【コロナ禍を乗り越えて】「山奥の小さな旅館」第2弾刊行『山奥の小さな旅館に外国人客が何度も来たくなる理由』発売！

お客様の「安心感」は「満足感」へと変わり、「リピーター」につながります。リピーターを生むための仕組みづくりが最も重要であり、まさに持続可能な観光業の柱であると考えます。（「はじめに」より）

有限会社山城屋

2024年10月23日 18時00分

２０１７年に刊行した『山奥の小さな旅館が連日外国人客で満室になる理由』から７年。世界的な大厄災となったコロナ禍を経験した大分県由布市湯平温泉の旅館山城屋（代表二宮謙児）は、宿泊客がほぼゼロとなった日々の暮らしのなかで、ささやかだけれど大切な「３つの宝」を見つけました。それは旅館業にとって最もかけがえのない「人と人とのつながり」であり、「二度三度と来ていただける」リピーター作りの原点ともいえるものでした。

このたび、コロナが明けて、再び外国人客が訪れ連日満室となり、世界最大の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」の「日本の旅館部門 2024」で満足度全国2位 (アジアで１７位)にランクインした今、リピーターをいかに創出し、地域活性化に繋げるかをテーマとした、『山奥の小さな旅館に外国人客が何度も来たくなる理由―「また行きたい！」を生む新インバウンド戦略―』を出版いたしました。

この本では、これからの持続可能な観光業を目指していく上で必要な「受入態勢の整備」と「情報発信」の重要性について、一施設のみならず、著者が代表を務める「インバウンド全国推進協議会」の活動や、会員の先進取組事例などの紹介もしています。

　また、近年の新たな課題である「オーバーツーリズム」や「多様性」への対応についても触れています。

　少子高齢化が進み国内市場が縮小して行くなか、これから益々グローバル化が加速する観光業界の取り組むべき新たなインバウンド戦略について、「また行きたい」をキーワードに提言する本書は、観光業のみならず、あらゆる産業に携わる人たちへ向けた幅広いメッセージとして発信していますので、是非ともご一読いただきたくご案内申し上げます。

【著者情報】
二宮謙児（にのみやけんじ）
有限会社山城屋代表。1961年、大分県生まれ。

（一社）インバウンド全国推進協議会会長。

経営する旅館山城屋は、外国人客の受入れを進めて、客室稼働率ほぼ100％を達成。

2015年「九州未来アワード」で審査員特別奨励賞受賞。世界最大の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」の「日本の旅館部門2017」で満足度全国3位にランクイン。

顧客目線でのデジタル対応をはじめ、近年はクラウドファンディングや自社ECサイトにも力を入れる。

2020年、中小企業庁「はばたく中小企業・小規模事業白書」にて事例紹介。

2024年4月発表のトリップアドバイザー「日本の旅館部門」では、満足度全国2位（アジアで17位）にランクイン。

【書籍情報】

書　名：『山奥の小さな旅館に外国人客が何度も来たくなる理由』

著　者：二宮謙児

定　価：1650円（税込）

出版社：株式会社あさ出版