JICAのザンビアにおける『国境検疫所における感染制御能力のモニタリング』にArchaic社のソーシャルディスタンスAIが採択
『AIによる状態変化のモニタリングを誰もが簡単に実現できる世界を提供する!』をモットーに掲げている株式会社Archaic(アルカイック)(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:横山 淳、以下「Archaic」)は、国際協力機構(JICA)によるザンビア国境検疫所における感染制御能力を強化する活動の効果をモニターするプロジェクトへ採択されました。
【背景】
ザンビアでは、2020年3月に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第一症例が報告され、その後国内のさまざまな地域で感染が拡大しました。特に、国境に近い地域では運送業者による感染の流入が契機となったと考えられる感染拡大が度々起こり、国境検疫所における感染制御能力を強化することの重要性が強く認識されることとなりました。
内陸国のザンビアは、8カ国と国境を接しています。国際物流の大半を、南部アフリカに整備されている複数の国際回廊(道路)に頼っており、コロナ禍における適正な国境管理と物流網の整備・維持は、ザンビアの人々の暮らしや経済を維持するために不可欠な要素となっています。
このような状況を踏まえ、(独)国際協力機構(JICA)は、保健省ザンビア国立公衆衛生研究所やザンビア歳入庁と協力し、カズンバレサ・チルンドゥの国境検疫所で感染制御能力を強化する活動の準備を進めています。
【目的】
JICAは国境検疫所における感染制御能力を強化する活動を行い、その効果を、Archaic社のソーシャルディスタンスAIを用いて定量評価します。
このプロジェクトを通して、以下の目標の達成を目指しています。
1)国境検疫官の感染制御能力の向上
2)国境検疫官の適切な指導に基づく、渡航者の感染予防策順守率の向上
【期待される成果】
- 国境検疫官の感染制御能力が向上する
- 国境検疫官の適切指導によって、渡航者がよりソーシャルディスタンスを保つようになる
- 国境検疫所での感染伝播COVID-19患者の発生数が減少する
【今後の展開】
ソーシャルディスタンスAIによる解析結果を国境検疫官と共有し、検疫所内でのソーシャルディスタンシングへの順守率を定量評価するとともに、渡航者への指導技術等を含む感染制御能力のさらなる向上を目指します。
◆独立行政法人国際協力機構(JICA)について
独立行政法人国際協力機構(JICA/ジャイカ)は、日本の政府開発援助(ODA)を一元的に行う実施機関として、開発途上国への国際協力を行っています。
[ウェブサイト] https://www.jica.go.jp/
◆株式会社Archaicについて
AI理論からサーバサイドまでAIシステムのトータル開発を専門的に行っています。また様々な領域へのAI応用を展開しています。
代表取締役CEO 横山 淳
設立 2017年11月15日
所在地 東京都渋谷区神宮前3-23-3 原宿トリニティ6階
会社HP https://archaic.co.jp
事業内容:AI/ソフトウェア/ハードウェア/サーバサイドに関する開発及びコンサルティング事業
<お問い合わせ先>
株式会社Archaic 広報担当
E-mail: pr@archaic.co.jp
すべての画像