インドネシア総研、医療従事者アシスタント協会(PATKESINDO)と戦略的パートナーシップを締結。 若手医療人材の「国際キャリア支援」と「循環型エコシステム」構築へ
~1,500名超が集結した全国学術集会にてMoU調印。単なる人材送り出しに留まらず、帰国後の起業支援まで見据えた“パートナー育成”モデルを提唱~

株式会社インドネシア総合研究所(本社:東京都渋谷区、代表:アルビー、以下「インドネシア総研」)は、インドネシア医療従事者アシスタント協会(PATKESINDO)との間で、医療人材育成に関する包括的な覚書(MoU)を締結いたしました。
本提携により、インドネシアの若い医療人材(特に医療系高校SMK卒業生)に対し、日本語・技術・職業倫理を含む総合教育を提供し、日本をはじめとする国際舞台での活躍を支援する体制を強化いたします。
■提携の背景:1,500名が熱狂した「全国学術集会」
2025年11月、インドネシア・ソロにてPATKESINDO主催の「全国学術集会」が開催されました。会場にはインドネシア全土から1,500名以上の医療関係者が集結。保健省、協同組合省、内務省、教育文化省といった主要省庁や教育機関も登壇し、国を挙げてのビッグイベントとなりました。 国内での医療人材配置に課題が残る中、若手人材の海外進出(国際キャリア)への関心はかつてないほど高まっています。
■Soken-Schoolが提示する「プロフェッショナルへの道」
イベント内の「キャリア機会情報」セッションでは、弊社現地法人の語学教育部門長アウリアが登壇。弊社運営の専門訓練機関「Soken-School(総研スクール)」のビジョンについて、代表アルビーのメッセージを代読しました。
「インドネシアの医療系高等学校(SMK)卒業生には、世界で活躍できる潜在力があります。
PATKESINDOとの連携により、質の高い研修や合法的なプログラム、継続的なサポートを通じて、より多くの若手が国際キャリアに踏み出せることを期待しています。」
また、標準化された訓練カリキュラムと一貫した伴走支援が国際競争力の向上に不可欠であると強調しました。
■独自ビジョン:労働者ではなく“未来のビジネスパートナー”へ
本提携の最大の特徴は、人材育成のゴールを「日本への就労」だけで終わらせない点にあります。弊社は以下の長期ビジョンを掲げ、会場から大きな賛同を得ました。
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投資会社としての関わり:弊社は人材を送り出すだけでなく、投資会社としての側面も持ちます。
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帰国後の起業支援:日本で経験を積み帰国した人材と共に、クリニックやレストランなどの事業を立ち上げる計画です。
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対等なパートナーシップ:彼らを単なる労働力としてではなく、将来の共同事業者(パートナー)として育成します。
■MoU締結による具体的な支援内容
本MoUに基づき、両者は以下のプログラムを共同で推進します。
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日本語集中訓練:医療現場で通用する語学力の習得。
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日本基準の技能訓練:日本の医療・介護現場に即した実務トレーニング。
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職業倫理・労働文化教育:日本で円滑に働くためのマインドセット教育。
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安全な渡航スキームの確立:受入企業との公式ルート構築および行政手続きの完全サポート。
■政府機関からの期待
登壇したインドネシア政府関係者(保健省、教育文化省 等)からは、医療系高校卒業生のキャリアパス拡充は「国家的課題」であるとの認識が示され、本プロジェクトがその解決策として機能することへの強い期待が表明されました。
■今後の展望
インドネシア総研は、PATKESINDOとの連携を起点に、安全で透明性の高い「医療人材循環型エコシステム」を構築してまいります。 日本の医療・介護現場の人手不足解消と、インドネシアの若者のキャリア形成を同時に実現する本モデルに関心をお持ちの企業・医療機関様は、ぜひお問い合わせください。
【開催・提携概要】
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イベント名:PATKESINDO主催 全国学術集会
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開催地:インドネシア・ソロ
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提携パートナー:インドネシア医療従事者アシスタント協会(PATKESINDO)
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後援・登壇:インドネシア保健省、協同組合省、内務省、教育文化省 他
【株式会社インドネシア総合研究所について】
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代表者:アルビー
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所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷4-27-1 VORT神宮北参道Ⅱ 10F(旧神宮外苑ビル)
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事業内容:インドネシアの市場調査、会社設立支援、コンサルティング、プロモーション支援、通訳翻訳、人材、M&A支援
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社インドネシア総合研究所
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