“人工芝の再利用“(※1)でゼロエミッションに貢献(※2)
セガサミー野球場のリニューアル工事が完成
https://www.ntssports.co.jp/news/sega-sammy-baseball/
※1:セガサミー野球場のサブグラウンドに採用
※2:人工芝の再利用を通じて産業廃棄物を56%縮減
世界中で建設廃棄物の発生は大きな問題となっています。日本体育施設では資源化できる廃棄物を再利用し、建設廃棄物の縮減を推進しています。限りある資源を循環利用することで、温暖化やゴミ問題などによる自然環境への負担を削減し、誰にとってもやさしく、持続可能な社会の創造に貢献します。
人工芝の再利用
スポーツ用人工芝は10~15年でリニューアル工事が行われ、野球場外野の場合で大凡400㎥の産業廃棄物が発生します。内野練習等に使用するセガサミー野球場のサブグラウンドは、改修前は降雨後にぬかるみ、使用できない土のグラウンドでした。日本体育施設は、処分されてしまう人工芝の再利用で“降雨後もすぐにプレイできる環境整備“を提案し、全天候型のグラウンドを実現しました。人工芝の下地はアスファルト舗装を施工し安定性にも優れています。本工事では、処分される人工芝のうち56%を再利用し、廃棄物を縮減しました。
人工芝の再利用工事 実績
■早稲田大学東伏見キャンパス安部球場(硬式野球場)
https://www.ntssports.co.jp/news/waseda-university-higashifushimi-baseball-stadium-2020/
■拓殖大学八王子国際キャンパス総合グラウンド陸上競技場
https://www.ntssports.co.jp/news/takushoku-university-hachioji-campus-af-2020/
施設概要
社会人野球チーム「セガサミー硬式野球部」が練習場として使用する、八王子市にある球場。
両翼100m、中堅120m、内野は黒土混合土、外野はロングパイル人工芝。
野球場で使用する人工芝は、「充填材の飛散によるバウンドした打球の見づらさ」「まぶしさ」「打球の不安定性」などの問題が、長年指摘されてきました。日本体育施設株式会社では、これらの問題を解決するため、人工芝のパイル(※3)に特殊カールを施した野球専用人工芝を外野部分に整備。また、マウンドやバッターボックスはプロ野球でも導入されている専用クレイで整備を行いました。
※3:人工芝の葉の部分。スポーツ用人工芝は基布とパイルにより構成された人工芝にクッション性を高めるゴムチップや砂等を充填して使用する。
日本体育施設 ゼロエミッションへの取り組み
「企業価値を高め、心身ともに健康で豊かな社会の進歩発展に貢献します」を企業理念に掲げている日本体育施設は、人工芝の他、天然芝やウレタン舗装のリニューアル工事においても産業廃棄物の縮減に取り組み、ゼロエミッションへ貢献します。
会社概要
日本体育施設株式会社
本社所在地:東京都中野区東中野3-20-10
設立:1971年5月10日
事業内容:スポーツ・レクリエーション施設の
総合建設、管理・運営
代表取締役社長:越後 幸太郎
URL:https://www.ntssports.co.jp/
セガサミーホールディングス株式会社
本社所在地:東京都品川区西品川一丁目1-1
住友不動産大崎ガーデンタワー
設立:2004年10月1日
事業内容:総合エンタテインメント企業グループの
持株会社として、グループの経営管理及び
それに附帯する業務
代表取締役社長グループCEO:里見 治紀
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像