【大企業管理職に聞くZ世代マネジメントのホンネ】約8割がZ世代社員との関わりに「悩み」あり 2位の「落ち込みやすい」を抑え、1位となったのは?
〜また「脱・年功」が進む中、年功序列には「賛成」6割「反対」4割に。両者の理由とは?〜
ActionCOACH東京セントラル株式会社(https://actioncoach-japan.jp/tokyo-central/)は、Z世代のマネジメントに携わっている、大企業(従業員数1,000名以上)の中間管理職(部長・課長・係長・課長補佐相当)101名を対象に、Z世代のマネジメントに関する実態調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。
- 調査サマリー
- 調査概要
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年11月21日〜同年11月22日
有効回答:Z世代のマネジメントに携わっている、大企業(従業員数1,000名以上)の中間管理職(部長・課長・係長・課長補佐相当)101名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「ActionCOACH東京セントラル」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://actioncoach-japan.jp/tokyo-central/
- 6割以上が「年功序列」に賛成の実態
・賛成:24.7%
・どちらかといえば賛成:35.6%
・どちらかといえば反対:23.8%
・反対:13.9%
・わからない/答えられない:2.0%
- 理由として57.4%が「キャリアプランが立てやすくなると思うから」と回答
・キャリアプランが立てやすくなると思うから:57.4%
・評価基準がわかりやすくなるから:52.5%
・帰属意識が高まり、定着率が向上すると思うから:50.8%
・年齢とともに生計費も増えると思うから:32.8%
・年下が上司だと気苦労するから:31.1%
・収入が安定するから:29.5%
・その他:3.3%
ー57歳:経験値が必要な業務が多いから
・わからない/答えられない:1.6%
- 一方で反対理由として、68.4%が「不必要な人件費の削減に繋がると思うから」との声
・不必要な人件費の削減に繋がると思うから:68.4%
・必ずしもベテラン社員ほど活躍できる現代ではないから:50.0%
・若手のモチベーションが上がらないと思うから:47.4%
・若手の積極性や主体性が育たないと思うから:34.2%
・業務に対するマンネリ感が生まれると思うから:34.2%
・早期退職を促す企業が増えているから:28.9%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:7.9%
- 約8割が「Z世代社員のマネジメント」に悩んだ経験あり
・かなりある:31.7%
・ややある:45.5%
・あまりない:16.8%
・全くない:4.0%
・わからない/答えられない:2.0%
- 66.7%から「働くことに対する意識や価値観が違う」との声
・働くことに対する意識や価値観が違う:66.7%
・心が折れやすく落ち込みやすい:56.4%
・ジェネレーションギャップが大きい:52.6%
・上下関係の意識が低い:37.2%
・ハラスメントの基準がわからず、接しづらい:34.6%
・安定志向が強く、挑戦を避ける:30.8%
・成長が遅い:23.1%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:2.6%
- 82.1%がZ世代社員に対して「コーチング」を実践
・はい:82.1%
・いいえ:13.9%
・わからない/答えられない:4.0%
- Z世代社員のマネジメントに関して、82.1%が意識していることあり
・かなりある:28.6%
・ややある:53.5%
・あまりない:14.9%
・全くない:1.0%
・わからない/答えられない:2.0%
- Z世代社員のマネジメントでは、約6割が「業務についての丁寧な指導」や「プライベートへの価値観を大切にしている」を意識
・業務について丁寧な指導をしている:68.7%
・プライベートへの価値観を大切にしている:55.4%
・失敗したり傷ついたりしないようなケアをしている:50.6%
・業務内外のコミュニケーションを重視している:49.4%
・叱らないようにしている:26.5%
・興味関心の高い分野から仕事を任せている:25.3%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
- 他にも「彼らの考え方を理解し、決められた時間内に仕事を済ませる様指導している」や「目標を一緒に考える」などを意識する声も
<自由回答・一部抜粋>
・53歳:Z世代だからといって特別扱いする必要は無い。彼らの考え方を理解し、決められた時間内に仕事を済ませる様指導している。
・46歳:目標を一緒に考えるようにしてます。状態目標をイメージさせ行動目標を具体的にしていきます。そして、一緒に進捗確認をしてほったらかしにしないように気にかけていきます。
・57歳:主張や考え方を最初にできるだけ聞き出すようにしている。
・54歳:キャリアは自分で考え実践していく、将来求められるキャリアは想定不可故、柔軟に考えるべきと意識させる。
・56歳:実例にもとづいて、説明するようにしている。
・53歳:あまり細かい事まで指示はしないようにしています。また、出してきた結果にまずは感謝した上で、次の指示をだすように心掛けています。
・59歳:何事にも興味を持たせる。
・42歳:多様性の価値観を尊重している。
- 新年度に入社する23卒社員に対し、65.3%が「物事に進んで取り組む主体性」を期待
・物事に進んで取り組む主体性:65.3%
・目標・目的に対して確実に行動する実行力:42.6%
・新しい価値を生み出す創造力:38.6%
・課題解決に向けた計画力:36.6%
・自分の意見を伝える発信力:31.7%
・相手の意見を丁寧に聴く傾聴力:30.7%
・現状を分析し目的や課題を明らかにする課題発見力:29.7%
・ルールを守る規律性:25.7%
・他人を巻き込む働きかけ力:23.8%
・周囲や物事との関係性を理解する状況把握力:20.8%
・価値観の違いを理解する柔軟性:18.8%
・ストレスに対応するストレスコントロール力:17.8%
・その他:1.0%
・特にない/採用しない:4.0%
・わからない/答えられない:2.0%
- まとめ
Z世代のマネジメントに携わる中間管理職の6割以上が「年功序列」に賛成しており、理由として「キャリアプランが立てやすくなると思う」や「評価基準がわかりやすくなる」が最も多い意見でした。また、約8割が「Z世代社員のマネジメント」に悩んだ経験を持ち、主な要因としてZ世代は「働くことに対する意識や価値観が違う」という声が多数挙がりました。
さらに、中間管理職の8割以上がZ世代社員に対して「コーチング」を実践すると同時に、マネジメントにおいても「業務についての丁寧な指導」や「プライベートへの価値観」を意識していることも明らかになりました。
「年功序列」に慣れた世代においては、指標としやすいなどで「年功序列」に賛成意見が多い一方で、長く続く「年功序列」を見直し、若手を管理職などに抜てきする動きが大企業を中心に広がっていることからも、「脱・年功」に賛同する中間管理職も増えてきている傾向が伺えました。新たな世代を迎え入れる中間管理職としては、仕事や物事に対する考え方のギャップも感じられることから、今までの育成ルールからシステムを変える必要性を実感しているのではないでしょうか。若手社員が長く居心地よく働いてもらう環境を整えるためにも、若手社員の価値観をよく理解した上での「コーチング」が益々必要になってくるのではないでしょうか。
- ActionCOACH東京セントラルについて
全世界で毎週15,000社以上の企業にコーチングを行い、世界の最新の成果事例を取り入れ、企業の加速的成長を支援します。
私たちは企業を6つのステージに分け、それぞれのステージごとでぶつかる壁・課題を明確化し、それを乗り越える計画の策定、そして運用のサポートを行っています。
コンサルティングと言ってもいいほどの豊富なノウハウに、コーチングテクノロジーを加えることで圧倒的な企業力・企業収益の向上、持続的な成長企業の実現を目指す経営者のお手伝いを行います。
今、取り組むべき『本当の課題』を明確化する最大90分のお試しコーチング(無料・ZOOM)もご提供しておりますので、ご興味をお持ちの経営者様がおられましたらお気軽にお問い合わせください。
https://actioncoach-japan.jp/tokyo-central/
- 会社概要
設立 :2017年1月25日
代表取締役:大竹通孝
所在地 :東京都港区新橋1丁目18番21号第一日比谷ビル8階
事業内容 :コンサルティング
URL :https://actioncoach-japan.jp/tokyo-central/
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