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freecracy株式会社
会社概要

東南アジアでビジネスSNSプラットフォーム『freeC』を運営するfreecracyがシードラウンドで4,000万円の資金調達を実施

東南アジアにおけるHRTech総合プラットフォームを目指し、成長を加速させる

freecracy

東南アジアでカジュアルな採用・クラウドソーシングのビジネスSNSプラットフォーム『freeC』を運営するfreecracyがシードラウンドでAssertive Investment、VOYAGE VENTURESから4,000万円の資金調達を実施
報道関係者各位
プレスリリース
2019/05/09
freecracy株式会社
代表取締役 兼CEO 国本和基

◆事業概要
『freeC』は、Curiosity makes world "Flat" and "Vivid"というヴィジョンの下、人の好奇心から始まる自由な職業選択や働き方を応援するプラットフォームです。具体的には、ユーザーが自分の興味や専門性に応じた様々な雇用形態の仕事のリコメンドを受けられ、その中から自分のライフスタイルや仕事のポートフォリオに合う働き方が選べるサービスを提供しています。

日本より流動的かつフレキシブルな働き方が進んだ東南アジア一帯でのサービス展開を目指して、まずはベトナムで2018年10月からサービスを開始しました。2019年4月末時点で日系企業50社を含むベトナム内企業300社とベトナム人若手優秀人材20,000名に利用頂いています。


 ◆東南アジア(ベトナム)の採用・求職概況

ベトナムでは経験のない若者は理想の仕事に就くことが難しく、転職をしながらキャリアアップをしていくことが一般的です。実際に20代の50%が2回以上の転職を経験しています。

また、ベトナムでは、労働法で雇用される者は複数の事業者と契約できると明記があり、政府が従業員の副業の権利を認めており、18歳以上のベトナム人正社員300名を対象とした調査では、直近12ヶ月間で副業をしたことがあるという人の割合は66%、うち70%は定期的に副業をしています。 (Q&Me調べ)。具体的には、IT開発、デザイン、デジタルマーケティング、通訳翻訳、営業代理、ツアーガイドなどの領域で副業が行われています。副業からフルタイムのフリーランサーへ移行する人たちも多く、日本より自由な働き方が存在します。

しかし、ベトナムをはじめとした東南アジアでも、日本と同様に、雇用形態毎(フルタイム・パートタイム・フリーランス・ボランティア等)のマッチングや広告サービスしかなく、求職者・雇用者(発注者)が複数のサービスを使い分けているのが現状です。


◆『freeC』のサービスの特徴

現在『freeC』は人材広告と人材エージェント業のみの固定化されたベトナムの正社員転職市場に新しい価値を提供する為、企業および求職者双方にとって経済的、時間的、心理的コストを最小化する為のプロダクト開発に注力しています。

具体的な施策は、下記の通りです。
    ・料金後払い型の求人掲載:まずは無料で求人を掲載し、『freeC』が独自アルゴリズムにより選定した求人内容に合致する求職者へリアルタイムに情報を配信、採用を検討したい求職者からの応募があった時点で課金し、すぐにチャットで会話、面接ができる仕組みを採用しています。採用成果とリンクしない広告掲載料金の先払いが業界の通例であったものを、成果に応じたプライシングとそれを支える技術面での新たな仕組みを導入し、業界のスタンダードとすべく取り組みます。

    ・データ分析および資産化:現在ベトナムの求人広告では、掲載の都度費用が発生しますが、そこから出る採用プロセスのデータを元とした分析やデータを蓄積することによる次回以降の募集を安く簡単にできる仕組みは存在しません。『freeC』では、採用プロセスデータ分析とタレントプール(過去の応募者や企業のフォロワーリストの一元化)を活用したサービスを提供し、経済的・時間的なトータルコストを最小化します。また、一連の採用活動を『freeC』のプラットフォーム上で完結させることにより、採用プロセスから選考が進んだ求職者のデータ分析をし、次回の採用時における精度の高い人材リコメンドを迅速に行います。

    ・ミスマッチの低減:ベトナムでは、企業は給与・職務内容・求めるスキル以外の求人情報を開示せず、求職者もあまり企業を調べずに面接に訪れることが多いため、面接での無駄な時間が発生しています。それだけでなく、コミュニティを重視するベトナム人は職場の雰囲気や同僚との関係などに非常に敏感であるため、入社後のミスマッチが多数起こっています。カジュアルな中にも顔の見える採用が出来るよう、『freeC』では他にはない豊かな企業情報や、社内の雰囲気が伝わる動画を発信していますが、今後はストリーミングなどを利用して、求職者がワクワクできる今までにない採用の仕組みを作ります。
 

◆今後の成長戦略
・ベトナム国内でのシェア拡大:まずは東南アジアでも第3位の人口マーケットを持ち、最も高い経済成長率を誇るベトナムにフォーカスし、マネタイズしやすいフルタイム社員採用市場でのシェア拡大を目指します。そのために、フルタイム以外の様々な雇用形態の求人情報を掲載するなど、『freeC』が求職者にとって最も魅力的なプラットフォームとなるよう、2019年5月以降は毎月1つ、機能拡張を含めた新たなプロダクトをリリースしていきます。

・日越間サービスの展開:2019年4月の外国人材に関する法令の改正施行を含め、今後益々国境を超えた労働力がリアルに流動することが考えられ、またそれ以上のペースでオンラインでの国境を超える仕事のシェアが行われていくと考えています。freecracyでは、日本人とベトナム人の混合スタートアップチームであるという利を活かし、日越間の国境を超える人材の流動やクラウドソーシングをより早く、簡単にできるサービス開発を行います。

・タイやインドネシア等への展開準備:2020年以降に予定するSeries Aラウンドでの調達を視野に、その後の東南アジア内多国展開に向けて、有望市場であるタイやインドネシアなどのリサーチや協業・連携先などのソーシングを2019年後半から進めていきます。
 

◆シードラウンドでの投資家の方々のコメント:
Assertive Investment LLP 代表 佐瀬浩一郎氏
当LLPは、スタートアップへの投資を行う、エンジェルとVCの中間的な特徴を備えた2人組合です。国本さんは、私たちが起業家に求める「情熱と冷静さ」「ビジネススキルとファイナンス思考」「市場の理解と技術力」など両立が難しい素養をバランスよく備えた方だと初見から感じることができたため、早い段階から投資を積極的に検討してきました。過分にもリード投資を引き受ける意欲が湧いたのも、国本さんであれば私たちの持つ知見・経験を良く活かしてくれるのではないか、と高く期待したためです。東南アジアという成長市場をターゲットとし、ローカルにもテクノロジーにも通じた国本さんとfreecracyが成功できるよう、私たちも微力ながら支援していきます。

VOYAGE VENTURES 高田絹子氏
株式会社VOYAGE VENTURESは、株式会社CARTA HOLDINGS(東1:3688)のグループ会社で、国内およびアジアにおいて、未上場の主にインターネット関連ベンチャー企業を発掘し、投資を行っています。freecracy社については、①東南アジア地域に特化したHR領域企業であること、②人材関連サービスが未成熟なため、柔軟な動きをみせながら成長する対象市場のダイナミズムを最大限享受し、多様なチャレンジが可能なこと、③オフショア開発の人材供給元となりうるIT人材DBの構築、マッチング機能を活かした人材広告市場など事業のスケール性が見込めること、④国本さんが英語、ベトナム語に堪能で、ベトナムでの起業・事業拡大経験を有するグローバル人材であること、等から投資実行に至りました。前回のエンジェルラウンド実行で、既に日本・ベトナムの若手人材を集めサービスを立ち上げており、今回の調達資金が次なる事業成長のドライバーとなることを期待し、支援を行ってまいります。
 
freecracy代表国本
freeCのコンセプトを初めてお話させて頂いた4月のピッチイベントからちょうど1年のタイミングにおいて経験豊富な投資家の方々から投資を頂き、嬉しく思います。今回の投資家の方々がそれぞれに持つ、ご自身での上場経験、戦略コンサル、投資ファンド経験からの事業成長戦略やファイナンス、マーケティングの知見等、今後のベトナム、東南アジア展開においてとても強みになってくると考えております。事業をベトナムでスタートさせてまだ半年ですが、今後益々ベトナム、東南アジアの方々の働き方に良いインパクトを与え、無くてはならないサービスを創る為、日越合同チームで邁進していきたいと考えております。

*創業からこれまでのストーリーに関しては是非こちらのMedium記事をご覧下さい:
https://medium.com/@kazukikunimoto/seed-round%E3%81%A7%E3%81%AE%E8%AA%BF%E9%81%94%E3%81%BE%E3%81%A7%E3%81%AE7%E3%83%B6%E6%9C%88%E3%82%92%E6%8C%AF%E3%82%8A%E8%BF%94%E3%81%A3%E3%81%A6-3e791d35befe

 
◆代表略歴:
米国オクラホマ州立大学卒業後、アビームコンサルティング入社。メガバンク・事業会社にて財務及びIT領域においてコンサルティングを行う。大手事業会社に転職後、PMとしてヨーロッパでのM&Aや東南アジアでのERPシステム導入プロジェクトを行う。その後ベトナムにて教育・メディア・IT事業を行うKijin Edutainmentを立ち上げ4年間の事業運営後、日系大手教育企業へ売却。渋谷を拠点とするHRTechスタートアップの東南アジア拠点を立ち上げるも自分のサービスを作る為退社。G’s ACADEMYに入学し、自身で「freeC」α版を開発、卒業後日本人及びベトナム人のチームを組成、現在法人化し代表取締役を務める。
米国公認会計士。

 
◆ご連絡先:
社名:freecracy株式会社
代表者:代表取締役社長兼CEO 国本和基
設立:2018年8月2日
所在地:
     日本)東京都港区浜松町二丁目2番15号浜松町ダイヤビル2F
     ベトナム) 2nd Floor, No.6 Street 66, Thao Dien, District 2, HCM
事業内容:就職やクラウドソーシングのSNS型プラットフォーム「freeC」開発・運営事業

自社ページ:https://freecracy.com/
企業向けページ:https://freec.asia/lpcompany/jp
ユーザー向けページ:https://freec.asia
Facebookページ:https://www.facebook.com/freecasiacorp/
Email:info@freec.asia

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種類
経営情報
位置情報
東京都港区本社・支社
関連リンク
https://freecracy.com/
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会社概要

freecracy株式会社

9フォロワー

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URL
https://freecracy.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区浜松町2-2-15 浜松町ダイヤビル2F
電話番号
-
代表者名
国本和基
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2018年08月
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