NFT開発基盤「Mint」を提供するKyuzan、株式会社電通国際情報サービス(ISID)とパートナーシップ契約を締結
新たなユーザー体験の創出やNFT マーケットプレイス構築に向けた共同研究を開始
ブロックチェーン技術に特化したスタートアップである株式会社Kyuzan(本社:東京都文京区、代表取締役社長:髙橋 卓巳、以下 Kyuzan)は、株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、代表取締役社長:名和 亮一、以下 ISID)とパートナーシップ契約を締結し、NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン、偽造不可な鑑定書・所有証明書付きのデジタルデータ)の発展を支える新たなユーザー体験(UX)の創出やNFTマーケットプレイス構築に向けた共同研究を開始しました。
本パートナーシップでは、ISIDがこれまでエンターテインメント領域の企業や電通グループ向けに提供してきたさまざまなIP(Intellectual Propery;知的財産権)コンテンツに係るシステム構築で培った知見と、Kyuzanのブロックチェーン技術および同社が提供するNFT開発基盤「Mint」を組み合わせ、新しいNFT体験を創出する仕組みや新たなブロックチェーン技術の開発、NFTマーケットプレイス構築に向けた共同研究を進めてまいります。
■背景■
■共同研究の主なテーマ■
両社は、NFTが多くの人々に利用され発展する上で現在課題となっている「UX設計」と「ブロックチェーン技術の活用」に関して共同研究を行います。共同研究の主なテーマは以下のとおりです。
- AR/VRやメタバース※1の活用によるリアルとデジタルが融合した新たなNFT体験設計および実現可能性の検証
- ウォレット、クレジットカード決済などによる多様で複雑な売買手段の検討と改善
- Layer 2技術※2などNFTにおける複数プロトコルレイヤーを用いた新たなブロックチェーン技術の開発
- 「Mint」を活用した様々なコンテンツへのNFT活用と二次流通管理のサービス基盤づくり
- NFT発行・売買時の電力消費によるCO2排出量のカーボンオフセット※3に関するスキーム検証
両社は本共同研究を皮切りに、今後、NFTの活用領域を最大化できるソリューションの開発に向け協業を加速してまいります。
※1 メタバース:メタバース(metaverse)とは、英語の「超(meta)」と「宇宙(universe)」を組み合わせた造語で、多人数の参加者が自由に行動できる通信ネットワーク上に作成された仮想空間を示す。
※2 Layer 2技術:ブロックチェーンのトランザクション高速化や手数料削減などを目的とした、基盤となるブロックチェーンネットワーク(Layer 1)に連携する、外部に存在する仕組みの総称。例としては、ビットコインにおける「ライトニングネットワーク」やイーサリアムにおける「プラズマ」などが有名。
※3 カーボンオフセット:人間の経済活動や生活などを通して排出された二酸化炭素などの温室効果ガスについて、削減しようと努力をしてもどうしても削減できない分の全部または一部を、植林・森林保護・クリーンエネルギー事業(排出権購入)などで、埋め合わせすることを言う。
■株式会社Kyuzanについて
株式会社Kyuzanは、NFTサービスとブロックチェーン開発基盤を開発しているブロックチェーンスタートアップです。株式会社GameWithと共同開発している世界一簡単に遊べるブロックチェーンゲーム「EGGRYPTO(エグリプト)」は、世界最大規模のアクティブユーザー数を誇ります。独自のブランドの世界観を表現できるオリジナルのNFTショップ構築を簡単にするNFT プラットフォーム「Mint」の提供を開始しました。詳細は、WEBサイト( https://kyuzan.com/ )をご覧ください。
■電通国際情報サービス(ISID)について
ISIDは、「HUMANOLOGY for the future~人とテクノロジーで、その先をつくる。~」をビジョンに、社会や企業のデジタルトランスフォーメーションを、確かな技術力と創造力で支援しています。金融、製造、ビジネスソリューション、コミュニケーションITの4領域で培ったソリューションの提供に加え、テクノロジーや業界、企業、地域の枠を超えた「X Innovation(クロスイノベーション)」を推進し、顧客、生活者、社会の進化と共存に寄与するソリューションを生み出し続けます。詳細は、公式WEBサイト ( https://www.isid.co.jp/ )をご覧ください。
*本リリースに記載された会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
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