東北大発AI認知症対策プログラムのコグスマート、卓球スクール事業のタクティブと事業提携
~身体と脳の健康づくり活性化を目指し、シナジー創出へ~
このたび、卓球スクールを展開する株式会社タクティブ(本社:東京都港区、代表取締役社長:駒井亮、以下タクティブ社)と9月28日(水)に事業提携契約を締結したことをお知らせいたします。
[1] ⽇本法弁護⼠・英国法弁護⼠(Solicitor in England and Wales)/東北⼤学加齢医学研究所 分野研究員
[2] 東北⼤学加齢医学研究所 教授 医師・医学博士/東北⼤学スマート・エイジング学際重点研究センター 副センター⻑
■業務提携の目的
内閣府発表の「令和4年版高齢社会白書」によると、日本の高齢化率は28.9%に達しており、平均寿命は男女ともに80年を超えています。今後も高齢化率は上昇を続けると推測されており、健康寿命(健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間)の延伸は重要な社会課題の一つとなっています。
そのような中、BrainSuite®は働き盛り世代を含めた早期段階から脳ドックで用いる頭部MRI画像から認知機能低下リスクを可視化し、脳の健康維持・改善方法と将来の認知症の予防方法を提示しています。認知症リスクと関連する脳の萎縮や認知機能の低下は30代で生じていることが分かっていますが、30代から40代の脳ドック受診者は少ない傾向にあります。
そこでCogSmartは、「脳の健康」に対する意識向上を積極的に推進する活動の一環として、幅広い世代の会員を有するタクティブ社との事業提携に至りました。
今後は、タクティブ社との間で、身体と脳の健康づくりに繋がる取り組みを進め、互いのサービスの品質向上や認知度向上を進めていく予定です。
■株式会社タクティブ 会社概要
代表者:代表取締役社長 駒井亮
資本金:3,000万円
本社:東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル17階
URL:https://www.tactive.co.jp/
■CogSmartが開発したAI解析による認知症対策プログラム「BrainSuite®」
認知症で最も多いアルツハイマー型認知症は、遺伝的素因のみならず、食事、運動、睡眠、ストレスなどの生活習慣要因が重なって発症する、いわば「生活習慣病」であることが判っています。最新の研究では、個人の生活習慣などの改善や努力で変えられる認知症リスク要因は、おおよそ40%を占めると言われています※。アルツハイマー型認知症は、顕著な脳萎縮を特徴としており、脳の中でも海馬の萎縮は早い人では30代から始まり、生活習慣要因によっては加齢性変化以上に萎縮が加速します。認知症予防を効果的に考える場合、30代や40代といった早期段階から生活改善をスタートすることが非常に大切です。※Lancet. 2020 Aug 8;396(10248):413-446
「BrainSuite®」は、頭部MR画像のAI解析技術等を利用することで海馬の体積や萎縮程度を測定・評価し、同性・同世代と比較した脳の健康状態を可視化します。受診者にはBrainSuite®専用My Pageが用意され、脳の健康維持・改善方法についてアドバイスを提供します。
30代から70代の幅広い年齢層を対象に、「生涯健康脳」の実現を最新の脳医学の観点からサポートする認知症対策プログラムです。
URL:https://www.brainsuite.jp/
■株式会社CogSmart 会社概要
設 立:2019年10月
代表者:代表取締役社長 樋口 彰、代表取締役 瀧 靖之
本 社:東京都千代田区平河町1-6-4
URL:https://www.cogsmartglobal.com/
事業概要
脳機能に関する研究開発、脳科学・医学的エビデンスに基づくデータサイエンス事業
認知症の実効的な予防その他機能の改善及び維持のためのソフトウェア医療機器・ヘルスケア機器の製造・販売事業、上記に関するデータサイエンス事業 など
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