速報!コロナ第6波の襲来直前 音楽・ミュージカル・演劇等における鑑賞者の意識調査

~2022年1月集計アンケート結果発表~

文化芸術施設の運営・コンサルティング業務を展開するサントリーパブリシティサービス株式会社(本社:東京都 江東区 代表取締役社長:間野文祥 以下SPS)は、クラシック音楽や舞台芸術の有料公演を鑑賞した方を対象に2021年12月、「コロナ禍における鑑賞者の意識調査」を実施しました。
本アンケートは、2021年1月に続き、同年2回目のアンケート調査です。第3波 終結前と第6波 襲来前、共にコロナウィルス感染拡大が沈静化しつつある時期での調査結果を比較したところ、鑑賞者は、基本的な感染対策を重視しながらも「コロナ前と変わらない非日常空間の体験」を求めていることが明らかとなりまた。
  • 調査概要
・調査目的:コロナ禍における鑑賞者の意識行動変容を明らかにし、またオンライン配信、チケット購入方法、会員制度など、世代ごとのニーズや地域差の違いを調査することにより、今後の文化施設の運営に貢献する。
・調査対象:全国20歳以上の男女で2021年に1回以上クラシック音楽、舞台芸術の有料公演を鑑賞したことがある方
・調査内容:設問は、「施設の感染症対策について」 「オンライン配信について」 など全20問
・調査期間:2021年12月24日(金)~12月27日(月)
・調査方法:インターネットリサーチ
​・有効回答:1,035名

 

  • 考察: 鑑賞者は、劇場・ホールに「感染対策」だけではなく、「非日常空間」を強く求めている
今回のアンケート結果から、コロナ禍3年目を迎える今、鑑賞者が劇場・ホールに求めている過ごし方・楽しみ方が明らかになってきました。
  • (入場時)入口でチケットをスタッフに切り離してもらい、「入場する」という臨場感を得たい。
  • (公演時)クロークに上着/荷物を預けて、ゆったりとしたスペースで音楽を鑑賞したい。
  • (退場時)公演後、限定のオリジナルグッズなどを手に取り、感動を持ち帰り余韻に浸りたい
前回調査(2021年1月実施)の結果と比べると、鑑賞者は、基本的な感染対策を重視しながらも、コロナ前と変わらぬ「非日常空間の体験」を求めていると言えます。



以下、アンケート集計結果を抜粋して開示
 
  • 今後も重視する感染対策、第1位は「マスク着用」で回答者の70%以上を占める
 鑑賞者が、今後も重視してほしい(継続を求める)感染対策として選んだのは、「館内でのマスク着用の    お願い」「入場時の手指消毒」「換気の徹底」など、基本的な感染対策でした。

  • 解除求める感染対策、トップ3は「公演時間の縮小」「物品販売の停止」「クロークの停止」
施設で行われている感染対策のうち、鑑賞者から解除を求める声が大きかったのは、「公演時間の縮小」「物品販売の停止」「クロークの停止」など、主に施設と鑑賞者自身の自己対策で感染リスクを回避・軽減できるものでした。これらは、鑑賞者にとって時間・空間的にゆったりと鑑賞を行い、公演後の余韻を楽しむための「非日常空間の体験」に欠かせない要素とも言えます。
また、「サイン会・握手会の停止」「飲食禁止」の解除も一定数求められており、出演者と鑑賞者・鑑賞者同士でのコロナ前と変わらぬ“ふれあい”を望む声も高まって来ています。

  • 「ロビーの広さ」より「利便性(立地)」を重視。戻りつつあるコロナ前の感覚
前回調査(2021年1月実施)と比較すると、鑑賞者が、長引くコロナ禍の現在において施設面に求めるもの第1位「空調の充実」と第3位「化粧室の多さ」に変化は見られませんでした。
一方で、「ロビーの広さ」は第2位→第4位へランクダウンし、代わりに「利便性(立地)」が第4位→第2位にランクアップしました。「利便性(立地)」が、コロナ前の時点で第1位(55.7%)だったことと合わせて考えると、コロナ前と同様に、「施設へ足を運び、リアルで鑑賞を楽しみたい」というニーズが高まっているとも捉えられます。

  • 接客サービス面で求められているものは、昨年同様「おもてなし」よりも「感染症対策」
コロナ禍において、鑑賞者がスタッフの接客サービス面に求めるものは、前回調査(2021年1月)とポイントは少し変更があるものの、大きな変化は見られませんでした。
尚、コロナ前に求められたものと比べてみると、コロナ前、第2位だった「感じの良さ」は第4位にランクダウン。代わりに第2位にランクアップしたのは「清潔感のある見た目」でした。今回の結果と合わせて考えると、鑑賞者は引き続き、「おもてなし」よりも「感染症対策」を指示していると言えます。

  • サントリーパブリシティサービス株式会社について
SPSは、1963年の創業以来、人と企業、人と文化、人と地域をつなぐ接点の場で、独自の価値を創造することに取り組んでまいりました。人々の心豊かな生活と、地域の活性化に貢献する音楽ホールや美術館などの51箇所の文化施設の運営。施設運営で培ったノウハウを元に、人々が集い、愛着・興味・関心を生み出す「イベントのプロデュース」や、組織と人の成長を促す「研修企画・運営」、施設の価値創造・向上につながる「施設運営コンサルティング」業務を展開しています。

会社名 :サントリーパブリシティサービス株式会社
所在地 :東京都江東区豊洲3-2-24 豊洲フォレシア16階
代表者 :代表取締役社長 間野文祥
URL    :https://www.sps.sgn.ne.jp/
登録・認可: 多様な働き方ができる企業として、2017年に厚生労働省の「えるぼし」認定を獲得。この他にも、地方自治体が制定する、女性が活躍する企業に与えられる認証も複数受けています。働きやすい会社、仕事と介護、子育てが両立できる会社として多くの認証をいただいております。

 ▼本プレスリリースのダウンロードはコチラから
https://prtimes.jp/a/?f=d70927-20220127-90a6717378abcc73b78041cc21982eda.pdf

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ビジネスカテゴリ
音楽
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

URL
https://www.sps.sgn.ne.jp
業種
サービス業
本社所在地
東京都江東区豊洲 豊洲フォレシア16階
電話番号
03-6221-2001
代表者名
千 大輔
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1983年03月