山陰合同銀行、ダイナトレックの仮想データ統合ツール「DYNATREK®︎」を導入
同行の DX 戦略を推進するデータ検索基盤として利用を開始
現在、山陰合同銀行では、「ビジネス」「オペレーション」「IT」「データ」「組織・人材」というあらゆる領域でDXを推進しており、本システムは特に「データ」の領域におけるDX施策の1つとして導入されたものです。本システムの構築は、2023年5月に着手、同月より要件定義を開始し、10月2日より稼働を開始いたしました。構築作業は山陰合同銀行ならびにダイナトレックが行っています。
DYNATREKは、金融機関向け BI のトップベンダーとして、約30行の地方銀行の全社的な BIシステムに採用されています。
DYNATREK 導入の背景
山陰合同銀行では、中期経営計画で戦略分野と位置付けるDX分野において「データの利活用」を推進し、全行的にデータが共有・可視化され、その利活用が浸透するよう取り組みを進めています。今般、この取り組みの一環として、DYNATREKにより、お客様との取引内容や提案の状況などさまざまなデータを一元的に把握できる仕組みを構築しました。これにより、同行はお客様ごとのニーズに即した適切な提案を行うとともに、お客様からのお問い合わせなどに、より迅速に対応していきます。
本システムの特徴
本システムは、山陰合同銀行が新たにクラウド上で構築を進めているデータ分析基盤と、従来から活用している融資統合データベースに接続します。本システムは、さまざまなデータソースに格納されたデータを一つの画面に表示することができます。お客様ごとの取引内容や提案状況を一元的に把握することができる「顧客情報照会」機能などを提供します。
【図:DYNATREK によるデータ一元化の仕組み】
今後の展開
現在、山陰合同銀行では行員自らがDYNATREKを活用して、データ利活用の活性化を継続して実施するための態勢整備を進めています。今後、ダイナトレックは、同行の本システム上でのコンテンツ作成および人材育成を継続的に支援していきます。
DYNATREK について
仮想データ統合ツールDYNATREKは、当社グループが1980年代より開発を進める「仮想統合技術」(日米特許取得済)を用いた製品です。現在、DYNATREKは日本国内の約30行の地方銀行・第二地方銀行に導入されており、金融機関のほか、通信事業者・官公庁・製造業などのお客様において、大規模な統合情報基盤として利用されています。
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