遠隔集中治療のT-ICU、“EY Innovative Startup 2019”を受賞
イノベーションを推進するスタートアップ企業として認定
T-ICU(事業:遠隔集中治療、tele-ICU)は、新日本有限責任監査法人(以下、EY)が企画し、日本全国のスタートアップの中から今後著しい成長が期待される企業を表彰する“EY Innovative Startup 2019”に選ばれましたのでお知らせいたします。
報道関係社各位
2019年2月28日
株式会社T-ICU
T-ICU、“EY Innovative Startup 2019”を受賞
イノベーションを推進するスタートアップ企業として認定
http://24houritpeople.com/innovative-team/ey2019/
“EY Innovative Startup”は、優れたスタートアップ企業を正当に評価することでさらなる成長を支援し、経済活性化につながるイノベーションを促進することを目的に2017年より開催されています。企業は、EYのネットワーク・ナレッジ、外部有識者の意見を参考に選出され、革新性、成長性、社会性の3つの評価基準によって決定しており、今回は10分野より18社が選ばれています。
【選出理由、今後の目標など】
当社の事業会社としては初めての遠隔による集中治療支援サービスが評価され、EY Innovative Startup 2019のHealth Tech分野で選ばれました。
遠隔集中治療は、アメリカではすでに20年前からおこなわれ、20%のカバー率があり、死亡率が26%低下したというデータもあります。一方日本では、集中治療専門医は深刻な不足状態となっており、日本のICUがある病院の70%では集中治療専門医なしで運用されています。
今後もT-ICUは「すべての人に高度な医療を」をミッションに掲げ、日本における遠隔集中治療支援サービスの普及に努めてまいります。
【「集中治療」「遠隔集中治療」とは】
救急搬送後応急処置が行われ容体が一旦安定した患者様や、大きな手術を受けた後の患者様など重症患者の予後を管理する集中治療室は、全国で約1,100(※1)あります。1,100室の内、約300室には5人から10人の集中治療専門医が在籍していると言われていますが、残りの800室には専門医が在籍していません。その理由の一つが、日本に約32万人いる医師の中で、集中治療専門医は0.5%、約1,600人と数が少ないことが挙げられます。
その専門医が、たとえ病院にいなくても、遠く離れていても、様々なコミュニケーションツールを使って「遠隔」で治療に関与することが出来ないかと考えられたのが「遠隔集中治療」です。
(※1 総務省統計局 2014年 医療施設(静態・動態)調査より
【遠隔集中治療の重要性】
重症患者管理は集中治療専門医の関与が大きいほど診療成績が良いと報告されていますが、日本では専門医の絶対的・相対的不足から、集中治療専門医が全く勤務していない施設も多数存在します。そのため専門医ではない医師が集中治療の診療に関わらざるを得ない状況となっています。そうした現場を医師として立ち会ってきたT-ICU代表中西は、集中治療専門医がチームとなり、遠隔から24時間体制で生体情報(心電図、X線、採血データ等)を監視し、早期に的確な治療方針を提案することにより、重症患者を急変させることなく、予後の改善をサポートすることができるのではないかと考えました。そこで、2016年に遠隔集中治療を主な事業とするT-ICUを立ち上げました。
今後、遠隔集中治療が発展・普及すれば、医療の地域格差は緩和され、より多くの重症患者様を救うことに繋がるのではと期待しています。
■会社概要
会社名:株式会社T-ICU
代表取締役/医師:中西 智之
設立:2016年10月13日
所在地:兵庫県芦屋市大桝町3−13
事業内容:病院向け遠隔集中治療・重症患者管理支援サービス
WEB:https://t-icu.co.jp/
*EY Innovative Startup 2019につきましては、下記をご参照ください:
https://www.eyjapan.jp/newsroom/2019/2019-02-28.html
本件に関する問合せ先
TEL:050-5213-8950 E-mail:contact@t-icu.co.jp
https://t-icu.co.jp/jpn/contact.php
2019年2月28日
株式会社T-ICU
T-ICU、“EY Innovative Startup 2019”を受賞
イノベーションを推進するスタートアップ企業として認定
http://24houritpeople.com/innovative-team/ey2019/
T-ICUは、新日本有限責任監査法人(以下、EY)が企画し、日本全国のスタートアップの中から今後著しい成長が期待される企業を表彰する“EY Innovative Startup 2019”に選ばれましたのでお知らせいたします。
“EY Innovative Startup”は、優れたスタートアップ企業を正当に評価することでさらなる成長を支援し、経済活性化につながるイノベーションを促進することを目的に2017年より開催されています。企業は、EYのネットワーク・ナレッジ、外部有識者の意見を参考に選出され、革新性、成長性、社会性の3つの評価基準によって決定しており、今回は10分野より18社が選ばれています。
【選出理由、今後の目標など】
当社の事業会社としては初めての遠隔による集中治療支援サービスが評価され、EY Innovative Startup 2019のHealth Tech分野で選ばれました。
遠隔集中治療は、アメリカではすでに20年前からおこなわれ、20%のカバー率があり、死亡率が26%低下したというデータもあります。一方日本では、集中治療専門医は深刻な不足状態となっており、日本のICUがある病院の70%では集中治療専門医なしで運用されています。
今後もT-ICUは「すべての人に高度な医療を」をミッションに掲げ、日本における遠隔集中治療支援サービスの普及に努めてまいります。
【「集中治療」「遠隔集中治療」とは】
救急搬送後応急処置が行われ容体が一旦安定した患者様や、大きな手術を受けた後の患者様など重症患者の予後を管理する集中治療室は、全国で約1,100(※1)あります。1,100室の内、約300室には5人から10人の集中治療専門医が在籍していると言われていますが、残りの800室には専門医が在籍していません。その理由の一つが、日本に約32万人いる医師の中で、集中治療専門医は0.5%、約1,600人と数が少ないことが挙げられます。
その専門医が、たとえ病院にいなくても、遠く離れていても、様々なコミュニケーションツールを使って「遠隔」で治療に関与することが出来ないかと考えられたのが「遠隔集中治療」です。
(※1 総務省統計局 2014年 医療施設(静態・動態)調査より
【遠隔集中治療の重要性】
重症患者管理は集中治療専門医の関与が大きいほど診療成績が良いと報告されていますが、日本では専門医の絶対的・相対的不足から、集中治療専門医が全く勤務していない施設も多数存在します。そのため専門医ではない医師が集中治療の診療に関わらざるを得ない状況となっています。そうした現場を医師として立ち会ってきたT-ICU代表中西は、集中治療専門医がチームとなり、遠隔から24時間体制で生体情報(心電図、X線、採血データ等)を監視し、早期に的確な治療方針を提案することにより、重症患者を急変させることなく、予後の改善をサポートすることができるのではないかと考えました。そこで、2016年に遠隔集中治療を主な事業とするT-ICUを立ち上げました。
今後、遠隔集中治療が発展・普及すれば、医療の地域格差は緩和され、より多くの重症患者様を救うことに繋がるのではと期待しています。
■会社概要
会社名:株式会社T-ICU
代表取締役/医師:中西 智之
設立:2016年10月13日
所在地:兵庫県芦屋市大桝町3−13
事業内容:病院向け遠隔集中治療・重症患者管理支援サービス
WEB:https://t-icu.co.jp/
*EY Innovative Startup 2019につきましては、下記をご参照ください:
https://www.eyjapan.jp/newsroom/2019/2019-02-28.html
本件に関する問合せ先
TEL:050-5213-8950 E-mail:contact@t-icu.co.jp
https://t-icu.co.jp/jpn/contact.php
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