一般社団法人スタートアップエコシステム協会、東京都が運営する「多様な主体によるスタートアップ支援展開事業(TOKYO SUTEAM)」の協定事業者として採択

スタートアップの急成長に必要な理想の組織を戦略的に作り出すための、これまでにない新しい支援環境を構築します。

一般社団法人スタートアップエコシステム協会(東京都渋谷区、代表理事 藤本あゆみ)は、2023年9月28日、東京都より、都が推進する「未来を切り拓く10×10×10のイノベーションビジョン」実現に向け今年度より開始した「多様な主体によるスタートアップ支援展開事業(TOKYO SUTEAM)」の協定事業者に選定されました。
当協会は東京都と協定を締結し、人事システム開発やコンサルティングを手掛けるAlmoha社(本社:東京都、代表:柄沢 聡太郎)と共に提供する組織開発支援プログラムを通じて、国内外スタートアップの事業成長と企業価値向上に貢献します。

  • 採択内容について

TOKYO SUTEAMは、多様な主体による多彩なスタートアップ支援策の実施を後押しするために東京都によって運営されている事業です。当協会は協定事業者として、人材・組織の課題に直面して成長に苦しむスタートアップに対し、国内はもちろん、グローバルに事業成長するための支援環境を構築します。

スタートアップは成長の過程で、様々な人材・組織開発上の課題に出会いますが、通常普及している一般企業の組織開発のノウハウや理論は、急成長するスタートアップには適用されないため、どのように対応すべきか経営者が判断できず、スタートアップが成長する上でボトルネックとなることが多くなっています。本事業では、様々なスタートアップ支援企業との連携を持つ当協会の運営体制を活かし、スタートアップの急成長に必要な理想の組織を戦略的に作り出すため、これまでにない新しい支援環境を構築します。本事業を通して、東京のスタートアップエコシステムの強化、スタートアップの創出と成長に貢献し、エコシステム全体でスタートアップの事業成長を目指します。

出典:エコシステム緊急アンケート調査(2022年5月、一般社団法人スタートアップエコシステム協会実施)


  • 急成長するスタートアップの組織開発手法を議論する「Startup Culture LAB.」

スタートアップの成長に必要なイノベーションを推進する人材・組織開発にフォーカスした、学びと知見を広くシェアする研究プロジェクトです。より良いスタートアップカルチャーを醸成するための12のテーマを設定し、1部は毎回スタートアップの人事や組織開発に係るゲストをお招きしたオープンなトークセッション、2部はスタートアップの経営層や人事責任者が「研究メンバー」として集まり、具体的な組織課題についての解決策を検討し実践するクローズドワークショップを開催します。


Startup Culture LAB. 開催実績

#01 共感を高める、スタートアップの ミッション・ビジョン・バリュー

#02 組織と個人の能力を最大化する「目標管理」の失敗と成功

#03 従業員のエンゲージメントを高める経営陣のコミュニケーション

#04 採用に強い組織のカルチャーや施策とは?

#05 ポテンシャルを引き出し、キャリアを形成する人員配置やアサイン

※Startup Culture LAB. 開催イメージ

次回開催案内

10月23日(月) 18:30 - 19:30 @Plug and Play Japan

Startup Culture Lab. #06 即戦力を育てるオンボーディングとは

https://seaj-culturelab06.peatix.com/

第6回のテーマは、組織を強くする最適なオンボーディング。前回(#05)に続き、専門性の活用、オンボーディングに関して議論します。新しく組織に入ったメンバーに対して、配属先ですぐに成果を出せるようにしたり、新入社員が正しいスタートを切れるようにしたりするための「オンボーディング」は、人材の定着や従業員のモチベーション向上など、企業だけでなく従業員側にもメリットがあります。オンラインだけのバーチャルチームや多国籍チームへの新たなメンバーの参入なども含め、人が新しい集団に参加する際の問題について、実際に組織のオンボーディングに関わっている有識者をゲストにお招きしたトークセッションを行います。


  • スタートアップの人材・組織を定量的に分析できる組織診断ツール「Startup Culture Survey」

人口が減少し市場が縮小する日本において、これからの組織は、イノベーションによる非連続な成長を目指す必要があります。そのためには、ジョブ型雇用により高度な専門性を取り込み、多様性により化学反応を起こし、プロジェクトベースでフラットに働くなど、変化に対応できるスタートアップカルチャーを目指さなければなりません。
組織課題を特定するための組織開発ツール「Startup Culture Survey」は、「スタートアップらしい組織カルチャーとは何か」を定義した12のテーマに基づき策定した36の診断項目をもとに、急成長するスタートアップに必要な組織カルチャーになってるかを把握し、組織の強みと課題を浮き彫りにします。自社の診断結果をもとに、自組織の課題を経営陣・人事担当が把握することで、低いスコアがあった場合に何をすればいいかが端的に把握できるため、人材・組織の課題に直面して成長に苦しむスタートアップが事業成長するため具体的な施策に役立てることができます。

人事システム開発やコンサルティングを手掛けるAlmoha社が提供する「組織カルチャー診断」をベースに、スタートアップエコシステムに携わるあらゆるプレイヤーがより活用でき、高度な組織分析を行えるシステムを開発します。開発はグローバル化を前提に進め、グローバルで活躍する世界中のスタートアップの組織カルチャーのデータ収集し、ベンチマークとして今後のスタートアップ支援に活用することができます。


診断結果イメージ


  • TOKYO SUTEAMについて

東京都では、令和4年11月に「Global Innovation with STARTUPS」を策定し、東京が中心となって挑戦者が希望を持って活躍できる社会の実現に向けて、「異次元」のスタートアップ戦略の展開を図っています。本事業は、東京都と多様な支援者の連携による多彩なスタートアップ支援の展開とその支援者同士のネットワーク化をもって、東京のスタートアップ・エコシステムの強化、ひいてはスタートアップの創出と成⾧を促進することを目的としています。


TOKYO SUTEAM公式サイト

https://tokyosuteam.metro.tokyo.lg.jp/


  • 会社紹介

団体概要:一般社団法人スタートアップエコシステム協会

https://startupecosystem.org/

一般社団法人スタートアップエコシステム協会は、日本でスタートアップが数多く産まれ、成長し、最終的には経済発展に貢献できるような環境・生態系(エコシステム)を実現することを目標として設立しました。スタートアップを支援する立場の人たちが相互に有機的につながり、これまでにないスピード感をもって、まさにスタートアップのように活動を進めています。スタートアップの成長に最も重要な、組織・人材、ファイナンス、グローバル・ダイバーシティの3つの課題にフォーカスしたワーキンググループや、大規模イベントの開催、個別の課題解決に向けた勉強会や、ダイバーシティ調査など、様々な支援企業と連携して活動しています。


会社概要:Almoha LLC

https://almoha.com/

Almoha LLCは、a little more happyをミッションに、はたらく時間をもっと楽しいものにし、周りの人たちを今より少しでも幸せにしたいという想いと共に創業しました。楽しくはたらき大きな成果を挙げるには、一人ひとりが仲間と連携しながら自律的に行動することが欠かせません。そうした「自律型組織」をつくるため、人材データマネジメントを民主化し、誰もが人材データを有効に活用できる環境を提供します。人事システムの開発や、組織カルチャー診断の提供、それらを活用した組織コンサルティングを手掛けています。



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会社概要

URL
https://startupecosystem.org/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー15階
電話番号
-
代表者名
藤本あゆみ
上場
未上場
資本金
-
設立
2022年03月