クラスター発生を事前にキャッチ。下水疫学を活用したウイルス感染早期検知「HP-Test(ハウスパンデミックテスト)」がスタート
特定建物での下水検査でウイルス感染症早期検知。サンプル採集・分析・報告まで最速5日。
寮・社宅・介護施設・工場・マンションなど「1棟まるごと検査」クラスター発生予防・ウイルス対策に下水疫学を応用した試験で個別PCR検査より安価で包括的な検査が可能に。
HP-Testサンプリング
定期的に施設内の下水管から下水をサンプリング新型コロナウイルスの感染症早期検知として、下水でウイルス遺伝子検査を行い、感染者を早期発見する研究(下水疫学)を活用したサービス「HP-Test(ハウスパンデミックテスト)」を当社と株式会社NJS(東京都港区芝浦)及び株式会社島津テクノリサーチ(京都府京都市)と共同でスタートします。
- ウイルス感染状況を早期発見し、クラスターの発生を抑制することが可能
- 個別PCR検査より安価で包括的な検査が可能
- 検体サンプル採集から検査・報告までワンストップ(最速5日)
「HP-Test」は株式会社島津テクノリサーチが開発した下水PCR検査によって対象集団における新型コロナウイルスの感染状況を監視し、陽性反応がある場合には対人検査で感染者を特定する検査システム「京都モデル※」を活用。下水疫学の研究成果を用いて、施設や工場等から排出される下水のPCR検査により感染を早期に発見しクラスターの発生を抑制することを目的としたサービスです。
HP-Testテスト
HP-Testを利用した感染モニタリングのモデルは次の通り
例:施設での検査実施の場合のフロー
検体サンプル採集から検査・報告までワンストップ(最速5日)
- 定期的に施設内の下水管から下水をサンプリング
- 試験機関にてPCR検査実施
- 陽性だった場合は、全対象者PCR検査により感染者を特定することを提案
当社はサンプリング受付窓口・検査検体採集担当となります。検査の結果、ご要望があった場合に施設の消毒、清掃、クリーニングの手配を弊社がお受けいたします。
対象施設
次のような、多数の対象者がありクラスター発生リスクのある施設を対象としています。
医療機関
介護施設
工場
集合住宅(マンション・寮・社宅等)
HP-Testの導入効果
医療施設や介護施設等では、多数の入居者やスタッフが共同生活をすることでクラスターの発生リスクが高くなっています。しかし、PCR検査等を全入居者を対象に行うには、多額の検査費用が必要となります。HP-Testを導入することで、低コストで感染の有無を調査でき、入居者等の健康や施設の安全性が向上します。また、地域社会全体の衛生環境改善にも貢献するものと考えます。
※京都モデル
下水のスクリーニング検査と個別検査との二階建て式検査手法と、専用のサンプリング方法及びサンプリングツールの総称です。
共同事業者
島津テクノリサーチ 京都市中京区西ノ京下合町
https://www.shimadzu.co.jp/
株式会社NJS 東京都港区芝浦1-1-1
https://www.njs.co.jp/
- 株式会社ブレス
本社所在地:大阪市中央区瓦町4丁目7-4
代表取締役:西崎哲弘
ホームページ:https://kk-bless.com/
事業内容:空気触媒AT254製造販売元/空気の王様フィルターシリーズ販売元/業務用エアコンクリーニング及びハウスクリーニング/空調衛生商品の製造・販売
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