長野県茅野市にて、アレックス・カー氏プロデュースのヤマウラステイ(一棟貸しの古民家宿泊施設)開業のお知らせ
アレックス・カー氏(東洋史研究家)プロデュースの「日本版Rural Retreat」、長野県茅野市にいよいよオープン!
5月に開業予定で、新型コロナウイルスの影響を受けて延期していた「ヤマウラステイ」(古民家宿泊施設)を、感染対策を徹底したうえで10月16日(金)宿泊分よりオープンいたします。
また、オープンから2021年1月31日(日)までをプレオープン期間とし、通常料金より15%引きの宿泊料金でご案内いたします。
また、オープンから2021年1月31日(日)までをプレオープン期間とし、通常料金より15%引きの宿泊料金でご案内いたします。
- 1.開業日時
10月16日(金)宿泊分より
9月24日(木)から予約受付開始
プレオープン期間10月16日(金)~1月31日(日)
- 2.プレオープンについて
また、プレオープン期間は、金、土、日、月、および祝日の宿泊のみ受付といたします。
【プレオープン価格】
清水(定員6名)
2名 27,200円(54,400円) 3名 23,800円(71,400円) 4名 21,250円(85,000円)
5名 18,700円(93,500円) 6名 16,150円(96,900円)
花兎(定員2名)
1名 28,900円 2名 17,850円(35,700円)
金渓(定員3名)
1名 33,150円 2名 21,250円(42,500円) 3名 18,700円(56,100円)
※表示額は、税抜価格です。表示価格に別途消費税がかかります。 ※1名様あたりの素泊まり【食事なし】の料金です。
※()内の料金は人数合計での金額です。 ※6歳以上は大人1名料金を頂きます。 ※5歳未満のお子様は無料です。(但し、布団・タオルの提供はございません) ※同一の家に2泊以上滞在される場合、2泊目から10%割引いたします。
(基本的に滞在中の清掃はございません。4泊以上ご宿泊される場合、タオル交換、ごみの回収、及び簡単な清掃の為、入室させて頂きます。)
※4棟の古民家のうち、まずは3棟を開業します。残る1棟「渋道」の開業時期は未定です。
ヤマウラステイは、Go Toトラベルの対象施設でもあります。プレオープン期間にもGo Toトラベルの割引は有効ですので、非常におトクに宿泊することができます。
※プレオープン期間中は、スタッフの対応等について、お客様にご不便をおかけすることがあります。
期間中にいただいたご意見は、ヤマウラステイの品質向上に活用させていただきますので、些細なことでもお気軽にスタッフにお伝えいただけますと幸いです。
- 3. 新型コロナウイルス感染症対策
・「茅野あんしん認証 STEP2」の定める内容に従い、スタッフの対応マニュアルを作成。ちの観光まちづくり推進機構は、これを遵守して催行する。
・宿泊されるお客様に「健康チェックリスト」を配布。チェックリストのすべての項目に問題がない場合のみ、参加していただく。(体調不良等の理由でのキャンセルの場合、キャンセル料はいただかない)
・ちの観光まちづくり推進機構事務局においては、「宿泊時に発熱者等が出た場合の対応」を共有し、速やかに保健所・病院等と連絡が取れる体制を準備。
- 4.その他
【参考資料】
資料1_感染対策項目_ヤマウラステイ
https://prtimes.jp/a/?f=d39531-20200928-4598.pdf
資料2_お客様へのお願い&健康チェックシート(ヤマウラステイ)
https://prtimes.jp/a/?f=d39531-20200928-4598.pdf
- 5.「ヤマウラステイ」とは
機構で進めている「観光まちづくり」の柱として、茅野市内で年月を重ねてきた4棟の風情ある古民家を利用した、一棟貸し素泊まりの宿泊施設「ヤマウラステイ」がオープンします。
4棟の古民家の改修にあたっては、日本文化研究・古民家改修の第一人者として知られるアレックス・カー氏がプロデュースを行い、長い歴史が積み重ねてきた柱や壁、家自体が持つ歴史の風格や美しさを大切にしつつ、機能の面で大規模な改修を施しました。古民家の持つ贅沢な佇まいと、家としての快適さを、カー氏の美意識でつないだ上質な空間を実現しました。
機構では、ヤマウラステイを地域への入口と位置づけ、滞在中に地域の生活を垣間見られる郷土料理体験や、地元のガイドの案内で町をめぐる町歩きなどの滞在交流プログラム「ちの旅アクティビティ」への参加を通して、この地で生きる人の知恵やよろこびにふれる出会いを創出することも期待しています。
ヤマウラステイと「ちの旅」による観光客と住民との交流を通じて、美しい風景、まちなみ、伝統的な暮らしや食文化などの地域の魅力を残しつつ、持続可能な地域をつくることを目指します。
●ブランドコンセプト「ヤマウラステイ」について
山浦エリアは隠れ里のような場所。古い家や開発されていない美しい農地が残った山に囲まれた集落です。一見何でもない村落ですが、実はそういった景色が残っている場所は日本中探してもほとんどなく、奇跡的に守られてきた隠れ里が、山浦なのです(アレックス・カー氏談)。
ヤマウラステイで滞在してもらう家は、そんな集落に建つ古い民家です。現代人の気忙しい日常を離れるための家。山奥にある隠里へ入って、散歩したり、家でくつろいだり、自由にゆっくりと過ごす。
そのために、ヤマウラステイの古民家は、長い歴史が積み重ねてきた柱や壁などは可能な限りそのままに、上質で快適な空間を目指して改修されています。ただ古いわけではなく、本当にリラックスして過ごせる贅沢な家、それがヤマウラステイの4軒です。
日本の財産といてもいい隠れ里で、何もない、だけど本当に贅沢なリゾートを楽しんでもらう場所。それがヤマウラステイです。
●Alex Kerr(アレックス・カー)氏について
東洋文化研究者、特定非営利活動法人篪庵トラスト理事。1952年米国メリーランド州生まれ。
エール大学で日本学、オックスフォード大学で中国学を専攻。徳島県東祖谷山村で茅葺き屋根の民家(屋号=ちいおり)を購入し、その後屋根の吹き替えを完成させ田舎の復活活動に取り組む。
1977年から京都府亀岡市に在住し、篪庵有限会社を設立し、執筆、講演、コンサルティング等を開始。京都を初め日本各地で文化講演、執筆活動などを続ける。
1993年著書『美しき日本の残像』(新潮社刊)が外国人初の新潮学芸賞を受賞。
また、2001年には『犬と鬼』(講談社刊)を執筆し、日本が抱える「文化の病」を取り上げ、注目を浴びる。
茅野市のほか、徳島県の祖谷(いや)地方、五島列島の長崎県小値賀町(おぢかちょう)、古い商店街が残る香川県宇多津町(うたづちょう)、奈良の秘境と呼ばれる奈良県十津川村(とつかわむら)など、その地ならではの再生プロジェクトを手掛け、観光を核にした滞在型観光の促進、地域振興につなげ、現在も、全国各地で地域観光振興の多様なプロジェクトに取り組んでいる。
●趣の異なる4つの古民家
清水(きよみず)
川のせせらぎや田園風景、古い民家などが残された、山奥へ向かう道にひっそりと佇むまさに「隠れ里」と呼ぶべき集落に建つ邸宅。もともとは長野県佐久地方にあった家を150年前に移築する形で現在の場所へ。家の一角にはかつての厩(うまや)があり、その高い天井を活かし、改修では吹き抜けのリビングに生まれかわっています。
所在地:長野県茅野市湖東
延床面積:141平方メートル
敷地面積:1248平方メートル
定員:6名
駐車場:2台
花兎(はなと)
母屋に寄り添うように建つ隠居。ご隠居が夫婦で暮らした、かわいらしい佇まい。清水の離れとして作られた古民家から見る景色にアクセントを与えているのが蔵。壁を塗る漆喰を使って鏝(こて)で描いた「鏝絵」も個性を与えています。バスルームから見る、この蔵を含めた景色は花兎の見どころの一つです。
所在地:長野県茅野市湖東
延床面積:61平方メートル
敷地面積:104平方メートル
定員:2名
駐車場:1台
金渓(きんけい)
川向うに建つ山すその家。築110年ほど、明治期に建てられたものと伝わっています。目の前に川が流れているのが特徴で、静かな集落に響く川のせせらぎも過ごす時間を彩る要素となります。また、古民家の敷地の向かい、開けた視界の先には八ヶ岳。寝室やリビングで八ヶ岳の雄大さを感じながら過ごせるのも楽しみの一つです。
所在地:長野県茅野市金沢
延床面積:103平方メートル
敷地面積:292平方メートル
定員:3名
駐車場:1台
渋道(しぶみち)※開業準備中。開業時期未定。
地域独特の本棟造りによる2階建ての古民家。山奥で温泉旅館を営む一家が建てた別宅です。正方形の間取りに加え、傾斜の緩い大きな屋根が特徴で、かつて養蚕が行われていた2階は梁が見える広々としたスペースに。囲炉裏や、土壁が残る庭の蔵、家を囲む用水路など風土と調和しながら生きてきた人々の暮らしを感じることができます。
所在地:長野県茅野市北山
延床面積:183平方メートル
敷地面積:662平方メートル
定員:6名
駐車場:1台
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