循環型社会のモノづくりへ―特殊加工技術「Makeup Tect(メイクアップテクト)」が拓く新たな未来
株式会社ユニソンは、再資源化した原材料を活用する循環型のものづくりへの移行に着手し、その中軸となる技術の一つとして、特殊加工技術「Makeup Tect(メイクアップテクト)」を開発しました。
主力製品の原材料である珪砂をはじめとした天然資源の将来的な枯渇は、事業に直結するため強い危機感を持っています。
このことから、再資源化した原材料を骨材に使う、サイクル型のものづくりへの移行に着手し、その中軸的な技術の一つとして、特殊加工技術「Makeup Tect(メイクアップテクト)」を開発しました。
地産地消の原点に立ち返り、遠方の鉱山を採掘する作業を不要化できれば、運搬時のCO2排出削減といった形でも環境負荷を低減できると考えています。
Makeup Tect特設ページ:https://bit.ly/3YrqOfB
この技術はコンクリートによる物性の変化を抑え、どんな色や素材の骨材がベースになっても、表面に出てくる質感を思いのままにできる技術です。
2023年4月、この技術をほどこした商品として、ミュゼオ ONEを発売しました。ニュートラルなベースカラーに濃淡のある点描加工で自然な風合いを表現しています。
「Makeup Tect(メイクアップテクト)」により、さまざまな素材に新たな意匠表現が可能になります。さらに、経年による色の変化を抑制し、長期間にわたって上質なカラーを保つことができます。また、水分の浸透を抑えるため、濡れ跡やカビなどが付着しづらく、お手入れが簡単になる特徴もあります。
SDGsの推進─ブロック業界の転換を図る
世界中でSDGs達成に向けた取り組みが進む中、ブロック業界も今までのように「天然の原材料を調達し、作ったら売って捨てる」という一方通行なものづくりを続けていく事は難しくなります。
わたしたちは以前から、自社の廃棄ブロックを砕いて再生骨材として活用していますが、今後は再生骨材の活用をさらに進めるため、リサイクル砕石のノウハウを持つ産業廃棄物処分事業者をグループに迎え、3R(Reduce:減らす Reuse:繰り返し使う Recycle:再資源化する)に積極的に取り組みます。
こうした施策を契機として持続可能な事業モデルへの移行とSDGsの推進に対する意識を業界内に浸透させていきます。
Makeup Tect特設ページでは3Rに向けての取り組みをさらに掘り下げた、開発部門の取締役インタビューや、開発者のクロストークを8月下旬に掲載予定です。
Makeup Tect特設ページ:https://bit.ly/3YrqOfB
2000万年先の未来を考える
まずは、わたしたち一人ひとりが持続可能な事業モデルへの一歩を進めます。その表れとしてユニソンで働く、さまざまなセクションの従業員が、想いを届けます。これからの、循環型社会のために人と技術を育ててゆきます。
雨水が地下水になるまで20年。
種子が木材になるまで50年。
砂や泥が岩石になるまで2000万年。
わたしたちに身近な天然資源は、長い年月をかけて生まれるものばかりです。
なかでも、エクステリアでよく用いられる天然石の基となる岩石は途方もない歳月が必要となります。
だからこそユニソンは特殊加工技術「Makeup Tect(メイクアップテクト)」から循環型社会を目指します。
その新たな一歩は、2000万年先の未来を考えたものでありたい。
挑戦が未来への扉を開く
循環型社会のためにできることを、ゼロベースで考える。私たちはそんな覚悟をもって、挑戦を始めています。
特殊加工技術「Makeup Tect(メイクアップテクト)」は、その挑戦のひとつであり、これから始まる未来への扉を開くものです。
Makeup Tect特設ページ:https://bit.ly/3YrqOfB
会社概要
会社名:株式会社ユニソン
本社所在地:愛知県豊田市駒場町藤池17番1
設立:平成3年11月1日
代表取締役:浅岡 直人
事業内容:ガーデンエクステリア事業、ランドスケープ事業、温熱環境デザイン事業
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