国内で数少ないヴァイオリン製作科を設置する国立音楽院が、2 月 27 日(日)に国内の製作家による弦楽器だけを集めた展示・演奏会を宮城県加美町で開催
国内の職人の手で作られた弦楽器の音色は? 国内でも珍しい国産弦楽器だけの演奏会
2 月 27 日(日)に国立音楽院宮城キャンパス主催で、国内の職人の手によって作られた弦楽器だけを集めた展示会・演奏会が開催されます。会場は宮城キャンパスのある加美町のバッハホール。国立音楽院ヴァイオリン製作科は 20 年以上の歴史を誇り、楽器業界で活躍する卒業生・講師、さらに外部の弦楽器製作家の製作楽器を含め、全国各地から 30 台近くの楽器が展示されます。これらの展示楽器の中から、演奏家の手により特に音響の良い楽器が審査を経て選定され、それらを用いた演奏会が催されます。日本の職人により作られた弦楽器の音色を是非お確かめください。
- コンサートのみどころ
演奏家には広島交響楽団コンサートマスター佐久間聡一氏、全国のオーケストラへの客演 首席やソロ・室内楽活動で活躍される生野正樹氏(ヴィオラ)・奥泉貴圭氏(チェロ)らで 組まれる TRIO AXIS(弦楽器トリオ)をお招きします。
- <国立音楽院・宮城キャンパス>と<ヴァイオリン製作科>
宮城キャンパスを誘致した加美町の猪股町長は町内のバッハホールと国立音楽院が連携 し国内の弦楽器製作家と演奏家を繋ぐ場となり、町内に卒業生らが製作アトリエを設立し て活躍できる場を生み出すことを期待されています。
- 楽器製作の人材を育成する学校として
- ヴィオラという楽器を通してみえる国内手工弦楽器の可能性
弦楽器はストラディヴァリウスに代表されるように、海外で製作された年代物の楽器を使用するプロ奏者が多いのが現状。その中でヴィオラは新作を使用するプロ奏者も比較的多い楽器です。これは規格の決まったヴァイオリンなどに対し、ヴィオラは設計の自由度が高いことが起因しています。自由度が高い分、奏者の体格に合わせた臨む音色の楽器をつくることが求められている楽器であり、そこに手工の楽器の可能性があると注目しています。今回の展示演奏会ではヴァイオリン・ヴィオラ・チェロが出展されますが、ヴィオラをメイ ンテーマとし、出展数も最も多くなっています。
- 町内小中学校への国立音楽院アウトリーチ・スクールコンサート
<音楽は一部のひとだけのものではない。>国立音楽院の理念の一つです。楽器は人間の生み出した最高のコミュニケーションツールだと考えます。より高い芸術性への追求とともに、音楽の喜びを皆で共有する取り組みの両立こそが国立音楽院の目指すところです。
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【展示会・演奏会概要】
日時:2022年2月27日(日) 13:30開演 (11:00 開場 出展楽器展示・試奏スペース )
会場:中新田バッハホール
入場料:全席自由 ¥2,500(当日 ¥3,000)
*チケットは「チケットピアでのご購入」又は「国立音楽院宮城キャンパスへお問合せ」でのご予約も承ります。
チケットピアでのご購入:https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2134001
チケットぴあ pコード 208-137
チケットに関するお問合せ:080-8043-2348(担当 安富)
▼展示会・演奏会詳細ページ
https://kmamiyagiv.exblog.jp/
▼国立音楽院宮城キャンパス公式サイト
https://kma-miyagi.com/
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