株式会社オケイオスと資本業務提携のお知らせ
-医療・ヘルスケア分野でパーソナルデータを活用したビジネス基盤の強化へ-
シミックホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO 中村 和男)のグループ会社であるシミックソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 羽野 佳之、以下:シミックソリューションズ)と、株式会社オケイオス(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長 中村 高歩、以下:オケイオス)は、医療・ヘルスケア分野におけるパーソナルデータを活用したビジネス基盤の強化と事業展開に向けた、資本業務提携に関する基本合意書を締結しましたことをお知らせいたします。
シミックソリューションズは、本基本合意に基づきオケイオスが実施する第三者割当増資を引き受けること、並びにオケイオス既存株主よりオケイオス株式の一部を取得し、2022年9月28日付でオケイオスを持分法適用会社といたしました。
シミックソリューションズは、本基本合意に基づきオケイオスが実施する第三者割当増資を引き受けること、並びにオケイオス既存株主よりオケイオス株式の一部を取得し、2022年9月28日付でオケイオスを持分法適用会社といたしました。
シミックソリューションズは、シミックグループが医薬品開発に関わる業務で培ってきたノウハウを活かし、個人及び自治体等にヘルスケアの新たなエコシステムを用いたソリューションを提供しております。昨今では、新型コロナウイルス感染症対策として全国の自治体と連携し、ワクチン接種支援や陽性者登録及びフォローなど、様々な取り組みを展開して参りました。
多くの自治体では、Society5.0(※1)の実現に向けたスマートシティやデジタル田園都市構想等の政策に対応するため、個々人の医療・健康情報のデジタル化や、重症化予防や健康寿命延伸に役立てるための情報利活用の課題が山積しております。シミックソリューションズは各自治体の課題を解決するべく、地域住民に向けたヘルスケア関連サービスの展開等を推進しております。
オケイオスは、2016年に設立され、「情報をつなぎ、人と街を健康に」を企業ミッションに、ブロックチェーンの特性を活かして、低コストで安全にデータ管理やデータの利活用ができるプラットフォームを独自開発しております。主に、ライフログデータや健診データ、病歴などの個人が所有するデータを、アプリなどを通してそのプラットフォームに登録・管理することが可能であり、そのデータを必要とする事業者などに自身の意思で提供することにより、健康ポイントなどに替えることができる仕組みを提供しております。
この度のオケイオスとの資本業務提携により、オケイオスが持つブロックチェーン技術、秘密分散ストレージ技術と自己主権型アイデンティティ技術を組み合わせたPDS(Personal Data Store※2)プラットフォーム「Personal health data bank(仮称)」を活用したソリューション提供に着手いたします。このプラットフォームは、個人による情報管理手段として情報の取引明細にブロックチェーン技術を利用することで、情報の真正性、機密性、追尾性を担保するとともに、二次利用における同意形成機能を備えていることから、医療・ヘルスケア分野でのさらなる実装が期待されています。
※1:Society5.0
内閣府が提唱する、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)。狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く、新たな社会を指すもので、第5期科学技術基本計画において我が国が目指すべき未来社会の姿として初めて提唱されました。
※2:Personal Data Store
他者保有データの集約を含め、個人が自らの意思で自らのデータを蓄積・管理するための仕組み(システム)であって、第三者への提供に係る制御機能(移管を含む)を有するもの
引用:データ流通環境整備検討会「AI、IoT 時代におけるデータ活用ワーキンググループ中間とりまとめ(案)」より
■今後のビジネスモデルについて
シミックソリューションズは、オケイオスとの協業により、PHR(Personal Health Record)等ヘルスケア情報連携のサービス設計から運用までを担う事業を展開いたします。
具体的には、自治体や地域の医療機関、大学等と共同でサービスを設計し、必要とされる機能を統合する「健康統合アプリ」を開発します。個人は、このアプリをダウンロードして利用することで、ご自身の健康関連情報を一元管理することができるとともに、アプリを介して、特定情報を本来の目的以外に利用(二次利用)することへの同意や拒否をすることも可能となります。
「Personal health data bank(仮称)」を利用することで新たなサービス開発を行うヘルスケア関連企業や研究機関等に対し、個人の意思に基づき情報提供することが可能となります。
この情報流通においては、オケイオスが持つ特許技術により、真正性、機密性、追尾性が担保された情報銀行の仕組みやデータ取引市場の仕組みを取り入れることで、持続可能でより高度なヘルスケアサービスや健康増進活動につなげていくことを目指します。
シミックソリューションズとオケイオスは、この度の資本業務提携締結により、医療・ヘルスケア分野におけるパーソナルデータの利活用を推進し、より高度化されたヘルスケアサービスの開発や個別化された医療・ヘルスケアの進化に貢献して参ります。
【ご参考】医療・ヘルスケア分野におけるパーソナルデータの利活用 コンセプト動画
https://youtu.be/g56zGlxqkNo
■シミックグループについて
シミック(CMIC)は、1992年に日本で初めてCRO(医薬品開発支援)事業を開始し、今では開発から製造、営業・マーケティングまでの医薬品に関する総合的な支援業務を提供しています。現在、シミックグループは、日本で最大級のCROであると同時に、医薬品開発、SMO(治験施設支援)、医薬品製造、薬事コンサルティング、そして営業およびマーケティングソリューション等における包括的なサービスを提供しています。また、製薬・バイオテクノロジー・医療機器の企業の日本市場参入や、アジアでの臨床試験実施、米国と日本における医薬品開発および製造のサポートなども積極的に行っております。シミックグループは、世界中に7,500人を超える従業員とグループ会社25社を擁しています。
詳しくはウェブサイトをご覧ください。https://www.cmicgroup.com
■オケイオスについて
オケイオスは、健康寿命の延伸とそれにともなう資産寿命の延伸を実現するためのサービスを提供しています。
ブロックチェーン技術をつかった情報の価値化と確からしさを担保する特許技術を取得しており、この特許技術を使った健康・医療分野の情報に限らず、様々なライフログの分断化を解消するためのプラットフォーム開発に取り組んでおります。現在は、DX推進に伴う情報のデジタル化へのニーズが高まっていることから、PDSプラットフォームの提供だけでなく、個人自らが複数の情報管理ができる統合アプリ開発事業も展開しています。
詳しくはウェブサイトをご覧ください。https://www.okeios.co.jp/
(2022年10月1日現在)
本社所在地 :福岡県福岡市博多区博多駅南三丁目16番13号 フレーヌ703号室
代表者 :代表取締役社長 中村 高歩
設立日 :2016年6月
資本金 :71,850千円
主な事業内容:医療情報・健康情報に関わる情報サービス業
多くの自治体では、Society5.0(※1)の実現に向けたスマートシティやデジタル田園都市構想等の政策に対応するため、個々人の医療・健康情報のデジタル化や、重症化予防や健康寿命延伸に役立てるための情報利活用の課題が山積しております。シミックソリューションズは各自治体の課題を解決するべく、地域住民に向けたヘルスケア関連サービスの展開等を推進しております。
オケイオスは、2016年に設立され、「情報をつなぎ、人と街を健康に」を企業ミッションに、ブロックチェーンの特性を活かして、低コストで安全にデータ管理やデータの利活用ができるプラットフォームを独自開発しております。主に、ライフログデータや健診データ、病歴などの個人が所有するデータを、アプリなどを通してそのプラットフォームに登録・管理することが可能であり、そのデータを必要とする事業者などに自身の意思で提供することにより、健康ポイントなどに替えることができる仕組みを提供しております。
この度のオケイオスとの資本業務提携により、オケイオスが持つブロックチェーン技術、秘密分散ストレージ技術と自己主権型アイデンティティ技術を組み合わせたPDS(Personal Data Store※2)プラットフォーム「Personal health data bank(仮称)」を活用したソリューション提供に着手いたします。このプラットフォームは、個人による情報管理手段として情報の取引明細にブロックチェーン技術を利用することで、情報の真正性、機密性、追尾性を担保するとともに、二次利用における同意形成機能を備えていることから、医療・ヘルスケア分野でのさらなる実装が期待されています。
※1:Society5.0
内閣府が提唱する、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)。狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く、新たな社会を指すもので、第5期科学技術基本計画において我が国が目指すべき未来社会の姿として初めて提唱されました。
※2:Personal Data Store
他者保有データの集約を含め、個人が自らの意思で自らのデータを蓄積・管理するための仕組み(システム)であって、第三者への提供に係る制御機能(移管を含む)を有するもの
引用:データ流通環境整備検討会「AI、IoT 時代におけるデータ活用ワーキンググループ中間とりまとめ(案)」より
■今後のビジネスモデルについて
シミックソリューションズは、オケイオスとの協業により、PHR(Personal Health Record)等ヘルスケア情報連携のサービス設計から運用までを担う事業を展開いたします。
具体的には、自治体や地域の医療機関、大学等と共同でサービスを設計し、必要とされる機能を統合する「健康統合アプリ」を開発します。個人は、このアプリをダウンロードして利用することで、ご自身の健康関連情報を一元管理することができるとともに、アプリを介して、特定情報を本来の目的以外に利用(二次利用)することへの同意や拒否をすることも可能となります。
「Personal health data bank(仮称)」を利用することで新たなサービス開発を行うヘルスケア関連企業や研究機関等に対し、個人の意思に基づき情報提供することが可能となります。
この情報流通においては、オケイオスが持つ特許技術により、真正性、機密性、追尾性が担保された情報銀行の仕組みやデータ取引市場の仕組みを取り入れることで、持続可能でより高度なヘルスケアサービスや健康増進活動につなげていくことを目指します。
シミックソリューションズとオケイオスは、この度の資本業務提携締結により、医療・ヘルスケア分野におけるパーソナルデータの利活用を推進し、より高度化されたヘルスケアサービスの開発や個別化された医療・ヘルスケアの進化に貢献して参ります。
【ご参考】医療・ヘルスケア分野におけるパーソナルデータの利活用 コンセプト動画
https://youtu.be/g56zGlxqkNo
■シミックグループについて
シミック(CMIC)は、1992年に日本で初めてCRO(医薬品開発支援)事業を開始し、今では開発から製造、営業・マーケティングまでの医薬品に関する総合的な支援業務を提供しています。現在、シミックグループは、日本で最大級のCROであると同時に、医薬品開発、SMO(治験施設支援)、医薬品製造、薬事コンサルティング、そして営業およびマーケティングソリューション等における包括的なサービスを提供しています。また、製薬・バイオテクノロジー・医療機器の企業の日本市場参入や、アジアでの臨床試験実施、米国と日本における医薬品開発および製造のサポートなども積極的に行っております。シミックグループは、世界中に7,500人を超える従業員とグループ会社25社を擁しています。
詳しくはウェブサイトをご覧ください。https://www.cmicgroup.com
■オケイオスについて
オケイオスは、健康寿命の延伸とそれにともなう資産寿命の延伸を実現するためのサービスを提供しています。
ブロックチェーン技術をつかった情報の価値化と確からしさを担保する特許技術を取得しており、この特許技術を使った健康・医療分野の情報に限らず、様々なライフログの分断化を解消するためのプラットフォーム開発に取り組んでおります。現在は、DX推進に伴う情報のデジタル化へのニーズが高まっていることから、PDSプラットフォームの提供だけでなく、個人自らが複数の情報管理ができる統合アプリ開発事業も展開しています。
詳しくはウェブサイトをご覧ください。https://www.okeios.co.jp/
(2022年10月1日現在)
本社所在地 :福岡県福岡市博多区博多駅南三丁目16番13号 フレーヌ703号室
代表者 :代表取締役社長 中村 高歩
設立日 :2016年6月
資本金 :71,850千円
主な事業内容:医療情報・健康情報に関わる情報サービス業
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