CIESFが多角的な取り組みでSDGs達成を目指す「救う米」プロジェクトに参画。企業との連携でカンボジアを中心とした途上国の教育支援に貢献
報道関係者各位 プレスリリース
令和4年3月吉日
公益財団法人 CIESF
開発途上国で教育支援を行う 公益財団法⼈ CIESF (日本事務局:東京都渋谷区、理事長:大久保秀夫、以下シーセフ) は、株式会社ワンズディー(以下:㈱ワンズディー)が展開する「救う米」プロジェクトに参画します。本プロジェクトに参加する企業が、日本の地方創生から国内の子どもたちへの支援、そして海外の教育支援と、多角的なSDGsの活動として取り組むことができる社会貢献の機会を提供します。
「救う米」プロジェクトとは
※金額感や量についてはご相談を受け付けております。
本プロジェクト「救う米」を支援する企業は、”地方の米農家”、”日本の子ども”に加え、”途上国の子どもの支援”など、8つのSDGsへの貢献が可能となります。
公益財団法人シーセフとは
SDGs目標「4.質の高い教育をみんなに」を基礎とした教育支援を、カンボジアを中心とした途上国に「国境なき教師団」を派遣することで展開し、持続可能な社会の実現への基盤となる現地の人々の成長をサポートするため、教育のソフト面に関して支援活動を行っていきました。
活動の中で、地球上すべてのものにとっていいことである「地球益」の考えを持ち、行動できる人を育てていくことで教育を届けるだけでなく、途上国からも地球の未来を共に良いものにすることができる人材が育っていくことを目指しています。
本プロジェクトへの参画により、新型コロナウイルスによる影響で教育の遅れが危惧されるカンボジアの子どもたちへの教育支援を多くの企業と協力して行っていくこと、日本企業にも「地球益」の考えをさらに広め、日本国内だけでなく海外へもSDGsの取り組みを広げていくきっかけになることを目指します。
企業の1つのアクションが3方向への支援、5つのSDGsに貢献
昨今、日本国内に広がりをみせているSDGs。これまで、大手企業の取り組みが中心でしたが、認知度が向上し2021年度の調査で認知度が9割を超えるようになると、全体の5割を超える中小企業が取り組みを行うようになりました。
しかし、SDGsが掲げる2030年までの17の目標の達成には、さらにより多くの中小企業の参加と国内にとどまらない活動によるSDGsへの理解促進が求められます。
そのためには、これからの取り組みを模索している企業へ参加のハードルを下げ、1つのアクションがより多くの貢献に繋がる活動の提案が、参加促進につながり取組企業の社会性を高めることになります。
「救う米」は、この点において大きく効果を期待できるプロジェクトとなっています。
参加企業は、主に3つの要素と5つのSDGsに貢献できる社会貢献活動が可能となっています。
1.地方の米農家を救う
食の小麦へのシフトが加速、食品ロス対策、減反政策の廃止、新型コロナウイルスによる外食産業とインバウンドの低下など、過去にない様々な要因により米の価格が下がっています。さらに、農家の高齢化や後継者不足にも拍車がかかり、機械や設備投資ができず、害獣による被害もあり耕作放棄地も増加しています。
従来の農業から農業ビジネスへ変革が求められている中、このように苦しんでいる米農家を救うために、本プロジェクトを主催する㈱ワンズディーがこれらの農家から米を通常価格より高く買い取ります。買い取った米は、参加企業へ「救う米」として販売されます。このことで、米農家へ米価の買い支え、生産性の向上、耕作放棄地の減少、農業生産力の向上に貢献することとなります。
SDGsで言えば、「4.質の高い教育をみんなに」「10.人や国の不平等をなくそう」への貢献となります。
2.日本の子どもたちの食事を救う
子ども食堂は、子どもやその親、地域の人々へ、無料または安価で栄養のある食事を提供するための社会活動です。貧困家庭や孤食の子どもたちへ食事や安心できる場所の提供だけでなく、地域住民との交流の場や遊び場、学び場としての役割も兼ねてきています。様々な世代の人と人とが交流し、健全な社会を築き上げるための重要な場ですが、ほとんどはボランティアや寄付などによる運営がされており、継続的な協力者の確保が1つの課題となっています。
継続的な食品の確保への協力となるよう、参加企業が購入した「救う米」は子ども食堂への寄付となります。米袋には企業名も入るため、見た目にも参加企業の貢献が一目でわかるようになっています。
SDGsで言えば、「1.貧困をなくそう」「3.すべての人に福祉と健康を」「10人や国の不平等をなくそう」への貢献となります。
3.海外の子どもたちの未来を救う
SDGsの掲げる目標の先にある「誰ひとり取り残さない」未来の達成とその後の発展のためには、途上国の人々の協力がこれまで以上に必要です。そのためには、途上国の子どもたちへより良い教育を届けると共に、SDGsの精神が受け継がれていくような教育モデルへ発展させて、2030年以降の未来を生きる子どもたちの糧とならなくてはいけません。
参加企業が「救う米」で購入した金額の一部は、世界でも教育支援が必要とされるカンボジアで活動するシーセフに寄付され、地球の未来のための教育支援活動に活かされます。
SDGsで言えば、「4.質の高い教育をみんなに」「16.平和と公正をすべての人に」への貢献となります。
【担当者コメント】
株式会社ワンズディー
代表取締役 石井唯行
昔のお米づくりはたくさんの人の力が必要で、そのために人が集まり、そこに村ができ、お互いを助け合う「結(ゆい)」と呼ばれる精神が生まれました。
日本ではお米づくりが国づくりの基本となり、人々は農家が手間をかけて育てたお米をいただいて、豊かな心と健康を育んできました。
「救う米」プロジェクトは日本の米農家を支援し、子供たちに十分な食事と教育が行き渡る世界を目指します。
公益財団法人CIESF
海田 健太郎
これからの世界がどう変わるかは、今を生きる私たちと未来を生きていく子どもたちがどのように学び、考え、行動していくかにあります。カギとなるのは、教育です。生きるために大切な”食”、よりよく生きていくために大切な”教育”。地球の未来のために、日本と途上国の子どもたちへ貢献できる活動をこれからも推進していきます。
【「救う米」について】
▶概要
プロジェクト名称 「救う米」
https://nanso-agri.com/sukuu-mai
主催企業概要 株式会社ワンズディー
設立2009年4月
本社住所 〒292-0053 千葉県木更津市永井作60
プロジェクト担当者 地方創生事業部 観光企画室 室長 石井博臣
担当者連絡先 080-8853-7071
【CIESFについて】
組織名 公益財団法人CIESF
設立 2008年12月
住所 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2−4−8 日総第25ビル3階
事業概要 カンボジアを中心とした途上国へ「国境なき教師団」の派遣による教育支援活動
主な事業 1.教師育成 2.教育行政官を育成 3.起業家を育成 4.未来のリーダーを育成
HP:https://www.ciesf.org/ Instagram:https://www.instagram.com/cla.ciesf/
Twitter:https://twitter.com/ciesf_tokyo
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