経営コンサルティングに自然言語処理(NLP)活用のAIを導入

「調査・分析」はAIが生成し、人間は意思決定に集中:AIと人間のコラボレーションモデルを進める

OXYGY株式会社

経営コンサルティングファーム、OXYGY(本社:ロンドン)のアジア・日本部門は、自然言語処理(Natural Language Processing)を活用したAI検索プラットフォームを世界で展開するデンマーク企業、Valuer Holding A/S(本社コペンハーゲン)のサービス、Valuer AI (バリュワー)を取り入れ、意思決定や実行によりフォーカスした経営コンサルティングサービスを開始することをお知らせします。

経営コンサルティングにおける各種テーマ(例:経営戦略策定、イノベーション、M&Aや提携を伴う事業開発や新規事業開発、事業や研究開発テーマのポートフォリオ改革)では、様々な技術や産業動向のリサーチが必要になることが頻繁にあります。

こうした状況の中で、これまでコンサルティング会社が行う調査・分析には、網羅性(全世界を対象にしているか、既存業界に偏っていないか等)、独自性(誰でも知っている情報を並べただけではないか)、スピードと質の両立(調査の前提となる情報量や、傾向について調べて分析するための時間)が課題となってきました。

こうした中で企業や産業動向等の調査・分析業務の際につかう検索ツールやデータベースは、キーワードやタグにより整理されていることが多く、特にインターネット検索では、不要な情報も検索されてしまうことが頻繁でした。
 
OXYGYが活用を決めたValuerAIは、ユーザーの意図や記述の文脈を理解する自然言語処理(NLP: Natural Language Processing)を用いて、コンテンツを生成するAIを活用したプラットフォームです。

ユーザーが入力した文章の単語だけでなく、その裏にある意味や意図も汲んで、企業情報やビジネスモデル、提供価値なども含めた分析を行い、クライアントの要望を取り入れた各種分析報告書の大部分をAIにより生成し、最終的にはデータサイエンティストが内容を確認して、調査レポートを作成します。

ValuerAIの持つデータベースには93万社を超える企業情報(事業概要だけでなく、提供価値、ビジネスモデル等イノベーションの特徴)が、43を超える客観的なデータポイントから集められ、1,200次元でベクトル化されており、その情報量は日々増幅し、更新され、整理されています。

これら大量のデータから、企業単体だけでなく業界トレンド、技術トレンド、各種バリューチェーンにおける企業動向など、様々な分析が可能となります。AIにより生成されるリサーチを活用しながらも、コンサルタントによる、市場、業界、クライアント社内の定性的な調査・分析(例:生の声のインタビューやフォーカス・グループ等)を組み合わせることで得られる示唆を用いた議論に集中し、様々な仮説を基にして高速の試行錯誤を繰り返すことができるようになります。

OXYGYはこうした方向性を、AIの力を活用したコンサルティング(AI Powered Consulting)と考えています。

ValuerAIにより提供される様々なレポートを活用することで、OXYGYのコンサルティングはクライアントにおける議論、意思決定、そしてその後の実行体制の構築によるインパクトの創出のための伴走によりフォーカスすることが可能となります。

本サービスの日本での展開について、OXYGYのアジア・パシフィック代表、太田信之は「意思決定や変革のプロセスそのものに深く関与し、伴走するOXYGYのアプローチと、Valuerが提供する質、量とスピードに優れたリサーチを組み合わせることで、クライアントの意思決定のクオリティーとスピードが上がることを目指しています」と述べています。



【お問い合わせ先】
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株式会社コミュニケーションデザイン
(OXYGY 株式会社の広報業務委託先)
担当:寺石 teraishi@cd-j.net TEL 03-5545-1661

 

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会社概要

OXYGY株式会社

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URL
-
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区神宮前5-46-12 Mビル2F
電話番号
-
代表者名
太田信之
上場
未上場
資本金
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設立
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