ひとり親家庭に“クリスマスを届ける”古本チャリティ。企業と教会の2軸で全国に支援の輪を広げる
本棚お助け隊×ハートフルファミリーが共同で推進。読み終えた本を“エール”に変えて、13,000世帯・20,000人のひとり親家庭へ。企業と教会がつながる、新しい参加型チャリティプログラムを開始
一般社団法人ハートフルファミリー(代表理事:西田真弓、東京都)と本棚お助け隊(運営:株式会社ブギ、代表取締役 菅原大司、東京都)は、読み終えた本をリユースして寄付につなげる「古本チャリティ」による、全国13,000世帯・20,000人のひとり親家庭支援プロジェクトを共同で推進します。
企業がCSRの一環として導入できる「企業チャリティプラン」と、地域の教会を拠点に住民が参加できる「地域チャリティポスト設置プラン」の2軸で全国展開を開始。
誰もがクリスマスをきっかけに支援に関われる、参加型チャリティの新たな形を目指します。

🎄 背景:増え続けるひとり親家庭、広がる「支援の担い手」不足
日本では約7世帯に1世帯がひとり親家庭といわれ、経済的困難や孤立が深刻化しています。
その一方で、社会全体で支え合う“担い手”は依然不足しており、
「関わりたいけれど、どう関わればいいかわからない」という声が多く寄せられています。
こうした中、ハートフルファミリーは全国のひとり親家庭にクリスマス当日(12月25日)、
プレゼントを玄関先まで届ける【HIGH FIVE CHRISTMAS】を毎年展開。
2025年度は13,000世帯・20,000人の子どもたちへの配送を目指しています。
厚生労働省「全国ひとり親世帯等調査」(令和3年度)によると、
18歳未満の子どもがいる家庭のうち、約7世帯に1世帯がひとり親家庭にあたるとされています。
📚 企業と地域の2軸で、誰もが関われるチャリティを実現
本取り組みは、企業と地域それぞれが自分たちの場所から支援に参加できる2つのモデルで構成されています。
① 企業向け:CSRとして導入できる「古本チャリティ支援プログラム」
企業オフィスや店舗に専用の古本チャリティポストを設置し、社員が読み終えた本やCD・DVD・ゲームなどを投函。
本棚お助け隊が買取査定を行い、その金額に10%を上乗せしてハートフルファミリーに拠出されます。
企業は会計上「社会貢献活動費」として、無理なく継続できるCSRモデルとして導入を推進しております。
② 地域向け:教会を拠点とした「地域チャリティポスト設置プラン」
地域の教会にポストを設置し、誰でも本を入れられる参加型モデル。
集まった本は本棚お助け隊を通じて査定され、その買取金額が【HIGH FIVE CHRISTMAS】の活動資金として活用されます。
「地域の教会がクリスマスの支援拠点になる」という形で、支援を“身近な場所から”広げていくことを目的としています。

今年のテーマ:「関わる人が笑顔になるこのプロジェクトを、より多くの方とともに作る」
これまで【HIGH FIVE CHRISTMAS】のような取り組みは、“支援を受ける側を支える活動”として広く認識されてきました。
しかし実際には、支援に関わることそのものが、参加者の心を温かくし、社会とのつながりを取り戻す大きな力になることがわかっています。
ハートフルファミリーでは、こうした“関わる人の変化”にも注目し、支援する人・受ける人の垣根を越えて、誰もが笑顔になれる循環を全国へ広げていきたいと考えています。
今年は、「関わる人が笑顔になるこのプロジェクトを、より多くの方とともに作る」をテーマに、
企業・地域・市民がそれぞれの立場で関われる仕組みを整え、“クリスマスをきっかけに誰もがサンタになれる社会”を目指していきます。
プログラム概要
名称 :古本チャリティ支援プログラム
実施主体: 一般社団法人ハートフルファミリー × 株式会社ブギ(本棚お助け隊)
展開
①企業チャリティプラン
②地域チャリティポスト設置プラン 対象 全国の企業・団体・宗教法人(教会など)
支援先: HIGH FIVE CHRISTMAS(全国ひとり親家庭支援プロジェクト)
開始 2025年11月
■代表コメント
一般社団法人ハートフルファミリー 代表理事 西田 真弓
「私たちは、さまざまな支援の関わり方を生み出すことへ挑戦し、
誰ひとり取りこぼさないために、【HIGH FIVE CHRISTMAS】の取り組みを持続可能な形で続けていきたいと考えています。
クリスマスという特別な日だからこそ、人が“関わる”ことのできる機会として、
多くの方の関心を高め、ひとり親家庭へのエールを届けていきたい。
応援があることで、どんな困難も乗り越えていける——私たちはその力を信じています。」
株式会社ブギ(本棚お助け隊) 代表取締役 菅原 大司
本を手放すという日常の行動を、誰かの“応援”につなげる——。 それが本棚お助け隊の古本チャリティの原点です。 今回の取り組みでは、ハートフルファミリーさんが全国のひとり親家庭へ届けてきた“想いのバトン”に、 私たちが“本の循環”という形で関われることを大変嬉しく思います。
弊社の社名『ブギ』には、『GIVE』から転じて “人に与えるということは、自分たちが与えられていることである”という想いを込めています。
支援する人もされる人も、誰もが笑顔になれる関係を増やしていく——。
クリスマスという特別な日に、そんなあたたかな循環が全国に広がることを願っています。

■ 団体概要
【一般社団法人ハートフルファミリーについて】
一般社団法人ハートフルファミリーは、2016年に設立された団体です。
「シングルファミリーが困難を乗り越え、未来を切り開くための力を育む」をビジョンに掲げ、生活支援、学びの機会提供、就業・起業支援を通して、経済的・精神的自立を後押ししています。
設立以来、全国のひとり親家庭へ累計45,000箱の物資支援を実施。また、生活困窮状態にある家庭を対象に、情報サイトや個別相談窓口の運営、就業支援、地域社会への理解促進に取り組んでいます。
子どもたちには、学びや社会体験の機会を通じて「未来を描く力」を育む支援を行うなど、家庭の自立を多角的に支えています。
「シングルファミリー555日のチャレンジ」では、経済的自立に向けたマインドセットの醸成とスキルアップを組み合わせた独自のプログラムを展開。心と経済の両面から自立を後押しし、“頑張れる”が循環する社会の実現を目指しています。
社 名 一般社団法人ハートフルファミリー
所在地 東京都新宿区神楽坂3-6-48-3C
代表者 共同代表理事 西田真弓 / 森位友貴 / 西川勇樹
設立年月 2016年1月12日
事業内容 情報サイト・相談窓口運営 / 物資支援(フードバンク及びパントリー活動)/ 地域連携活動 / 就業・起業支援 / イベント企画及び運営
【株式会社ブギについて】
株式会社ブギは、「モノのめぐりで、人と想いをつなぐ」を理念に、 リユースを通じた社会貢献事業を展開しています。
主な事業である「本棚お助け隊」では、読み終えた本・CD・DVD・ゲームなどを買い取り、 査定金額をNPO・福祉団体・学校などへ“活動支援金”として届ける古本チャリティを運営。 これまでに全国106団体への支援を届け、累計活動支援金額は約1,211万円に達しています。
誰かを支えることが、自分も支えられることにつながる——。 読み終えた“本の循環”から生まれる仕組みを、企業・自治体・教育機関とともに広げています。
社 名:株式会社ブギ
所在地:〒112-0012 東京都文京区大塚3-42-14 北村ビル1階
代表者:代表取締役 菅原 大司
創 業:2005年10月
電 話:050-3628-4128
事業内容:リユース事業/古本チャリティ事業「本棚お助け隊」の運営/NPO・自治体との協働プロジェクト推進
古本チャリティ事業サイト:https://charity.hondana.bizhondana.biz
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