寶結株式会社、内閣府宇宙開発戦略推進事務局「みちびきコミュニティ」に参画
ITベンチャーの立場から準天頂衛星「みちびき」の技術活用によるイノベーションの発案に貢献
“人々の営みをデザインする” 福岡県北九州市のDXベンチャー 寶結(ほうゆう)株式会社(本社:福岡県北九州市、代表:福岡広大)は、内閣府宇宙開発戦略推進事務局が主催し2023年10⽉から開始された「みちびきコミュニティ」へ参画していることをお知らせします。本コミュニティではこれまでにないみちびきの活⽤⽅法を検討し、業界外の⽅々を巻き込みながら、第1回Meetupの開催を⽪切りに、全3 回の議論を重ねてまいります。
準天頂衛星「みちびき」とは、⽇本が構築した準天頂軌道の衛星による衛星測位システム*1です。複数の衛星からの信号を活⽤して位置情報を提供し、GPSとの互換性も備えています。連携する4機の衛星により、都市部や複雑な地形においても信頼性の⾼い測位が可能で、特にアジア・オセアニア地域では3機が常時⾒える状態を確保しており、広範囲での⾼精度な位置情報が利⽤可能です。さらに、受信機の調達コストが低いため、広く⼀般に普及しやすく、地理空間情報を駆使した新たなビジネスの展開が期待されています。
*1衛星測位システムとは、衛星からの電波によって位置情報を計算するシステムのことで、⽶国のGPSがよく知られており、みちびきを⽇本版GPSと呼ぶこともあります。
「みちびきコミュニティ」では「多様なユースケース創出を通じ、みちびきの有効性・必要性を社会に明⽰する」をミッションステートメントとして2019年度から活動を開始、みちびきを活⽤したサービスアイディアを検討するMeetUP活動、情報発信活動を⾏っています。このミッションステートメントの達成には「新たな技術やサービスとともに様々な分野でみちびきのユースケースが⽣み出され続けている状態(国内のみならず、アジア・オセアニア地域も対象)」を創り出すことが必要です。全3回のMeetUP活動はアイディア検討、具体化と支援制度の活用、事業化ロードマップ策定の3つのステップでビジネスアイデアを検討し、事業化に⾄ることを最終⽬的としています。コミュニティメンバーは各⾃が持つアイディアを共有し、新たなビジネスアイディアを現実の事業に結びつけるために、技術的、資⾦的⽀援制度を活⽤、得られた⽀援制度の成果をもとに事業化への具体的なロードマップを策定します。これにより、みちびきコミュニティで育まれたアイディアが最終的に実⽤化され、みちびきを通じた新たな価値を創出します。
みちびきコミュニティについて https://qzss.go.jp/community/index.html
私たち寶結株式会社は、これまで積極的にデジタルトランスフォーメーション(DX)について議論し、先⾏してDXの推進に努めてまいりました。今回、国主導の議論に参加することで、より迅速にDXを進化させ、それによって得られる効果として、さらなる社会課題への貢献が実現できるのではないかと考えております。これまでの経験を活かし、今後も⼀層のDX化と社会課題への取り組みへと貢献します。
▼寶結株式会社について
寶結株式会社は、「人々の営みをデザインする」をビジョンに掲げ、業務オペレーションの改善コンサルを行うBOP事業、経営ニーズに即したデジタル改革をもたらすDX事業、エンジニア不足を解消するSES(システムエンジニアリングサービス)事業を軸に、顧客に寄り添ったリソースの最適化を支援しています。インターネットはインフラとなり、ユーザーとの接点はAI技術に移行している中、顧客のニーズも変化しています。培ったSIのノウハウを活かして、AIを活用したソリューションを提供していきます。
社名:寶結株式会社
代 表 者:代表取締役 福岡広大
所 在 地:福岡県北九州市小倉北区魚町1‐1-9
設立:2014年12月1日
資 本 金:10,000,000円
従業員数:40 名(2023年9月時点)
事業内容:BOP(業務運営代行サービス事業)、DX事業、SES事業
HP:https://houyou.co.jp/
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