックなオーラを漂わせています。


地板もチタン製で、フロスト仕上げが施されており、ここでも目の肥えたコレクターたちはこの野心的な装飾に注目することでしょう。なぜならチタンは硬い天然素材であり、フロスト仕上げが最も難しいためです。各テンプのブリッジにも同じレベルの難しさがあり、面取りされた面も手作業で磨かれています。この極めて繊細な加工は、とりわけブリッジにオープンワークが施されていてブラックポリッシュされている場合、特別なノウハウが求められます。


テンプは6時と7時位置の間に姿を見せるスフェリカル ディファレンシャル機構によって連結されています。4分間で1回転するこの機構は、優れた歩度を保証して、グルーベル・フォルセイがすべてのタイムピースに求める高いパフォーマンス、精度、信頼性をもたらします。


2023年7月を皮切りに発売される42.5mmのダブルバランシエール コンヴェクスは、グレーのラバーストラップまたは一体型のグルーベル・フォルセイ チタンブレスレットを備えています。


ダブルバランシエール コンヴェクス / 42.5mm


■Ref. P01236 ■限定88本 ■価格はお問い合わせください。

■チタン製ブレスレットタイプもございます。(Ref.P01259)



機能

手巻きムーブメント、ダブルテンプ、時分表示、スモールセコンド、4分間で1回転するスフェリカル ディファレンシャル機構、パワーリザーブ。


ケース

チタンと合成サファイアクリスタル、立体ジオメトリ形状のベゼル、カーブした合成サファイアクリスタルのシースルーケースバック、“Double Balancier”と“Greubel Forsey”の刻印、10気圧防水。

ケース厚:13.75 ミリ


防水性

10気圧(100m)


ダイヤル

秒が刻印された立体可変形状のブラックのアワーリング、立体ジオメトリ形状のアワーインデックス、スーパールミノバを用いたインデックスと針、エングレービング加工とラッカー仕上げのパワーリザーブ表示、ゴールドのスモールセコンドインジケーター。


ストラップ

グレーラバーストラップ、チタニウム製フォールディングクラスプ、GF ロゴの刻印。


ムーブメント仕様

手巻き

外径 37.70 ミリ

厚さ 9.46 ミリ

部品数 371

石数 50

パワーリザーブ 72 時間

振動数 21'600 回/時



≪グルーベル・フォルセイ≫

2004年の創業以来、絶えず卓越性を探求し、高級時計製造のピラミッドの頂点で活動するグルーベル・フォルセイは、一線を画したクオリティで名高いタイムピースを設計・製造しています。ラ・ショー=ド=フォン(スイス)に位置するマニュファクチュールのアトリエは、傑出したノウハウ、並外れた革新力、そして卓越した希少な職人技を結集しています。グルーベル・フォルセイは《アート オブ インベンション》を自らの羅針盤として、創業以来、高級時計の世界を根本から覆す7 つの重要な発明を想像して特許を取得してきました。グルーベル・フォルセイのタイムピースはすべて、発明と革新、ハンドメイドと手作業による装飾、性能と信頼性、構造とデザイン、希少性と特別性という5つの原則を満たしています。一切の妥協を許さないブランドは、わずか数年で、テクニカルで現代的な高級時計業界において代表的な地位を確立しています。まもなく創業20周年を迎えるグルーベル・フォルセイは完全な独立性を有しており、根本的な変革に着手して、創意に満ちたアトリエから正真正銘のウォッチブランドへと進化を遂げています。


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業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都渋谷区幡ヶ谷2-13-5    
電話番号
03-3377-5401
代表者名
吉田 勉
上場
未上場
資本金
9988万円
設立
1950年06月