創業129年の老舗酒造の酒造りで使われる地下水脈をくみ上げた水ベースのオーガニックハンドクリームが新発売!

ひさだアートインダストリー株式会社(京都市中京区 代表:久田智史)は、2022年4月28日に129年続く佐々木酒造の仕込み水として使われる地下水脈から汲み上げた水でつくるオーガニックハンドクリームを新発売いたします。


【なぜハンドクリームなのか?】
「手は口ほどにものをいう」とは言いませんが、人体の部位において、美容のセンターピンとも言える頭部と並んで、右手と左手ほど露出の多い部位は他にございません。紫外線や乾燥など、常に外界からダメージをうけやすい部位であり、ハンドケアを差し置いて、弊店の理念である「『美しく生きる』の普遍的価値を創る」を実現することはできないと考え、今回ハンドクリームの開発を決断致しました。

【なぜ老舗酒造の地下水で作るのか?】
佐々木酒造は、豊臣秀吉の邸宅「聚楽第」跡地の南端に位置します。このあたり一帯は、出水という地名が残されているように、昔から良質な地下水に恵まれています。同酒造の地下水と言えば、千利休が茶の湯にも使ったと言われる「銀明水」と同じ水脈にあります。創業以来129年に渡り、酒造りの仕込み水として使用され、洛中における酒造りの伝統を支え続けてきました。
歴史的に見ても、これほど人々に長く愛飲されてきた日本酒ですから、そのベースとなる水には、きっと人の体になじみやすい決定因子があるのだろうと、私どもは考えました。ご存じの通り、ハンドクリームとは、手に塗るクリームのことです。手に塗ることで、手肌に潤いを与える。これが目的である以上、ハンドクリームもまた、人の体になじみやすいもので作られるべきです。そこで、同じ洛中にある弊店としては、洛中地域ひいては京都全域、さらには日本のすべての人の肌になじみ、未来永劫愛され続けるハンドクリームを作るためには、この地下水を活用させていただく以外にないという考えに至ったのです。
開発期間には、通常の蒸留水で作ったハンドクリームと同地下水で作ったハンドクリームの試作品を比較するモニタリング調査を店頭にて行いました。約150名のお客様に、左右の手で塗り分けてもらいアンケートをとった結果、90%以上のお客様が、後者のほうが手に馴染み良く、保湿力も高いと評価する結果になりました。


【3つの開発のきっかけ】
この度のハンドクリームは、3つのきっかけとなる出来事が重なり、誕生した商品です。きっかけの1つ目は、弊店のスタッフからのリクエストです。そもそも弊店は美容室です。お湯を使うことが多く、どうしても手が乾燥しがちで、スタッフからハンドクリームを作ってほしいという声が常々ありました。しかしながら、一般的なハンドクリームでは、油分が多く、オイリーな手では髪を切る際にハサミが滑ってしまいます。また、何度もお湯で流れ落ちてしまうため、日常的に塗り直しがしやすく、お客様の髪をさわる上で問題のない、さらっとしたハンドクリームが求められていました。
2つ目のきっかけは、コロナ禍で日常的となったアルコール消毒による手荒れです。弊店のような美容サロンだけでなく、飲食店や小売店など、衛生面の観点から、現在至るところでアルコール消毒の機会が増えました。大人よりも肌が敏感な子どもたちの手も、学校でのアルコール消毒に、やむを得ず応じざるを得ません。あちこち触ってまわるような活発なお子様でも、水ベースでさらりとしたハンドクリームであれば、ベタつかず、手荒れを防ぐことができます。
3つ目のきっかけは、佐々木酒造様のSNSライブ配信に弊店代表の久田智史が参加していた際、偶然にも視聴者の方から両社共作のハンドクリームを作ってほしいというお声があったことです。実は、ハンドクリームの開発構想は、それまでにも3度ありましたが、いずれも納得いくものが出来ず、お蔵入りとなっておりました。しかしながら、他社様のライブ配信にお邪魔して、そちらのお客様から強いリクエストがあっては、何としてもご期待にお応えしたい。かくして、佐々木酒造様の全面協力のもと、双方にとっての大切なお客様のために、全力で開発に挑む覚悟が決まりました。


【なぜ手以外にも使えるように開発したのか?】
当ハンドクリームの商品名称には「ウォータークリーム」という言葉を採用しております。当商品の主目的はもちろん手の保湿でございますが、実は、顔、ボディ、腕、足など、他の部位でも使えるよう原料に工夫を凝らしております。このようにあえて汎用性の高いクリームとする理由には、必要な美容アイテム数を減らすという目的がございます。そうすることで、資材や原料の必要量も減らすことができます。ご存じの通り、世界は今SDGsを掲げています。私どもの作るものが、美容商品という消費財である以上、この世界の共通目標に対して、先んじて貢献する義務があると考えます。SDGsの12番目の目標「つくる責任 つかう責任」において、「持続可能な生産消費形態」を確保する取り組みとして、私どもは「商品の汎用性の最大化」こそが、ひとつの有効手段であると考えております。

【なぜ新商品を連続発売するのか?】
これまで、弊店では「COLLECTION 1899 KYOTO」のラインナップ商品として、2019年のシャンプーを皮切りに、コンディショナー、シャワージェル、ウォータークリームと、おおよそ1年に1つの新商品をコンスタントに開発し発売して参りました。通常の町の美容室では考えられないスピードとモチベーションで独自開発に邁進しておりますが、なぜ、これほど新発売を連発するのか。それは、私どもは自身のことを「老舗ベンチャー」であると定義しているからです。老舗ベンチャーとは、老舗でありながら、ベンチャー精神を持ち、チャレンジし続ける企業のことを言います。ここ京都でよく言われることに、「京都の老舗は100年や150年は鼻たれ小僧、300年続いてやっと一人前」という訓戒がございます。どこまでも控えめに、自分をまだまだとしつつも、実直に事業と向き合う姿勢。これこそ、弊店の久田智史が佐々木様の背中を見て学んだことであり、私どもは、この言葉に叱咤激励され、日々仕事に打ち込んでおります。私どもは、創業123年です。京都の老舗の定義からすれば、まだまだまだ鼻たれ小僧のベンチャー企業なのです。新商品を次々とリリースし、新しいチャレンジを続けていくことは、「老舗ベンチャー」として当然のことと考えます。

【商品概要】
  • 名称:WATER CREAM 1899 KYOTO
  • 概要:手だけでなく、体全身に仕える旨を記載する。
  • 容量:250ml(ポンプ)、1000ml(詰め替え用)の2サイズ
  • 価格:3850円(ポンプ)、11000円(詰め替え用)※各税込

【発売記念キャンペーンについて】
この度の佐々木酒造様とのコラボ発売を記念して、オリジナルボトルと佐々木酒造限定「にゃんこラベル」ボトルが当たるキャンペーンを下記の特設サイトにて実施致します。
https://www.collection1899kyoto.com/watercream

なお、当限定ラベルボトルは、佐々木酒造小売部およびECサイトでのみお買い求めいただけます。
発売前のご予約キャンペーンも両社サイトで実施致します。

【「COLLECTION 1899 KYOTO」開発者 久田智史について】
ひさだアートインダストリー四代目当主。髪の専門家「ヘアコンディショニスト」として年間500名以上のお客様の髪の相談に応えている。2007年、第30回オールジャパンヘアスタイリングコンテスト優勝経験を持つ。髪を切るデザインだけでなく、スタイリング、ヘアコンディショニング、頭皮ケアのプロとして京都および東京を中心に活動している。


【ひさだアートインダストリー株式会社について】
  • 名称 : ひさだアートインダストリー株式会社
  • 代表取締役: 久田智史
  • 本社 : 〒604-8251京都府京都市中京区三条通油小路西入三条通油小路町144
  • 創業年月日: 1899年11月30日(※創業時は屋号 久田静和軒)
  • WEB : https://hisada1899.com/
創業1899年。京都で122年、美を論じて参りました。“美しさ”には必ず“快適さ”が伴います。お客様の髪の悩みの大半はデザインではなく、コンディションで起こっているということ。これがお客様の相談に向き合い出た答えです。医師にも外科や内科があるように、お客様のヘアデザイン一つとっても、多彩な専門家が互いに専門性を持ってチームとしてコーディネートすることで究極のヘアデザインが実現すると考えます。“髪”と“美しさ”の価値観を変えるハイレベルなデザインとそれを維持するコンディショニング。どこへ行っても満足できないお客様の声にお応えし、近年は東京でも提案を行っています。1年後、2年後、5年後、年月が経つにつれ今より確実に“美しく”“快適”であることを保証するサロンです。

 

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会社概要

URL
https://hisada1899.com/index.html
業種
サービス業
本社所在地
京都府京都市中京区塩屋町35
電話番号
075-221-6522
代表者名
久田 智史
上場
未上場
資本金
10万円
設立
2008年04月