蜷川べに(和楽器バンド)も出演決定! 「“和”の響き@KOGEI Next」トークショー開催
和楽器や日本の工芸・伝統文化を活性化する「“和”の響き」プロジェクトの第一弾
京都で美術商を営む古美術鐘ヶ江(Gallery:京都府京都市)と、IoTクリエ―ターの育成やスタートアップ事業を支援する株式会社クロステック・マネジメント(本社:京都府京都市/代表取締役:北村誠)は、工芸の次のすがたを実現させる運動“KOGEI Next”を推進しています。
この度KOGEI Nextと、株式会社電通ミュージック・アンド・エンタテインメントは、「“和”の響き@KOGEI Next」を開催します。
この度KOGEI Nextと、株式会社電通ミュージック・アンド・エンタテインメントは、「“和”の響き@KOGEI Next」を開催します。
日本の芸能の歴史は、雅楽から能楽、歌舞伎へと変遷をたどりますが、どれもが現在まで昔のままの形を残しており、世界的にも珍しい芸能・神事といえます。そしてその根幹には音楽があり、常に和楽器により奏でられてきました。
熟練の職人たちの手でひとつずつ作られる和楽器は、古くから日本人が受け継いできた技術、気候や風土によって生まれた独特の"和"の響きを持っています。
そんな日本の伝統文化にとって欠かせない存在である和楽器ですが、我々の日常生活の中で、その響きに触れる機会が減っています。
国内の製造面においては、和楽器の生産数は減少の一途をたどり、
このままいくと2030年には三味線、箏の生産が数字上はゼロになりかねず、深刻かつすぐに手を施さなければならない喫緊な問題です。
その一方で、世界では日本文化全般が見直され、和楽器もそのひとつとして注目されています。
日本の歴史や文化そのものであり、独自の響きを持つ和楽器の魅力は、世界のマーケットにおいても可能性があるのです。
和楽器の奏でる音を聴く機会が増えれば、演奏家が増え、すなわち製造が活性化する。
そんな循環を生みだせないか?
“和”の響きがより身近になる。
そんな日本を目指し、この度、第一弾イベントの開催が決定しました。
【「“和”の響き@KOGEI Next」トークショー概要】
■日 時:2023年1月26日(木)17:30~19:00
※和楽器バンド蜷川べに専用津軽三味線の展示は、1月31日(火)まで。
■料 金:無料
■会 場:engawa KYOTO (京都府京都市下京区二帖半敷町647)
■参加方法:事前登録制(先着順/定員50名)※下記、申込フォームより事前登録
■イベント参加申込フォーム:https://form.run/@dentsu-1673339501
■プログラム:
1. TEAM EXPO 2025 共創チャレンジから生まれた「“和”の響き@KOGEI Next」とは
2.「和楽器製造の現状とこれから」 橋本英宗(全国邦楽器組合連合会 副理事長)
3.「外国人の聴いた和楽器の魅力」 グビナ ジュリア(ZAKUROSHOW代表)
4.「世界に一台のエレキ三味線 制作秘話」 蜷川べに(和楽器バンド)
聞き手:前﨑信也(京都女子大学家政学部生活造形学科教授、工芸史家)
■和楽器バンドについて
和楽器バンドは、詩吟、和楽器とロックバンドを融合させた8人組の新感覚ロックエンタテインメントバンド。最新作品は、人気ボカロ楽曲をカバーしたアルバム「ボカロ三昧2」。
コロナ禍により苦境に立たされている日本の伝統文化・芸能を支援する“たる募金プロジェクト”を立ちあげる。廃業の危機にあった大手三味線メーカー東京和楽器をはじめ、広島県福山市を通じて、福山琴を支援。楽器メーカーのみならず、岐阜和傘など日本の伝統文化への支援も積極的に行っています。
たる募金は、現在までに第4弾となる“沖縄県の伝統文化・芸能”まで実施されている。
URL:https://wagakkiband.com/
■橋本英宗(全国邦楽器組合連合会)プロフィール
滋賀県長浜市で箏糸、三味線糸、琵琶糸、胡弓糸、沖縄三線糸等400種類以上の和楽器糸を製造する丸三ハシモト株式会社代表。
近年は新市場開拓に力を入れ和楽器だけでなく海外の楽器に目を向け、平成23年より中国や韓国の伝統楽器市場への進出に成功している。
また令和元年には正倉院事務所から依頼を受け模造螺鈿紫檀五絃琵琶の絹絃製作を行うなど古楽器に使われた絹絃の解析研究、製作にも関わる。
平成25年大日本蚕糸会主催 第一回技術経営コンクールにて大日本蚕糸会会頭賞受賞
平成26年全国伝統的工芸品産業大賞 準グランプリ受賞
現在 一般社団法人 全国邦楽器組合連合会 副理事長を務める。
URL: https://zenhouren.jp/
■グビナ・ジュリア(ZAKURO SHOW)プロフィール
ロシア出身、ジャーナリズム学士号取得。
2009年来日以来、ゲームやアニメ、映画の翻訳や通訳に携わる。2015年からは、ロシア、タイ、英語圏、ヨーロッパの国々からのツアー客を受け入れる観光業に従事。2018年からイスラエリヤン・カレンと「和楽器ライブ演奏ZAKURO SHOW」を主催し、東京で海外観光客向けの定期演奏会のほか、ワークショップや、子供のための和楽器コンサート、香港の音大生80人に向けた特別コンサート&和楽器体験会、等さまざまな企画を手掛ける。コロナ禍においてもオンラインで和楽器の魅力を海外に発信するため「洋楽ヒット曲や映画・アニメ音楽の和楽器カバー動画シリーズ」をプロデュース。文化庁の「文化継続活動支援事業」「Arts For the Future!」「AFF2」ならびに東京都の芸術支援事業「アートにエールを!」の助成を受け、オンライン配信及び特別企画演奏会を継続し、和楽器及び日本文化の発信を精力的に行っている。
URL: https://www.zakuroshow.com/
■KOGEI Nextについて
工芸作家とこれまで関わりの薄かった現代社会とをつなげることで生まれる作品や活動、自然環境や社会課題との関わりを通じて、モノとしてだけではない新たな価値を持った、
工芸の次のすがたを実現させる運動です。
主 催 : 古美術鐘ヶ江、株式会社クロステック・マネジメント
協 賛 :株式会社ゴールドウイン
パートナー : 京都芸術大学、京都女子大学、一般社団法人アートハブ・アソシエーション、ONBEAT、計数技研、Dentsu Craft Tokyo、DESIGNART TOKYO、startbahn、ArtSticker
アドバイザー:山下裕二(美術史家、美術評論家)
広瀬麻美(浅野研究所・代表取締役)
前﨑信也(京都女子大学家政学部生活造形学科教授、工芸史家)
URL:https://kogei-next.jp/
■京都女子大学生活造形学科前﨑ゼミについて
京都女子大学生活造形学科では使う人、着る人、住まう人に快適な生活環境を創造するためのデザインに関する技術・知識を持った人材を養成しています。
前﨑信也ゼミでは衰退の続く日本の美術・工芸を未来に繋げるために、デザインの力を生かした多様な活動を行っています。
URL:https://www.kyoto-wu.ac.jp/career/jisseki/gakubu/zokei.html
■株式会社電通ミュージック・アンド・エンタテインメントについて
企業と音楽アーティストとのマッチングを行う「広告ビジネス」と、楽曲の著作権管理や
アーティストのプロモーションを行う「権利ビジネス」の2つを軸に、音楽で新しい価値を創造します。
住 所 〒105-7001 東京都港区東新橋1-8-1
事業内容:音楽著作権(邦・洋楽)開発・管理、アーティスト発掘・育成 レコード原盤企画制作、広告・映画・テレビ音楽企画制作、音楽イベント企画・制作・協賛作業
URL:https://www.dentsumusic.co.jp/
■古美術鐘ヶ江について
京都大徳寺総門(京都市北区)正面でギャラリーを運営。
時代屏風、近代美術工芸品、提げ物などを中心に現代美術まで多岐の分野を取り扱っています。
現代の工芸家たちと100年、200年先に古美術作品となった時に、真に誇れる作品を作ろうというプロジェクト『Japanese Sculpture Next 100 years project』にも取り組んでいます。
URL:https://japanese-sculpture.com/
■株式会社クロステック・マネジメントについて
デザイン×テクノロジーにより様々なビジネスプロタイピングを推進。
住 所 〒606-8271 京都府京都市左京区北白川瓜生山2番地116号(京都芸術大学内)
出資企業 学校法人瓜生山学園、株式会社オレンジ・アンド・パートナーズ、株式会社ABBALab、株式会社電通
事業内容: IoTクリエーターの育成・支援、スタートアップモデル事業、アーティストの育成・支援、アート作品のマネジメント、VC(ベンチャーキャピタル)
URL:http://xtech-m.co.jp/
【素材】提供元:ユニバーサルミュージック合同会社、撮影:中河原理英
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